ゴールデンウィークも終わり、季節はこれから夏へとまっしぐら。
朝夕は涼しくても、日中は汗ばむ日もずいぶんと増えてきましたね。
この時期に楽しみなのが、お店に並ぶ初夏の野菜や果物と、それをアレンジしたコンフィチュールです。
コンフィチュールとは、フランス語でジャムのことです。
すなわち「コンフィチュール=ジャム」ということになりますが、昔からおなじみのジャムとの違いは、まずは素材の面白さです。
フルーツだけではなく、ハーブや野菜!そしてスパイスや紅茶にお酒も使われることもあり、また素材も一種類ではなく
二種類以上を組み合わせて楽しんだりもします。
また素材のフレッシュな持ち味を生かすために、形状もゆるゆるとしたジュレ状だったり、素材も、ゴロリと大きめに
カットされているのが特徴的な、まさにそのまま食べても美味しいジャムですね。
娘が生まれてしばらくしてから、小さな子どもも連れていけるお店を探していたところ、ママ友達から教えてもらったのが、
ベビーカーのまま入れる子連れ歓迎のカフェでした。
保育園に通う娘さんをお持ちのママが始めた喫茶店(カフェ)で、一食で30品目が取れるランチがあったり、
大人向けのメニューの他に、離乳食やキッズメニューもある素敵なお店です♪
その入り口から入ったすぐのところに、置いてあったのが自家製の季節のフルーツを使ったコンフィチュールでした。
パイン&はちみつ、オレンジ&パイン、バナナ&グレープフルーツといった具合に、複数の素材を組み合わせてあり、
色の美しさも秀逸です。
すべて自家製ということで、何度か通ううちに、作り方も教えていただきました。
先日、初夏が旬の、小粒の紅ほっぺが沢山手に入ったので、いちごとはちみつのコンフィチュールを作ってみました。
ジャムほど煮詰めないで、ちょっとゆるめに粒の形ものこしたまま・・・はちみつで甘さを補うので、砂糖は使いません。
《材料》
・ いちご700g(2パック分)
・ はちみつ150g(甘いのが好きな方は倍以上入れてもいいですが、入れすぎると蜂蜜の味が強くなりすぎるので要注意。)
・ レモン汁 1個分
(お砂糖を使う場合いちご500gに対して同量~400g(約80%)ぐらいにすると市販品の甘さに近づき、日持ちします。
300g(60%)でやや甘さ控えめ、250g(50%)で控えめ、200g(40%)ではかなり控えめ、100g(20%)になると
微糖、0gで無糖、つまり素材の味そのままです。
いちごは無糖でもいちごの甘さだけで、充分食べられます。
今回はちみつを使ったのは、まろやかで奥の深い味やキレイな照りが出るので、できあがりの味がワンランクアップするからです。
またはちみつの自然な甘みは果実によく合います♪
今回使ったいちごは約700g(2パック分)です。
いちごは水に濡れると白くふやけたような感じになり、できあがりの色にも影響します。
そのため洗った直後に、丁寧に水分を拭き取ります。
鍋はステンレスか琺瑯鍋、もしくは土鍋を使います。アルミ鍋は避けましょう。
大きさは、沸騰してもふきこぼれないように、ある程度余裕があるものを。
鍋にいちごを入れ、はちみつをかけます。いちごに万遍なく、はちみつがかかるようにしましょう。
(砂糖を使う場合、グラニュー糖を使い同じく全体にかかるようにかけます)
次にレモン汁をふりかけ、ふたをして、そのまま半日ほど置きます。
半日置くと、いちごから汁が出てきて、浮かぶほどになり、いちご自身もふやけて少し透明感が出ます。
その鍋を中火にかけると、あくのような泡が沢山出てきます。
これらを丹念に取りますが、捨てないで、器に貯めて行くと、本当の灰汁だけが、上に残り、
下の部分にいちごソースのような物が溜まります。上の灰汁だけを捨て、ソースは他の物に使えます。
ジャム作りでは長時間とろ火で煮ますが、火を通しすぎると飴のようになってしまいます。
中火で20分程度、こげつかないように、木ベラでよくかきまぜながら、煮つめると、色鮮やかな仕上がりになります。
私はいちごの実が残っているのが好きなので、つぶさないように混ぜますが、少しつぶれたものが好きな人は、混ぜながらつぶします。
煮すぎると、冷めた時固くなるので、ジャムの感覚よりもさらっとしている状態で、火を止めます。
煮沸消毒した保存ビンに入れます。
保存性をよくするには、ビンの口ぎりぎりまで、入れるのが理想です。
また、ビンに入れてから、再度泡を丹念に取り除きましょう。
これで色鮮やかで、美味しそうなコンフィチュールのできあがり♪
いちごのコンフィチュールを使ったいちごミルクは絶品です。いちごとミルクの色が混ざったほんわりとしたピンク色。
初夏は野菜や果物が豊富な季節です。
果物では梅に、さくらんぼ、すもも、枇杷、ブルーベリーに甘夏と沢山あるので、お店で見ているとあれもこれもと作ってみたくなります。
初夏の野菜ではトいちごやトマトの他、ニンジン、新生姜や新たまねぎにピーマン、そしてルバーブなど。
野菜のコンフィチュールは砂糖の他、塩やスパイスや果実酢とあわせたりしてピクルス風に。
パンに塗ったりヨーグルトに入れたりするだけでなく、アイスにかけたり、焼き菓子に使ったり添えたり、
牛乳やソーダーで割ったり紅茶に入れたり。
また柑橘系やのものは酢の物に混ぜたり、野菜がベースのものはサンドイッチにサラダに肉料理と合わせたり、もちろん付け合せにして
そのまま食べてもよし。
お菓子に料理にアクセントにと、使える守備範囲の広さが魅力です。
毎日の食卓にちょっとした楽しさ、潤いを与えてくれるコンフィチュール、
作り方は簡単だけれど、材料の切り方、組み合わせ方でいろいろな風味や食感が楽しめて、すごく奥が深いです。
自分で作れば、甘さや酸味なども好みに調整できますし、果物も野菜も贅沢に使えて、しかもたくさん出来るのでリーズナブル!
自家製野菜など沢山採れた時に作っておけば保存も効きますし、使う時にも便利です。
初夏の野菜や果物を使って、イエでコンフィチュール作りを始めてみませんか♪
ゴールデンウィークも終わり、季節はこれから夏へとまっしぐら。
朝夕は涼しくても、日中は汗ばむ日もずいぶんと増えてきましたね。
この時期に楽しみなのが、お店に並ぶ初夏の野菜や果物と、それをアレンジしたコンフィチュールです。
コンフィチュールとは、フランス語でジャムのことです。
すなわち「コンフィチュール=ジャム」ということになりますが、昔からおなじみのジャムとの違いは、まずは素材の面白さです。
フルーツだけではなく、ハーブや野菜!そしてスパイスや紅茶にお酒も使われることもあり、また素材も一種類ではなく
二種類以上を組み合わせて楽しんだりもします。
また素材のフレッシュな持ち味を生かすために、形状もゆるゆるとしたジュレ状だったり、素材も、ゴロリと大きめに
カットされているのが特徴的な、まさにそのまま食べても美味しいジャムですね。
娘が生まれてしばらくしてから、小さな子どもも連れていけるお店を探していたところ、ママ友達から教えてもらったのが、
ベビーカーのまま入れる子連れ歓迎のカフェでした。
保育園に通う娘さんをお持ちのママが始めた喫茶店(カフェ)で、一食で30品目が取れるランチがあったり、
大人向けのメニューの他に、離乳食やキッズメニューもある素敵なお店です♪
その入り口から入ったすぐのところに、置いてあったのが自家製の季節のフルーツを使ったコンフィチュールでした。
パイン&はちみつ、オレンジ&パイン、バナナ&グレープフルーツといった具合に、複数の素材を組み合わせてあり、
色の美しさも秀逸です。
すべて自家製ということで、何度か通ううちに、作り方も教えていただきました。
先日、初夏が旬の、小粒の紅ほっぺが沢山手に入ったので、いちごとはちみつのコンフィチュールを作ってみました。
ジャムほど煮詰めないで、ちょっとゆるめに粒の形ものこしたまま・・・はちみつで甘さを補うので、砂糖は使いません。
《材料》
・ いちご700g(2パック分)
・ はちみつ150g(甘いのが好きな方は倍以上入れてもいいですが、入れすぎると蜂蜜の味が強くなりすぎるので要注意。)
・ レモン汁 1個分
(お砂糖を使う場合いちご500gに対して同量~400g(約80%)ぐらいにすると市販品の甘さに近づき、日持ちします。
300g(60%)でやや甘さ控えめ、250g(50%)で控えめ、200g(40%)ではかなり控えめ、100g(20%)になると
微糖、0gで無糖、つまり素材の味そのままです。
いちごは無糖でもいちごの甘さだけで、充分食べられます。
今回はちみつを使ったのは、まろやかで奥の深い味やキレイな照りが出るので、できあがりの味がワンランクアップするからです。
またはちみつの自然な甘みは果実によく合います♪
今回使ったいちごは約700g(2パック分)です。
いちごは水に濡れると白くふやけたような感じになり、できあがりの色にも影響します。
そのため洗った直後に、丁寧に水分を拭き取ります。
鍋はステンレスか琺瑯鍋、もしくは土鍋を使います。アルミ鍋は避けましょう。
大きさは、沸騰してもふきこぼれないように、ある程度余裕があるものを。
鍋にいちごを入れ、はちみつをかけます。いちごに万遍なく、はちみつがかかるようにしましょう。
(砂糖を使う場合、グラニュー糖を使い同じく全体にかかるようにかけます)
次にレモン汁をふりかけ、ふたをして、そのまま半日ほど置きます。
半日置くと、いちごから汁が出てきて、浮かぶほどになり、いちご自身もふやけて少し透明感が出ます。
その鍋を中火にかけると、あくのような泡が沢山出てきます。
これらを丹念に取りますが、捨てないで、器に貯めて行くと、本当の灰汁だけが、上に残り、
下の部分にいちごソースのような物が溜まります。上の灰汁だけを捨て、ソースは他の物に使えます。
ジャム作りでは長時間とろ火で煮ますが、火を通しすぎると飴のようになってしまいます。
中火で20分程度、こげつかないように、木ベラでよくかきまぜながら、煮つめると、色鮮やかな仕上がりになります。
私はいちごの実が残っているのが好きなので、つぶさないように混ぜますが、少しつぶれたものが好きな人は、混ぜながらつぶします。
煮すぎると、冷めた時固くなるので、ジャムの感覚よりもさらっとしている状態で、火を止めます。
煮沸消毒した保存ビンに入れます。
保存性をよくするには、ビンの口ぎりぎりまで、入れるのが理想です。
また、ビンに入れてから、再度泡を丹念に取り除きましょう。
これで色鮮やかで、美味しそうなコンフィチュールのできあがり♪
いちごのコンフィチュールを使ったいちごミルクは絶品です。いちごとミルクの色が混ざったほんわりとしたピンク色。
初夏は野菜や果物が豊富な季節です。
果物では梅に、さくらんぼ、すもも、枇杷、ブルーベリーに甘夏と沢山あるので、お店で見ているとあれもこれもと作ってみたくなります。
初夏の野菜ではトいちごやトマトの他、ニンジン、新生姜や新たまねぎにピーマン、そしてルバーブなど。
野菜のコンフィチュールは砂糖の他、塩やスパイスや果実酢とあわせたりしてピクルス風に。
パンに塗ったりヨーグルトに入れたりするだけでなく、アイスにかけたり、焼き菓子に使ったり添えたり、
牛乳やソーダーで割ったり紅茶に入れたり。
また柑橘系やのものは酢の物に混ぜたり、野菜がベースのものはサンドイッチにサラダに肉料理と合わせたり、もちろん付け合せにして
そのまま食べてもよし。
お菓子に料理にアクセントにと、使える守備範囲の広さが魅力です。
毎日の食卓にちょっとした楽しさ、潤いを与えてくれるコンフィチュール、
作り方は簡単だけれど、材料の切り方、組み合わせ方でいろいろな風味や食感が楽しめて、すごく奥が深いです。
自分で作れば、甘さや酸味なども好みに調整できますし、果物も野菜も贅沢に使えて、しかもたくさん出来るのでリーズナブル!
自家製野菜など沢山採れた時に作っておけば保存も効きますし、使う時にも便利です。
初夏の野菜や果物を使って、イエでコンフィチュール作りを始めてみませんか♪