ペットボトルのふたは どうして閉めにくいのでしょうか？

　ペットボトルのふたは、第一に中身を密封するための物。

第二に、中身を飲む時の出口を作るための物です。

つまり、便利に中身を入れ替えて使う水筒などのふたとは少し目的が違います。

　わざわざコンビニまでペットのお茶を買いに行って、店員にふたを開けてもらうお年寄りもおられるそうです。

なぜなら、開けるにはある程度以上の握力が必要なのですが、それがつらいお年寄りもおられると言うことです。

　閉めるのもネジの山を水平にして閉めなければなりませんから、一手間余分に掛かります。

しかし、価格が安く、機能は充分です。

問題はふたの直径が小さく扱いにくいことにあります。

　結論として、お値段相応だと思います。

ふたの直径を大きくして同じ強度を保とうと思えば材料費が高くなるからです。

技術的には分厚くするか材質を良くするかの二択になる。

昔ながらの王冠やコルクよりもマシだと思いますけどね。