今回の地震を踏まえて、国の指示に従って、以下のような対応を行っています。
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/31...
正直なところ、電力会社が発表する「地震への備え」は当てになりません。大嘘つきだからです。
例えば、危機にある福島原発についても、これまでこう発表されていました。
Q.津波に対して発電所は大丈夫ですか?
原子力発電所の津波評価においては、「安全設計審査指針」,「原子力発電所の津波評価技術(土木学会)」の考えに基づき、敷地周辺で過去に発生した津波はもとより、過去最大の津波を上回る、地震学的に想定される最大級の津波を数値シミュレーション解析により評価し、重要施設の安全性を確認しています。
具体的には、数値シミュレーション解析により求まった津波の最高水位に満潮時の水位を加えた水位においても、重要な施設の運転に支障のないこと、また、津波の最低水位から干潮時の水位を差し引いた水位においても原子炉の冷却に支障のないことを確認しています。
「大丈夫」なはずで「津波も地震も耐えられる」はずなのに、今回見事に打ち破られたではないですか。
それなのに、唯一事前想定ができる東海地震の影響をもろに受ける立地で、安全なわけがないじゃないか。福島さえ不可能だったのに、この場所で「安全」が作り出せるわけが絶対ない。
仮に地震が発生しても、その場合の事故は、福島どころでは済まされない。
浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る:MyNewsJapan
脱線しましたが、「耐震性と津波への対応」の答えですが、
・震度6強 を想定した訓練(→東海地震はM8級)
・2〜3年後に15メートル超の防波壁を作る(仮)
・そもそも6〜8メートルの高さにあるから大丈夫だし、60cmの砂丘もある
・3時間だけ動く非常用発電機を2台配備
・600〜1000Gal の最大耐震強度(→新潟の直下型地震では1500Galを記録したことも)
これで中部電力は「直下型も津波も大丈夫」だと言ってます。
原発から脱却するのは難しいことです。けれど浜岡原発だけは別です。停止すべきだ。
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