30年くらい前に、小学校の図書室で読んだ本です。
・戦時中か終戦直後の、田舎が舞台でした。ただし、戦争などの社会情勢については述べられておらず、「田舎の子供の遊び」に焦点が当たっていました。
・主人公は子供のグループの中ではやや浮いた存在だったような印象があります。
・手旗信号や置き石での連絡方法についての記述がありました。特に手旗信号については、その発信方法や読み方について、比較的詳しく書かれていました。
・特に強く印象に残っているのはテグスの作り方です。これはカイコをつかまえてきて腹から「糸の元となる物質」を取り出し、引き延ばしたのち酢酸で固定する、これらの作業に手慣れたものは竿の先から針まですべてでテグスを使ったが、慣れていないもの、カイコをつかまえられないものは針に近いほんのわずかな部分だけテグスを使った、など詳細な描写がありました。
・何というタイトルの書籍なのでしょうか。ご存知の方、教えて下さい。
Googleの書籍検索で探してみました。
忘れ得ぬ人々/井上靖
少しだけ本文が掲載されていますので、確認してみてください。
お探しのものと違ったらごめんなさい。
コメント(1件)
この部分だけでは何ともいえないので、ご紹介いただいたエッセイ(?)が収録されている本をあたってみます。