書籍の表紙デザインに関する質問です。

＞どのデザインが良い？

(1)表紙デザイン

A,B1を選択。個人的には、AにB1の帯がいいかな。と直感的に感じました。

(2)コピー（アタリですが・・・）

・惹かれたキーワード

「介護する側」「される側」「介護のホンネ」

・嫌悪感を感じたキーワード

たとえばこんなつぶやき・・・

「一重…」「ママ…」「はじめて…」「すみません…」

(3)読んでみたいと思った理由

体験から、日本社会は、正規で働きながら介護をする。これが普通にできない

社会なんだな。というのが実感です。介護する側、される側、共に苦しい心持

です。ただ、いいこともありました。介護のホンネを聞いてみたい。読んでみ

たいなと感じました。

B1のイラストがあるほうがよいとおもいます。

Twitterというのがキモでしょうから、Ｃ１です。

わたしは、B2がいちばんいいと思います。

単純に、タイトルも広々と大きく、

メインのキャッチフレーズも大きめに入っているからです。

また、「介護の」の「の」に赤が使われている点もいいですね。

青と黒の2色だけよりも、あたたかみを感じます。

ひとつ気になるのは、キャッチフレーズで、

「つぶやかれ」のあと、「た」が改行されてしまっています。

イラストが入っている関係もありますが、

この「た」を、なんとか1行めに収めたいと思いました。

ちなみに、C1やC2で「Twitter」が縦につづられていますが、

これはカタカナの「ツイッター」にするほうがいいかな、と思いました。

Ｃ１の表紙がいいとおもいます。せりふ調になっているところがリアルな感じがでていいですし、

パット見でいちばん魅かれるデザインでした。

タイトル文字が、よく言えばスマート、有体に言えば力のない書体で、

文字自体がアイコン的な印象でもあるので、まず文字が目を引くよう、

できるだけシンプルに。

パッと見たときにタイトル「介護」「キモチ」が目に入ってくるのは（A）（B2）（C1）。

白地に、文字がスミで他の要素がそれよりも弱いシアンだから。

（B1）（B2）はアイコンがうるさい。

特に（B1）はタイトルがタイトルとしてまったく目立たない。

（B2）はアイコンの色が文字のスミよりも弱いので、（B1）ほどには気にならないが。

文字だけだと視線が文字から周辺に拡散してしまう。

それでも（B2）は上下を押さえているので、（A）よりはまだマシ。

ただ（B2）はアイコンをこの形でこの位置に収めることを優先したのか、

タイトル文字の位置バランスが少し崩れているように感じる。

文字からの目線の拡散を抑えるためにはフキダシで囲われている方がまとまりがよい。

ただし色地に白ヌキ文字（B1）（C2）はこの書体では文字が地に埋没して

タイトルの印象が弱まる。

ということで、表1は（C1）、表4は（B1）または（C2）。

背は、この書体では書店の書棚に差し込まれると、一般書籍ではまったく

目にひっかからないのではないか。専門書籍なら、目的意識を持って

ある程度丁寧に探してもらえるだろうから、ダイジョブなのかもしれない。

背は青地にスミ文字の方がよいかも。ついでにオビ（コシマキ）も

青地にしてスミ文字、アイコンを白ヌキにするとか。

「介護」というと、ちょっとドロドロッとしたものを思い浮かべてしまいますが、

この書体にアイコンの組み合わせという無機質な感じは「ツイッター」というキーワードに

マッチして、あまり深刻じゃなくサラッとしたイメージを思わせて、

（本の内容がそんな感じなら）合ってるんじゃないでしょうか。