手数料などはどうだったでしょうか?
手数料はヤフオクはずっと無料でした。
eBayが去ってから有料化しました。そういう戦略だったらしいです。
今でこそGoogleが強いですが、ポータルサイトで皆訪れるYahoo!が運営していて知名度がバツグンだったこと、
手数料が無料だったこと、身元確認も不要で手軽だったこと、
その他細かい部分が日本向けに特化されていたこと、などなどが挙げられそうです。
大きな要素の一つは宣伝の差ですね。
ヤフーは検索大手でポータルサイトも持っていました。
今でもヤフーで何か商品などを検索すると、ヤフーオークションのオークション結果などが上位に表示されたりします。
これはつまりヤフー自体がヤフオクのSEOをやってる、というような状態と言えるでしょう。
何を検索してもヤフオク結果が出れば、SEO効果は莫大なものになったでしょう。
ポータルやメールでも度々宣伝していました。
そのような宣伝でオークションならヤフオクというのが、言わばデファクトスタンダード、実際上の標準規格とさえなってしまった感じがあります。
恐らく一般的なネットのライトユーザーはeBayというサイトの存在そのものを知らなかったと思われます。
私も海外のeBayサイトは見た事がありますが、国内のものは見ていません。
宣伝とは効果的に行えば、企業の去就をも左右すると言う好例と言えるでしょう。
コメント(0件)