1312992423 ぼくがみんなに質問したいことなど皆無(かいむ)ですが、みんなに質問してほしいことがあります。

みんなが講談速記本(こうだんそっきぼん)について、知りたいことを質問(しつもん)してください。
知りたいことがない人は無理矢理(むりやり)でもいいから考えて、ジャンジャン質問してください。
講談速記本(こうだんそっきぼん)を知らない人は、適当(てきとう)でいいので講談速記本(こうだんそっきぼん)を想像して質問をしてください。
なるべくがんばって質問に答えようと思いますから、熱意(ねつい)を持って質問をしてください。
あと夏休みの宿題で明治文学のことが出てる人がいたら、そのことについて質問してもいいですけど、その場合はぼくにカラースターをください。
それではよろしくお願いします。

回答の条件
  • 1人50回まで
  • 登録:2011/08/11 01:07:06
  • 終了:2011/08/17 21:31:53

ベストアンサー

id:Omiso No.20

Omiso回答回数1ベストアンサー獲得回数12011/08/17 12:41:07スマートフォンから投稿

そもそも講談速記本って、どういうものなんですか?

id:kotorikotoriko

講談速記本って、どういうものなんですか?

講談速記本は講談本とも呼ばれます。

基本的には講談という芸を速記して、書籍にしたものが、講談速記本です。

ただし書き講談と呼ばれる速記を飛ばして直接書く手法もありますから、あまり定義ははっきりしていません。

それでは講談とはなにかと説明しますと、台を置いて正座して扇でベンベンと叩いて、心地良いしゃべりのリズムで物語を語るのが講談です。

ちなみに、ベンベンと叩く時間が長い講談師はあまり上手じゃないそうです。

2011/08/17 13:37:00

その他の回答(21件)

id:59803206@twitter No.1

naonao200170回答回数1ベストアンサー獲得回数02011/08/11 01:14:02

歌舞伎には時代物と世話物がありますが、講談にも「時代物の講談」と「世話物の講談」

があると側聞します。

そこでお伺いしたいのですが、両者の内容的な違いはどこにありますか?

また、どちらが先に成立し、どちらが後から成立したかを出来れば教えてください。

お願いいたします。

id:kotorikotoriko

これはなかなか難しい質問ですね。

どちらが早く成立したのか

講談は元々軍記を読むことから始まりましたから、時代物(軍談)が先に成立しています。

また神様の話をする神道講釈というのもありますが、こちらもかなり古くから存在していたようです。なにをもって講談とするかという問題はありますが、解釈によっては世話物より古くから成立していたといえないこともないです。

内容の違い

講談速記本は他のジャンルから物語りを借りてきてアレンジするのことに秀でた芸能で、探偵小説や新聞記事あるいは文芸作品などを題材にして講談速記本が作られています。

またある講談で語られたエピソードを借りてきて、他の講談で使ったりもします。

そのため世話物で培われた人情話や町人の仇討ちの要素が、豊臣時代に出てくることがままあります。大阪の陣以前の地方の町に、どう考えても江戸っ子みたいなのが出くることもありますね。

逆に軍談に出てくるエピソードが、世話物に出てくることもあり、なかなか複雑です。

不思議な事に後期の講談速記本では、合戦の模様は省略されてしまうことが多いです。

明治後半の時点で鎧や馬の描写などは、すでによく分らないものになっていて、お客さんや読者にあまり人気のない場面だったのかなと、僕は考えています。

講談という芸能自体をあまり鑑賞したことないので、演者の語り方などはなんとも言えません。

2011/08/17 11:14:39
id:firestorm No.2

SHINO回答回数9ベストアンサー獲得回数02011/08/11 01:23:42

講談速記本の題材にされた存命中の本人や、本人の関係者がクレームをつけるレベルで、事実と本の内容が食い違っていたり、やたらと尾ひれ背びれがついて誇張されていたりすることはあったのでしょうか。

また、架空の人物を題材にして、講談速記本のように書かれた小説は講談速記本が流行していた当時存在するでしょうか。

id:kotorikotoriko

尾ひれ背びれ

ネタ元の本が政治的な意図で多少の尾ひれ背びれ書かれてたりもします。

豊臣秀吉は貧乏だったけど、高貴な血統だとかそういうのですね。

明治の後半になると、尾ひれ背びれはかなり付き、36人斬りをした荒木又右衛門と9人の仲間で太平の時代に10万石の城と戦争したりするようになります。当然ながら荒木又右衛門と9人の仲間が勝つわけですが。

存命中の人物、クレームなど

存命中の人は基本的にあまり出てこないです。

かっちりしたルールではありませんが、現代物の講談で存命の人物が出る場合、『松崎一郎君』の様に君づけて登場人物が出ることが多いみたいです。

ただ実際に起きた事件を描いた講談があり、その中で殺人を犯した犯人が恩赦で出てきて、今は反省してどこそこ何番地に住んでいますっていうのは見たことがあります。

罪を償った生きてる人の住所を書いてるわけですから、ずいぶん酷い話にも思えますけど、当時はあまり支障がなかったのかもしれないですね。

清水の次郎長などヤクザが出てくる場合、今も活動をされている組も存在していたりする場合があります。一方が善、一方は悪として描かれる事が多いため、悪役として描かれた人たちは気分は良くなかったと思います。

浪曲ではそういった面から、封印されたレコードもあるそうです。

あと忠臣蔵や相馬大作など藩同士の紛争を描いた講談が、地域同士の喧嘩を促進するとかはありました。裁判とかになってた気もします。

個人的なクレームもあったと思いますけど、個別の例はあまり知りません。

架空小説

架空戦記みたいな小説はかなり昔からあったみたいです。

講談速記本の文体そのままで、架空の人物を描いた小説というのは存在しません。

理由は講談速記本自体が後期になると、直接講談速記本のスタイルで架空の人物を描くというスタイルで生産されることになったからです。

ただ当時の空中軍艦などが出てくる冒険小説は、確実に講談速記本の文体の影響を受けている様に思えます。

そういう意味では未来講談速記本と呼んでもいいかもしれないですね。

また拳骨勇蔵の様に架空の人物を扱った初期の歴史小説を、講談にして読みなおすといったケースもあります。

2011/08/17 11:19:11
id:sibazyun No.3

sibazyun回答回数1756ベストアンサー獲得回数2362011/08/11 01:49:17

「講談速記本」というのは、「既に講談師が語る講談があって、その音を文字に写した」という言い方である。それでは、講談の原作はだれが作って、どのように流布したか。つまり、「講談速記本」が実は原作本であったり、弟子への教則本だったりしてはいないか。

また、力関係は、講談師と速記者/版元ではどちらが強かったのか。速記者と版元とはどういう関係であったか。

----

(追記) いやあ、百科辞典ですね!

id:kotorikotoriko

力関係について。

講談速記本の発生当初は速記術と講談師の宣伝の意味合いが強く、そこから徐々にビジネスの関係に発展していったみたいです。

講談師は基本的には先生で偉い人です。

先生であると同時に芸人なので、微妙なんですけど、とにかく先生です。

速記者は依頼されて速記をするわけですが、自分で面白い演目を探してきて、出版社に持ち込みするなどの活動もしていました。後に講談速記本による宣伝の効果によって、議会を速記で記録する仕事などが増え、速記者は講談速記本の仕事を断り始めます。

また速記者や講談師の事務所を作り、金銭的な交渉なども始める人もいましたから、ほぼ対等のビジネスパートナーみたいなものだったと考えても良いと思います。(この辺り出版社と速記者の裁判などがあったりして難しいのですけど)

原作

講談本の原作は、太平記や真田三代記などの軍記や歴史小説です。

それらの物語に出てくるサブキャラクターを主人公にして派生の物語を創造したり、いそうな人物をでっち上げて、新しい講談が作られる場合もありました。

先にも書きましたが文芸作品や、当時書かれた歴史小説を元に講談にするなども、当り前に行なわれていました。今とは著作物への概念がかなり異なりますね。

2011/08/17 11:21:13
id:mojaland No.4

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/11 02:08:07

講釈師の台本と速記本は全く違うと言われてますが、なぜ台本の方は出版されなかったのでしょうか?(via. hideworker )

id:kotorikotoriko

これはマーケティングの問題です。

先に落語が速記本を出版しバカ売れしたので、講談も速記本を出したのです。

ですから講談速記本が誕生する以前には、タネ本自体はわりと多く出版されていました。

しかし台本やタネ本を講談師が解釈創造し舞台に上げるのが講談ですから、当然ながら速記本のほうが読む分には楽しいのです。

楽しいほうが売れる、売れるから出すといった感じでしょうか。

2011/08/17 11:23:26
id:mojaland No.5

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/11 02:10:07

講談速記本はいつ頃から廃れていったのですか?また、なぜ現在は講談速記本は作られてないのですか?(via. hideworker)

id:kotorikotoriko

いつ廃れたのか

すでに大正に入る頃には、新しい表現や物語を作る力はなくなっていたようです。

これは人材も減り、時代的な勢いも消えてしまったことが原因だと思われます。

子供向けの文庫は人気があり売れてはいましたが、新しい創作物を産み出すというためには、莫大なエネルギーが必要なのです。

どうして作られないのか

なぜ講談速記本が今は作られないのかというと、これは単純に売れないからです。

2011/08/12 16:21:09
id:taddy_frog No.6

サディア・ラボン回答回数820ベストアンサー獲得回数832011/08/11 05:55:44

講談速記本は知らないですけど、

絵では人を斬ろうとしてるので、

革命を起こす話の一場面でしょうか。

id:kotorikotoriko

これは革命ではなくて、ものすごくいろいろな事情があって、息子が知らずに自分の父親を打ち首にしている場面です。

今の時代ですととんでもない感じですけど、昔の人はこういうので泣いたりしたのです。

2011/08/11 12:35:46
id:mojaland No.7

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/11 12:42:20

学術分野(文学、民俗学、語学、etc.)において講談速記本の研究はどれくらい醸成されていますか?

代表的な研究者や議論の歴史があればお教えください。

id:kotorikotoriko

代表的な研究者

吉沢英明さんと旭堂南陵さんが講談速記本の研究をされておられます。

吉沢さんは厖大な資料を集めていて、コレクターとしてもすごい人です。

今も莫大な数の講談速記作品を整理しまとめておられます。

旭堂南陵さんは講談師の方です。

講談速記本についての研究に加えて、講談師の方ですから講談自体の研究もされておられます。

お二人とも今までにない発見をなされてますが、講談速記本自体があまり熱心に研究されている分野ではないため、文学史に反映されるのは難しい感じです。

学問分野ですと口語の資料としては利用されることが多いですね。

明治までは東京→トウケイと読まれていただとか、そういうのです。

議論の歴史など

なにかの文章で講談について書かれる場合、文学者のエッセイの一節だとか、小説に書かれていた内容が、何度も孫引きされています。

エッセイや小説ですから、内容は怪しいわけですが、その真偽に疑問を持つ方は非常に少いです。

だから通説として嘘が罷り通っている状態だと思います。

こういう感じですから、講談速記本の研究は、まだ分野にするなってない気がします。

よって議論の歴史なども存在しません。

講談自体の研究は、講談速記本よりも進んでいます。

知ろうと思えば、太平記読みの研究や、講談研究などといった雑誌、講談師や講談通の方々などなど、たくさんの情報源が存在すると思います。

これは講談速記本と関係がないとかというとあるわけですけど、やはり少しだけ違うような印象があります。

2011/08/17 12:13:05
id:27581788@twitter No.8

Natsuya_K回答回数2ベストアンサー獲得回数02011/08/11 13:38:40

この挿絵かっこいいですね。

講談速記本には挿絵は多く入っているのでしょうか?

また、人気挿絵画家といったような人はいたのでしょうか?

(講談速記本に直接関係のない質問で申し訳ありません)

id:kotorikotoriko

講談速記本の黄金期には、基本的に表紙の絵に加えて、挿絵がもう一枚掲載されています。

表紙と別に五枚程度挿絵があるものもありますが、これも本文が始まる前のページにまとめて掲載されています。

講談速記本時代の超人気の挿絵画家はちょっと思い付かないんですけど、講談速記本のその後に登場した時代小説では、人気の挿絵画家が沢山でました。

岩田専太郎さんや玉井徳太郎さんなんかも時代小説の挿絵を描いてたはずです。

岩田専太郎さんの鳴門秘帖の挿絵はとても好きです。

http://ameblo.jp/yojiro/entry-10658725066.html

鳴門秘帖自体もお薦めですよ。

余談ですが明治の末あたりに書かれた講談本をリライトし、昭和10年くらいに出した書籍があるんですが、挿絵自体は明治と全く同じものを使用していました。

2011/08/12 21:23:46
id:shn No.9

shn回答回数2ベストアンサー獲得回数02011/08/11 15:04:43

講談速記本の中で現在も読まれているものや、その中の、現在でも伝わっているような表現などはあるのでしょうか?

それとも全く断絶してしまっているのでしょうか。

id:kotorikotoriko

現在も読まれているもの

残念ながら講談速記本というジャンルには、人が今も数多くの人々に愛されているような代表的な名作は存在しません。

しかし立川文庫というシリーズが何度か復刻されていますので、比較的読まれている気がします。

その中では、真田十勇士や塚原卜伝、一休禅師などの作品が復刻されることが多いです。

表現について

講談の決まり文句なども多数ありますが、今はあまり使われていません。

しかし当時最も豊かに擬音を使っていたのは講談速記本です。

ちょっと見ただけでも、シーン、ヤーヤー、オウーオウー、ジリジリ、モー、ハヤサッ、ジリジリ、チャリンチャリン、モー、タラタラ、モー、ハッサッ、アーアッパレなどの擬音を発見することが出来ます。

こういう表現は、今も漫画などに使われていますね。

また時代劇の水戸黄門は、講談速記本にも出てきます。しかし印籠も忍者も出て来ません。黄門が農夫のバアさんにスリコギで殴られたりはします。

2011/08/17 11:28:05
id:27581788@twitter No.10

Natsuya_K回答回数2ベストアンサー獲得回数02011/08/11 16:03:06

先程挿絵について聞いた者です。

教えていただいたリンク先の岩田専太郎氏の絵がドストライクでした。とても色気のある絵ですね。この時代の挿絵画家について俄然興味がわいてきました。

ご回答どうもありがとうございました。

id:kotorikotoriko

山口将吉郎さんの絵も良いですよ。

挿絵についてはこのブログがとても詳しいです。

http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20080627

個人的な感覚ですが、大正時代あたりに入ると一挙に挿絵のクオリティーが向上するような印象があります。

2011/08/11 16:12:23
id:tekitou2008 No.11

tekitou2008回答回数1ベストアンサー獲得回数02011/08/14 23:43:19

講談速記本って今作れますか?コミケとかで売れそうですか?

id:kotorikotoriko

作れるか作れないか

作れるか作れないかで判断をすると作れます。

ただし講談師の方が口演をして、速記をしたものを出版するというスタイルですと、当然のことながらかなり金銭的に負担が大きくなると思います。

当時はどうしてそんな面倒くさくてお金のかかることが可能だったのか、二つの理由があります。

  • 寄席が大量にあり講談師はお客に来て欲しかった
  • 速記者はこれまでにない速記という技術を普及させたかった

講談師の人と速記者の人たちは、宣伝したいという事情がありました。

また出版社の『次々に本を出したい』という要望もあって、この不思議な作成方法が成立していたのです。

恐らく今の時代に新しい講談速記本を作るとなると、小説の様に直接物語を書いていくスタイルが現実的でしょう。

これが講談速記本なのかというと、昔からそういうスタイルの講談速記本はありましたから、問題はありません。

余談ですがほぼ無料で速記者に話を提供していた落語家が、お得意様に配るからあんまり汚い本を作らないでくれと、苦情を入れたことがあるそうです。当時は本になるというのが名誉だった時代で、彼にとっては宣伝と嬉しさが入り交じった気持だったんでしょうね。

コミケで売れそうかどうか

講談速記本がコミケで売れるかどうか、これは少し難しい問題です。

コミケについては詳しくないので、推測も入ります。

やはり売ろうとするならば、題材として人気のある武将を選び、表紙も今時の絵柄にする必要があると思います。

しかし今も人気があり、講談速記本の世界でも人気がある武将というと、真田幸村くらいしか思いつきません。

ですから幸村の速記本を出すという前提で考えていきます。

講談速記本の大きな特徴の一つに、数名の講談師がルールに従って、実在の人物をフィクションの中で育てていくというのがあります。

しかし講談速記本が作り上げてきた真田幸村のイメージは戦後に断絶してしまい、今のイメーイジは別物になっています。現在流通している幸村のキャラクタのイメージに合せて書かれたものは、個人的には講談速記本とは呼べないと思います。

しかし講談速記本のイメージで書いてしまうと、今の幸村の熱烈なファンの人は怒り出してしまいますから、なかなか難しい所です。

講談速記本の時代から、本文とあまり関係ない挿絵が描かれていました。ですから挿絵はどうアレンジしても問題ないと言えます。

そんなわけで、現実的に200部程度売ることを考えますと、

  • 表紙をかなりキャッキーなものにする
  • 挿絵も多数掲載する
  • おまけ扱いで講談速記本の本文を付ける

みたなスタイルになるんじゃないかと思います。

2011/08/17 11:32:15
id:brazil No.12

brazil回答回数2ベストアンサー獲得回数02011/08/15 02:40:47

講談速記本の何がおもしろいんですか?

ラノベやベストセラー小説やマンガやドストエフスキーとかの方がおもしろいんじゃないですか。

他のものと比べても比べなくてもいいんですけど、どこがどんな風におもしろいんですか?

kotorikoさんと当時の人のおもしろがり方は同じなんですか?

読んでおもしろくなかった人は、何かを知ることでおもしろくなれるんですか?

あと、おもしろくなったら何かいいことあるんですか?

id:kotorikotoriko

講談速記本の何がおもしろいのか

講談速記本の面白いところは、沢山ありますから、僕が面白いと思うところを書きたいと思います。

全員が実力を持っている

まず講談師は基本的に他の物語の分野ですでに認められ、実力があるという前提があります。

その実力のある人たちが集まり、しゃべるという技術ひとつで、当時はまだまだ確立されていない小説や日本語の書き言葉を、すごい勢いで進化させた点が興味深いです。

巨大な物語を作り上げる

また複数人が歴史というものを語ることにより、本当の歴史とは異なる異世界を作り上げている点にも強く魅かれます。

とくに豊臣家の衰退から滅亡に至る時代は、数百以上の講談速記本を歴史上の人物が行き来することで、日本の物語中、最も複雑で大きく絢爛豪華な物語を形成していると思います。

これは全員が舞台で鍛え上げられいたからこそ、実現できた偉業です。

単純に面白い

講談師の人たちは実力を持っているわけですから、単純に物語として面白いです。

時代が進むにつれ、どんどん表現が過剰になっていき、完全に嘘が出てくるのも良いです。

この辺りは当時の人たちの同じ面白がり方だと思います。

講談師としては実力はあるものの、新しい文化を消化する時間がなく、滅茶苦茶な表現が出てくるのも楽しいんですけど、これは今の時代に生きている人間だからこそ出来る面白がり方の可能性はあります。

ただ当時から講談速記本は滅茶苦茶バカで面白いという面白がり方をする人たちはいたようなので、わりと普通の楽しみ方なのかもしれません。


何かを知ることでおもしろくなれるのか

面白くなれるかどうかは、その人が持っている背景知識や好みによるところが大きいです。

だからこれを知れば講談速記本が面白くなるというのは、ないと思います。

一般的には講談という話芸が好きな人が、その研究のために講談速記本に興味を持つことが多いようです。

僕の場合は、講談自体にはほとんど興味はなく、面白い日本語を探しているうちに、講談速記本を読み始めることになりました。

イラストが好きな人は表紙や挿絵を鑑賞するために、講談速記本を購入しても良いかと思います。

ただ値段の割にイラストのクオリティーが低く、掲載されている絵の数も少ないです。

おもしろくなるといいことはあるのか

僕の場合ですが、興味の幅が少し増えました。

名勝や旧跡などを見たいと思うようになりましたし、城の跡などを見ても、こういう理由でこういう立て方をしていたのだろうと考えるようになりました。

またあまり研究されていない分野ですから、今までに知られていない文学上の発見をすることも出来ます。

これはそれなりに良いことだと僕は思っています。

2011/08/17 11:34:22
id:126866422@twitter No.13

houji6回答回数1ベストアンサー獲得回数02011/08/15 03:12:07

講談速記本ということでこの当時の速記術というのは今の様に体系化された省略記号体系があったのでしょうか。それとも個々人がその能力に合わせた速記術を勝手に使っていたのでしょうか。また速記術の普及という言及がありましたが講談速記本が現在の速記術の普及や技術の進歩に与えた影響に関しては何かしらの研究があるのでしょうか。

id:kotorikotoriko

僕は速記の知識はほとんどないので、知っていることだけを書くことにします。

当時の速記術は今の様に体系化された省略記号体系があったのか

日本の速記術は欧米の技術を持ってきて、日本語に合せ洗練させて完成したものです。

速記の教本に、初学者は毎日10時間三ヶ月でほぼマスター出来るという様な宣伝文句が掲載されているのを見たことがあります。

これくらいの時間で速記することが出来るような教育法が、明治の後期には完成していたと考えても良いと思います。当然ながら技術として洗練もされていますし、いくつかの流派はありましたが、体系化もされていました。

速記の歴史の書籍ですと、これが短かく纏まっていて良かったです。

日本速記事始 ― 田鎖綱紀の生涯 福岡 隆

http://t.co/74smU3L

読み物としても面白いので、興味があるならおすすめです。

速記術に講談速記本が与えた影響

こちらについての研究などは、ほとんどないと思います。

講談速記本の広告ページに、速記法の教本や学校の広告は掲載されていました。

ですから普及については、一定以上の貢献はしていたのだろうとは思います。

僕が知る限りでは、講談速記本の他にも、講演録なども人気がありました。

(会場総立)(演者微笑)などの括弧付きの表記は講演の速記本が最初だと思います。

この例の様に速記本が日本語の表現の幅を広げたことは確かですが、速記法の発展にどの様な影響があったのかは僕は調べたことがないので知りません。

2011/08/15 21:04:19
id:kotorikotoriko

>速記の教本に、初学者は毎日10時間三ヶ月でほぼマスター出来るという様な宣伝文句が掲載されているのを見たことがあります。
>これくらいの時間で速記することが出来るような教育法が、明治の後期には完成していたと考えても良いと思います。
速記という技術は、才能によるところが大きいようです。
確かに教育法は進化していましたが、誰もが修得できる技術ではないそうです。
これは明らかに僕の間違いなので、訂正しておきます。

2012/01/05 21:02:20
id:akio71 No.14

akio71回答回数11ベストアンサー獲得回数02011/08/15 13:47:25

同じネタをもとに、別々の講談師がそれぞれのテイストで語ってた、

みたいなケースはありますか?

講談師が台本からどのぐらいふくらませるのか、

アレンジするのかに興味があります。

id:kotorikotoriko

同じネタをもとに別々の講談師がそれぞれのテイストで語ってたケースはありますか?

これは大量にあり、あらすじ自体が変化してしまうこともあります。

大阪夏の陣で死んでしまった英雄が実は生きていて、江戸に乗り込み活躍するなどのケースも存在します。こういった作品には台本といいますか、種本は存在しません。完全な講談師の創造です。

この辺りが面白いところなのですが、あらすじは変化し、全く新しい物語は語られるものの、同じエピソードが全く違う人物で共用されていたりもします。

例えば

  1. 船の上で客が博打を始める
  2. 博打はイカサマ
  3. それどころか博打を始めた奴は海賊
  4. 客は有り金を奪われる
  5. 豪傑が博打を始めた海賊をやっつける
  6. 応援の船がやってくる
  7. 豪傑が全員を切り殺す

などといったエピソードが違うお話で何度も使われています。

ただ誤差は生じますから、細かい類似のエピソードが進化していき、後の時代になればなるほど過激な表現になっていくみたいな感じです。

2011/08/15 21:05:51
id:HowManyFiles No.15

HowManyFiles回答回数24ベストアンサー獲得回数72011/08/15 13:54:58

講談という文化や講談速記本という本の形が全盛期だった頃って、講談や講談速記本にどれくらいの人気があったんでしょうか。馬場と猪木が居た頃のプロレス人気くらいとかそんな尺度で教えてください。あと、当時なぜ人気があったのかみたいな考察を聞きたいです。

あと、大衆が講談や講談速記本を娯楽として楽しんでいる様子がわかる文章や映像があったら教えて下さい。

あと、講談速記本を少しだけ読んだ感想が『やや時代がかった日本語なので楽しむ楽しまないの前に文字を追うことに疲れる』みたいな感じだったのですけど、楽しむには慣れるしかないのでしょうか。現代語版の源氏物語とかみたいに気軽に読める形のものがあればとっつきやすい気がします。

id:kotorikotoriko

講談や講談速記本にどれくらいの人気があったのか

講談社は、もとは講談速記本や講談雑誌を出してた会社です。

その講談社の躍進のきっかけを作り、今も存在するくらいに人気がありました。

また人気の忍者物は、映画化などもされていました。

忍者映画については、真似をして小学生が崖から飛び降り、足の骨を折る程度の人気です。

なぜ売れていたのか

なぜ当時人気があったのかということですが、これは圧倒的に面白かったからです。

同じ時代の小説と読み比べると、10年くらいは進んでいた気がしますね。

  1. 寄席で講談の人気があったにも関わらずレコードがない
  2. それを配信するには本にするしかない
  3. 選択肢がないから寄席に通う代りに講談速記本が読まれた

みたいな考察もありますが、僕は単純に面白かったから売れたんだと考えています。

楽しんでいる様子がわかる文章や映像があったら教えて下さい

当時のエッセイなどに楽しんでいる様子は出てきます。

映像は見たことがありません。

幸田文や芥川龍之介も何度が言及していた記憶があります。

フィクションの世界ですが、伊豆の踊り子に水戸黄門の講談速記本が出てきたはずです。

映画でどう扱われているかは知りません。

多少講談からは離れますが、話芸全般で云いますと正岡容さんの文章がとても面白いです。

無料で読めるものだと、これがお薦めです。

http://www.aozora.gr.jp/cards/001313/files/47782_34123.html

楽しむには慣れるしかないのでしょうか

講談速記本は翻訳してしまうと、ただの出来の悪い歴史小説になってしまうので、そのまま読むしかないと思います。

それではどうすれば疲れずに読めるのか、これはコツがあって、聞くように読むのが一番です。

読む際には細かい点が気になってしまいますが、会話の際には聞く結構いい加減です。

その程度のてきとうな読み方を覚えれば、楽しんで読むことが出来ると思います。

要するに慣れるしかないということですね。

2011/08/17 12:05:57
id:55203454@twitter No.16

konfutaba回答回数1ベストアンサー獲得回数02011/08/15 14:19:48

わたしは まだ しょうがくせい ですが こうだんぼん を よむと ちゅうがく じゅけんの にほんし の しけん で やくに たちますか??

あと こうだんぼん を よむのに にほんし とか かんぶん とか こてん とか そういう まえちしき は ひつよう ですか?

まじれす おねがい します!!

id:kotorikotoriko

受験に役立つか

残念ながらほとんど役には立ちません。

なんとなく昔の言葉を覚えやすくなるくらいの利益はあるかもしれませんが、歴史漫画などのほうが役立つと思います。

学校の日本史は起きた事を中心に勉強してきます。

講談速記本はどちらかというと、個人が取った行動が中心にお話が進みます。

この差はとても大きいと思います。

日本史、古典、漢文の知識は必要か

あれば読んでいて楽しいですが、なくても読めます。

むしろ講談速記本に慣れ親しんでおくと、日本史や古典、漢文の表現に抵抗がなくなり、楽しく読めるかもしれません。

2011/08/15 21:09:34
id:toby No.17

はなげ回答回数12ベストアンサー獲得回数12011/08/15 17:58:16

ここで講談速記本の出版社が今でも残っていることを知りました。そこで質問です。

Q1. 今では作品とともに作家さん(原作者、画家)が語られることがありますが、当時はそのように講談師、速記者のことが話題になることはどの程度あったのでしょうか?

Q2. また、講談速記本由来で現代に(の作家さん、作品、出版の範囲で)大きな影響を与えたと思われる講談師、速記者を教えて下さい。

id:kotorikotoriko

講談師、速記者に対しての言及について

講談速記本の作者として講談師が評論などで言及されることは、ほぼ皆無だと考えていただいて良いです。

当時の娯楽本はまだまだ著者の概念も曖昧な時代で、無名氏(作者は教えないってことです)が謎の海外小説の良い場面だけ抜き出して、日本語の書籍として出すといった時代です。

今とは大幅に感覚に違いがあります。

ただ講談師としては有名ではあるので芸談などには出て来ますし、この人の講談速記本だから買おうという判断をするお客さんも当然いたと思います。

速記者については丸山平次郎さんの名前は何度か小説やエッセイで見た記憶がありますが、やはり講談速記本の作者として評論で語られることはほぼないです。

小説なのでも『宮本武蔵』を購入しただとか、『武田武者之助』を読んだだとか、そういう表現の方が多いです。

現代の作家に影響を与えた人

基本的に下記の様な流れで、講談速記本は他作品に影響を与えてきたと考えると良いと思います。

  1. 講談師、速記者、出版社で形勢される集団が作り上げた作品を人が読む
  2. 読んでいた人が作る側に廻った際に、講談速記本の文体や表現を利用する
  3. しかし利用した人は、誰が作ったのかは覚えてない

個々人が作品を独立して作るというよりも、ストーリーやエピソードを共用し、20年という期間で全体が成長していったのが講談速記本です。

定説では現代の表現に影響を与えたのは立川文庫の諸作品であるということになっているので、立川文庫の中心人物の玉田玉秀斎という人の影響が強いということになります。

しかしこの説は、かなり微妙だと僕は考えています。

玉秀斎さんは発想力やストーリーを手堅くまとめる能力が、他の講談師と比べると抜き出ていることは確かです。

しかし玉秀斎という人も、他の講談師の語った物語からストーリーや表現を借りて来ています。

これは別に悪いことではなく、イマイチな例えですが、オープンソースのコミュニティーに近いかもしれません。

2011/08/17 11:37:25
id:mojaland No.18

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/17 00:33:48

講談速記本の一冊あたりの長さはどれくらいでしょうか?

コトリコさんは大量の講談速記本を猛スピードで読まれているようですが、どこでそれを入手されていますか?また、猛スピードで読む秘訣はなんですか?

id:kotorikotoriko

講談速記本の一冊あたりの長さ

これは時代によって異なります。

明治の40年あたりですと、通常は200ページくらいです。

ただし改行はありません。

出版をして人気が出ると4部作になります。

典型的なタイトルも決っており、桂市兵衛で作ってみると、

  1. 剛勇桂市兵衛
  2. 九州漫遊桂市兵衛
  3. 後の桂市兵衛
  4. 最後の桂市兵衛

といったような感じです。

200ページ本以前は100ページ程度の講談速記本が出ていました。

円本ブームによって、この4部作を一冊にまとめ、500ページ程度の書籍が出版されることになりました。

さらに文庫ブームによって4部作の面白い部分だけ取り出し300-400ページの書籍も出版されています。

この他にもいろいろと種類がありますが、概ねこういう感じのページ数です。

早く読むコツ

これは慣れるしかないです。

ただし実際の講談を聴くとリズムみたいなものが理解出来て、ちょっと早く読めるかもしれません。

疲れずに読む方法にも書いたように、聞く様に読むのもポイントです。

最初分らない部分が出てきますが、それはそのままにしても問題ないと思います。

何冊も読んでいますと、自然に理解出来ると思います。

どこで入手しているのか

読み始めの頃は復刻版の講談本や全集を読んだり、当時のものを買ったりしていました。

基本的に古書店にしか売っていないと思います。

こういうものは、買う人は1万円でも買いますし、買わない人は300円でも買わない類いの本ですから、専門店で買うとお値段高めです。

ですから読み始めた当初は、専門外の古書店で掘り出しとして出ていたものを購入していました。

今は9割以上は、『近代デジタルライブラリー』で読んでいます。

http://kindai.ndl.go.jp/

買う場合は『日本の古本屋』や『ヤフーオークション』を利用しています。

2011/08/17 11:39:21
id:mojaland No.19

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/17 09:48:35

コトリコさんはTwitterを使って講談速記本の実況をされているようですが、そのなかで「豪傑」が頻繁に登場するようにみえます。また、講談師として石川一口という人物の名前もよく目にします。これは数ある講談師やジャンルのなかでコトリコさんが特に興味を引かれたものということなのでしょうか?そこで、

  • 講談速記本を見渡したときに、語られる内容やジャンルには数量的な偏りや特に代表的なものがあるのでしょうか?
  • 講談速記本を発表媒体としてよく利用した講談師はいますか?

また、脱線しますが、

  • ピアニストのグレン・グールドのように、レコーディング(講談速記本)だけで講談を発表した講談師もいたのでしょうか?(通常は、寄席などでの口演が速記の前提としてあると思いますが)
id:kotorikotoriko

「豪傑」と「石川一口」

豪傑というのは一種の概念です。

いわゆる大和魂や根性論、また不良文化やバンカラの大元は、豪傑にあると思います。

当然ながらとても興味深いです。

石川一口さんは初期の頃はまともな講談速記本を出していました。

しかし年間10冊以上のハイペースで出版するようになり、ちょっと内容的にヤケクソな感じになってしまいました。

ところがヤケクソであっても講談師としてのスキルはありますから、異常な表現が産まれてしまいます。

石川一口さんには、こういう点で興味を持っています。


語られる内容やジャンルの偏り

これは時代によって変化します。

任侠物のヒットが出れば、任侠物が出版されますし、後期は忍者映画が作られたことにより、忍者物の講談速記本の出版が多くなりました。

講談速記本を発表媒体としてよく利用した講談師

神田伯海さんや玉田玉秀斎さんがわりと多くの講談速記本を出していると思います。

レコーディング(講談速記本)だけで講談を発表した講談師

これま難しい質問で、正直なところわかりません。

諸事情で高座に上ることが出来なかった玉秀斎さんは、収入の確保のために、講談速記本のみで出版をしていたようです。

あくまで僕の印象ですが、こういうことをしても作家として認められることは絶対にないので、講談師にとってはメリットはほぼないと思います。

2011/08/17 12:17:53
id:Omiso No.20

Omiso回答回数1ベストアンサー獲得回数12011/08/17 12:41:07スマートフォンから投稿ここでベストアンサー

そもそも講談速記本って、どういうものなんですか?

id:kotorikotoriko

講談速記本って、どういうものなんですか?

講談速記本は講談本とも呼ばれます。

基本的には講談という芸を速記して、書籍にしたものが、講談速記本です。

ただし書き講談と呼ばれる速記を飛ばして直接書く手法もありますから、あまり定義ははっきりしていません。

それでは講談とはなにかと説明しますと、台を置いて正座して扇でベンベンと叩いて、心地良いしゃべりのリズムで物語を語るのが講談です。

ちなみに、ベンベンと叩く時間が長い講談師はあまり上手じゃないそうです。

2011/08/17 13:37:00
id:lovepotion No.21

lovepotion回答回数1ベストアンサー獲得回数02011/08/17 18:37:59

こんにちは。講談速記本には豪傑がでてきて、ほかの豪傑やら、ふつうの武人やら、そうでもない町人やらを千切るかのように殺していくものだと伺っております。豪傑やらが人を殺めるさいに、どういった武器に人気がありますか? 少し前の回答に「すりこぎ」で黄門様を殴る婆様がいるというのもありましたから、必ずしも槍や刀だけではないのかなと想像しております。

メジャーな武器だけでなく、マイナーな、たまたま武器として使われた面白いものはございますでしょうか。南部鉄瓶とか、刀の鍔とか。

違う質問です。

Twitterで速記本の話を伺っていると、豪傑は無軌道なまでに人を殺すようですが、豪傑が人を殺すときに、最もつまらない理由をあげるとしたら何かありますか? 現代では考えられない、講談速記本ならではの殺しの理由というのがあればうかがたいです。

id:kotorikotoriko

豪傑に人気の武器、マイナーな武器

鎗、刀が定番ですが、もう一つ松の木を引っこ抜いて振り回し、全身の骨をバラバラにするというものがあります。

これは水滸伝の登場人物、魯智深の真似です。

真似なんですけど、引き抜いた大木で道を防ぎ追手から悠悠と家に帰るというものや、ヤクザの集団が喧嘩しているど真ん中に丸太を投げて引分けるなど、オリジナルのアレンジも存在します。

その他にも鉄扇や如意、変ったところでは染物用のヘラなどがあります。

泰平の世の中になると、弓矢や馬術がメインで進む物語も大数存在します。

マイナーな武器としてはマグネットの鉄棒というのがあります。

これは磁力で相手の刀を引き寄せることによって、スキを作り出して攻撃するという武器です。

日常品を使った武器としては枕があって、寝込みを襲われた時に、枕を顔面に投げ付けて半殺しにします。

当時は今よりはずっと木枕がメジャーでしたから、枕にも殺傷能力があったのかもしれません。

あと豪傑の名誉のために書いておきますが、基本的に彼らは悪人以外は殺しません。

一番つまならい殺しの理由

力が強い豪傑が聞きたいことがあったので、悪い侍の手を引っ張ると腕がちぎれて死んだのが、僕が読んだ中では一番つまらない殺しの理由です。

ゴミが顔に当ったから殺しただとか、そういうのはわりと多いです。

2011/08/17 21:20:12
id:mojaland No.22

MoJa la Miguel回答回数6ベストアンサー獲得回数02011/08/17 20:14:05

講談速記本は近世に発達した戯作よりは時代が新しく、明治以降に発達した日本の小説よりは古い(またはある時期において同時並行的?)印象をうけます。そこで、

  • 単に「速記本がのちの何かに影響を与えた」というと、言文一致運動に影響を与えたとされる圓朝の落語の速記本がまず思い浮かびますが、講談速記本というものが日本文学史が形成する系統樹のどこかに位置づけられる可能性はありますか?
  • もし位置づけられるとして、講談速記本は過去の何かから枝分かれして、さらに何かに派生していったのでしょうか?それとも一時のブームとしてやがて姿を消したのでしょうか?
id:kotorikotoriko

文学史が形成する系統樹のどこに位置づけられどう派生したのか

少し話はズレますが、円朝の速記本が言文一致運動に影響を与えたというのは、僕は嘘だと思っています。

あれは二葉亭四迷が坪内逍遥に、圓朝の速記本を真似して浮雲を書いたと相談したという記憶が残っているから、そういうことになっているだけです。

二葉亭四迷個人に関しては、戯作も読んでいましたし、言語の学習や翻訳を通じて得るところもあったと思います。

その他の書き手に関しても、円朝の速記本だけ読んでたということはあり得ません。

多数の落語家の落語の速記本(雑誌)が大量に出ていましたし、当然ながら講談速記本も出ていました。

それこそ日本の近代的な表現の形成には、新聞の投稿欄ですら貢献しているのです。

それはそれとして本題ですが、系統樹のどこに入るのかというと、かなり難しいので一例を上げたいと思います。

紙芝居の黄金バットの作者は武侠小説や講談速記本をほぼ確実に読んでいて、ストーリーの展開などを考案しています。紙芝居史上最高の人気を誇る黄金バットは講談速記本の影響を受けているわけですね。

その紙芝居を作っていた人々は、戦後になって貸本用漫画家志望の若者向けに、絵画教室を開いています。この教室には水木しげるさんも参加していたと思います。

また貸本漫画を描く人々は、かっては貸本屋のお客さんです。貸本屋には講談速記本が大量に置かれています。絵が好きな彼らが講談速記本に描かれている挿絵を見て、影響を受けないわけがありません。

そんなわけで漫画という分野に対してだけでも、講談速記本は大きな影響を与えていると僕は思います。

講談速記本はどこから来たのか

講談速記本が過去のなにから出てきたのかというのは、当り前ですけど講談です。

それに当時の全く新しい技術が加わることによって、ああいう世界を作り上げることは出来たんだと思います。

声を捕えて刻むという速記はもちろんとして、印刷技術の進歩によって、生産速度が向上したことや、ルビの表示が可能となったことも大きいと思います。

2011/08/17 21:24:12
  • id:kotorikotoriko
    twitter で質問をもらったので転載をします。

    Q.イラストのこれは親子なんですね。知らずに打ち首って何故ですか。
    A.夫婦ともに厄年の場合は子供が育たないという迷信があって、一度捨て子にして再度拾うという風習が存在していました。
    そのイベントの際に手違いで、他人の子供と入れ変ってしまい、20年後に大変なことにっていう展開です。

    Q. えええーwそれで捨てられた息子がキレたみたいな感じですか?面白い。ただ挿し絵から全く想像がつきにくい話ですねなんか。
    A.講談では、たまに全く関係ない絵がついてる場合もあります。

    Q. それ気になるw この挿し絵では息子がポーズとかキマっててカッコ良く書かれてるけどカッコつけるとこ違うし 実際お父さんは斬られてしまうんですか?ww
    A.ジイさんは完璧に死にますね。ジイさんは拾って育てた息子が原因で処刑になったんですけど、本当の息子が親父が死んだのは親父が拾って育てた息子のせいだってことで、そいつを殺すために旅に出るみたいな感じです。あとジイさんの本当の子供の弟とかもいてすごくヤヤこしい展開です!!

    Q. ややこしいwじゃあじいさん死んだら次、息子どうしのバトルに発展するのでは そして殺されたじいさんの息子の弟がそのバトルに乱入みたいな展開を想像。。。
    A.ジイさんが捨てた息子の義兄弟もいて、息子+義兄弟+本当の弟のトリオでジイさんが育てた本当の息子じゃない奴を日本全国探すみたいな展開で、その途中で悪い奴らがいたら三人でやっつけることによって、さらにヤヤこしくなるみたいなストーリーです。
  • id:kotorikotoriko
    かんたんなことでも良いから質問してください。

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