「アインシュタインの相対性理論の前提を覆す」ような「ニュートリノは「光より速い」」というニュースについて、どう言うふうに理解すればよいのかを分かりやすく説明していただけませんか?

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  • 登録:2011/09/23 22:20:04
  • 終了:2011/09/29 11:43:15

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id:takejin No.1

たけじん回答回数1493ベストアンサー獲得回数1942011/09/24 01:06:17

ものすごくざっくりと。

1 我々の存在する空間には、光の速度で移動する物(後述※)とどう頑張っても光の速度に達しない物の2種類がある。

2 物体を加速すると、光の速度に近づくにつれてその質量が大きくなっていく。光の速度の寸前で、質量が無限大になるので、それ以上の速度が出なくなる。したがって、もともと光の速度ではないゆっくりとした移動物体は、光の速度に達することができない。

3 したがって、我々の存在する時空には、光の速度を超える物質は存在しない。

(※物を物質と粒子と波動の混合物とし、いっしょくたに考える。とりあえず質量がない物質という概念を持ってくることになるので、それ以上考えない。)

今回の発見が正しければ、3に抵触することになる。先日ニュートリノには質量が有ることがわかったので、質量がないから加速限界はないという逃げが打てなくなっている。

(以下余談。ファインマンダイアグラムの読み方によっては、通常空間でも時間を遡行する粒子は存在することになるから、タキオンはこの時空に存在してもOKなのだけれど。陽電子なのかタキオンなのかは解釈次第だと思う。)

id:macfann

たけじんさん rscさん miharaseihyouさん

 早速教えていただいてありがとうございます。

 「因果律」や「素粒子」などの概念を理解するのにだいぶ時間がかかりました。この世界は私たちが思っていたよりずっと面白くて不思議なものだということが「実証」されたわけですね。「高次元空間」が存在するとならば、SF小説にある「タイムトラベル」は決して空想ではなくなるのでわくわくですね。

 ちなみに、今回の発見は「膜宇宙理論」を後押したものだと考えてよろしいでしょうか?

2011/09/25 11:58:25
  • id:rsc96074
     もしかして、これが発見されたのかも?
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AD%E3%82%AA%E3%83%B3
  • id:miharaseihyou
     つまり、ニュートリノはタキオン粒子の一種である可能性もある・・・とな?
    因果律の破綻があるんだったかな?
  • id:takejin
    因果律の破綻は、情報の伝達速度が光速を超えたときに発生します。ニュートリノの場合は、情報が伝達されない場合があって、一概に因果律が破綻したとは言えないんですよ。
    タキオンの定義とニュートリノの定義が重なるかどうか・・・というか、ニュートリノがまだ完全に定義できていない。ニュートリノってなに?の実験の最中の出来事ですから。
  • id:takejin
    宇宙論とはあまり「現在のところ」関係ないと思います。
    謎の粒子ニュートリノの研究の進み方で、現在我々のいる宇宙の起源とか将来とかがわかるかもしれないのですが。速度の問題と相対論と宇宙論は、簡単にまとめてしまえるものではないので。
    詳細の検討と、追試を待ちましょう。
  • id:miharaseihyou
     どんな概念で理論が構築されるのか興味深いですね。
    光速よりも遅い光と対になるとか、オーバーロードした分だけ光速を越えるとか。
    カミオカンデでも色々やってるようだし、今後の展開に期待できますね。
  • id:macfann
    たけじんさんのおっしゃる光速を超えた時の「因果律の逆転」の概念に興味津々です。映画のコマ逆送りのような、「過去の因」は「果」になり、「過去の果」は「因」になるような「逆因果律」の世界でしょうか? 何かもかも「逆転」となると、干渉したとしても実際の未来には影響が出ないはず? 量子力学でいうような「因果律の破綻」は高次元空間を必要としますが、我々4次元の時空ではその「破綻」は許されていないんじゃないかとふと気づきました、どうでしょうか? しかし「後歩き」だけでも辛そうですね…
  • id:macfann
    miharaseihyouさん、ありがとうございます。
     「光速よりも遅い光と対になる」とは見えない実体と見える形が別々になるということでしょうか? 哲学的ですね。
     カミオカンデでの進展は楽しみです。「統一理論」の実証も頑張って欲しいですね。
  • id:takejin
    macfann様、あっちの質問のコメント欄の因果律の件は、本当は因果律は破綻していないんですね。情報を得る側にとって、因果ではなくて、果因になっているだけであって、当人たち(青年と花嫁)は因果律はただしいままです。
    相対論的宇宙観では、観察者と被観察者がいて、その相対的な立場によって現象が変わるわけです。その二つの視点を繋ぐのが、光の速度なわけで。
    情報を得る側(宇宙船)では、得られる情報が単一のソースで、その時間は逆転している。しかし、その元になる被観察者である青年と花嫁は、正常な時間経過をたどっている。(青年が宇宙船を観測すると、ちょっと変わってきますが。)
    因果律は「破綻」しているわけではないのです。情報を得る順序が逆になっただけです。物質と情報は別物なので、因果律はそれぞれ別に考えなくてはならないし、物質の因果律は保存されると思います。
    ですから、タイムマシンではなくて、タイムライブラリへの検索という感じですね。つまり、過去への「干渉」はできないのではないかと。

  • id:macfann
    たけじんさんの「情報を得る側(宇宙船)では、得られる情報が単一のソースで、その時間は逆転している。」はとても分かりやすくまとめていただきました。そこで僕はブライアン・ワイス博士の「退行催眠療法」を思い出しました。自らの「前世」を客観的に「観測」することができるが、「干渉」はできない、まさに「タイムライブラリへの検索」というような感じが全く同じです。
    なんか、この話は面白くて話題が尽きないので終了したくないですね。
    また別の機会で、科学的に「輪廻」や「前世」について皆様の考え方を伺いたいと思います。
    たけじんさん、皆さん、ありがとうございました。

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