自動車事故と原子炉事故を比較して、自動車事故より安全という議論がありますが、違和感があります。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51693454.html
この種の議論はどのように考えたらいいのでしょうか? 発生する被害と可能性の度合いを考えるのがいいような気がします。自動車で言えば、秋葉原の歩行者天国事件、飛行機で言えば、9.11 との比較ではないでしょうか? 同じような考察をしている記事等を探しています。意見を求めているわけではないので、かならず引用での回答をお願いします。

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  • 登録:2011/06/12 16:53:09
  • 終了:2011/06/19 16:55:02

回答(4件)

id:dothan No.1

どたん回答回数145ベストアンサー獲得回数252011/06/12 17:45:26

ポイント25pt

リスクマネジメントの観点からは「自動車事故と原子炉事故を比較して、自動車事故より安全」は正しいのですが、実際の市民の「リスク認知」と科学的な「リスク」の間には「パーセプションギャップ」と呼ばれるギャップ(乖離)があります。

このため、isogayaが仰るような「違和感」が生じるのです。


詳しいことは、「リスク認知とは」をご覧ください。

id:Lhankor_Mhy No.2

Lhankor_Mhy回答回数779ベストアンサー獲得回数2312011/06/12 17:48:11

ポイント25pt

池田先生ご本人が言ってらっしゃるミニマックス法で考えるのがよろしいでしょう。

追記:ごくまれに大事故の起こる不確実性については、被害の最大値を最小化するMin-Max原理が使われることもある

池田信夫 blog : 自動車や石油火力は原発より危険である - ライブドアブログ

ここでは死者数について論じているようですが、適切な要素が他にあると思います。

 

ミニマックス法(minimax)は、想定される最大の損害が最小になるように決断を行う戦略のこと。

ミニマックス法 - Wikipedia

 

期待値・分散原理というリスクコントロールの方法もあります。

1. もし同じ期待値ならば,標準偏差が小さい行動を選択せよ.

2. もし同じ標準偏差ならば,期待値が大きい行動を選択せよ.

3. 1.,2.で決まらないなら,期待値を標準偏差で割り引いた値(例えば,期待値-標準偏差)を用いて,その値が大きい選択肢を選ぶ.

金融工学入門 - 5.不確実性下での意思決定

 

最後に私的な意見ですが、「原子力発電所の事故確率」「原発事故での平均死者数」のような、高精度で真の値を求められない数字を池田先生のように用いるのはいかがかと思います。

id:miharaseihyou No.3

miharaseihyou回答回数4518ベストアンサー獲得回数5642011/06/12 20:57:37

ポイント25pt

比較対象が人的な被害に限定されれば、確かに自動車事故の被害の方が大きいでしょう。

しかし、原子力災害では広範囲な汚染が長期間続き、回復に多大な費用が掛かる事を思えば、そういった面をも評価する基準が必要だと思います。

事故後の長期間の調査費用だけでも、その時だけの自動車事故とは全然違うと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5838

id:Newswirl No.4

Newswirl回答回数210ベストアンサー獲得回数242011/06/18 16:22:19

ポイント25pt

リスク評価や環境の統括的な分析手法、われわれ一般市民が認知(もしくは認知していない)リスクの心理学的なアプローチ等が書かれた書籍です。

ページ数が多いので提示するだけです。

『環境経済・政策学の基礎知識』第4章pp138-190

Amazon.co.jp: 環境経済・政策学の基礎知識 (有斐閣ブックス): 佐和 隆光, 環境経済政策学会: 本

 

個人的な意見はコメント欄に書きました。

  • id:isogaya
    確率論的にも、前提がおかしいともいえますね。今回の福島原発でも、2号機では、ベントできず、格納容器が破裂擦る可能性があったのですから、大惨事になった可能性もありました。現時点での統計情報に基づき判断しているのがおかしいというのを述べればいいのですね。
  • id:Newswirl
    個人的には、すでにこの問題への捉え方は学術的に明らかなような気がします

    例えば、(風呂の中の水をキレイにするように…)上質な環境を保持・向上するには、相対費用逓増の法則に則って投資を行わなければならないはずです。
    つまり、エントロピー量の低い事物から高い事物までの安全性保持の程度が同じくらいだとするならば、その事物の安全に係るコストはその比を上回る割合で割高になっていきます。
    なので、安全性だけを見るのであれば、その事物の熱運動なりのエネルギーがもたらす経済効果との整合性などに惑わされること無く、先のエントロピー量とコストだけで考えれば、確率論を持ち出すことなく解が得られます。
    但し、コストの可測可能性や比較可能性等々を考慮すれば議論の耐えない水位にあるわけだが・・・

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