音楽業界のビジネスモデルについて、2つほど皆さんのお知恵を拝借したく投稿させて頂きます。


まず1つ目は、5年先の音楽業界において、レコード会社がいかに生存領域を見出すかについてです。AppleやGoogle等を筆頭にダウンロード型のビジネスが主流になっていく中で、レコード会社の打ち手として、どのような戦略が有効と思われますでしょうか。

次に2つ目ですが、アーティストにとって最良のビジネスモデルと、消費者にとって最良のビジネスモデルと、それぞれの立場で考えたいのですが、どちらでもけっこうですのでアイデアございましたらお聞かせ頂けませんでしょうか。

以上2点、是非ご意見頂けましたら幸いです。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 13歳以上
  • 登録:2011/11/27 23:35:06
  • 終了:2011/12/04 23:40:03

回答(3件)

id:jan-bro-011 No.1

jan-bro-011回答回数43ベストアンサー獲得回数92011/11/28 03:27:38

ポイント34pt

①もうCDは売れないので、早めにダウンロード型主流に切り替えるのが良いと思います。
薄利ですが、在庫リスクが無くなります。懸念はストアやマーケット内での広告のアリ方を早めに見つけて打ち出せるかどうか。うまくいけば市場は確保できると思います。プロモーションに掛ける予算も減る中で、如何に売り上げに繋がる広告を打ち出せるか、これから5年でどんどん変わると思います。

②既に本格化が進んでいますが、ネットを利用したライブ中継など。生でこそのライブですが、ネットライブの需要が進んでいるのも事実だと思います。映像自体に課金を考えているサービスもあるようですが、広告の一部として捉える方が良いと思います。

id:TOMOTAKA No.2

トモタカ回答回数46ベストアンサー獲得回数132011/11/28 14:37:22

ポイント33pt

音楽業界共通の悩みだと思います。
id:jan-bro-011さんがインターネット販売の可能性について回答しているので、逆方面から回答してみます。
 

コピーされない付加価値商法は、まだ開拓の余地がある(①の回答)

付加価値をつけて販売する方法はまだ開拓される余地があると思います。
Hubero Kororo | design [dyzajn!] dyzajn?
チェコスロバキアのデザイナーの仕事です。CDを開封すると、インクがにじみ出てオリジナルのCDパッケージが出来る。という物です。リンク先の動画を参照して下さい。
日本ではKiyoshi Yoshida氏などは早くからCDにお香を同封して販売しています。
付属品(フィギュア、アクセサリーなど)で、付加価値をつけて販売する。という手法は、まだ開拓の余地があると感じています。
別に言い方をすると、ポスターや映像特典程度の簡単にコピーされネットで配布されてしまう、所有欲を掻き立てられないグッズは低価値だと思います。
 

アナログ体験はこれから価値が上がり、ビジネスになる(②の回答)

ひとつの答えはライブにあると思います。
いくらネットが普及し便利になっても、同じ趣味人がリアルに接触する楽しさは、代替不可能です。
インターネットでの無料提供や、インターネットライブは、客寄せ宣伝と割り切る。
そして、無料ユーザーとゆるい繋がりを維持し、ライブに足を運んだりグッズを買う有料顧客になるまで、長期的に育てていく。という感覚で商売する。
この手法は爆発力に欠けるかもしれませんが、十分な収益性が確保できると考えられます。
インターネットによる便利でデジタルな経験が増えれば増えるほど
アナログで不便だけど、情報量の多い体験の価値は上がると思うのです。
コピーできない体験、その場所・その時間でしか味わえない経験は、消費者だけでなく作り手にとっても、価値が高いものです。
 
結論としては、コピーできない体験をいかに創造するか。がこれからの文化娯楽に求められるキーワードだと考えます。
 

参考文献

  1. ライブハウス文化論 (青弓社ライブラリー 53)

    ライブハウス文化論 (青弓社ライブラリー 53)

  2. パッケージなど本当に何もない音楽そのものに愛着を持てるかどうか
  3. 音楽ストリーミングよ, アーチストは飢えてもレコード会社は飢えないことに着目を
  4. 真性引き篭もり: はてブにBANされて思い出した、Vavleとblizのdota戦争。

参考文献の紹介
1.ライブハウスの文化や歴史を掘り下げた書籍。海外の事例なども参考になるかも
2.対談です。CDの価値とは何かについて論じられています。
3.TechCrunchの記事。原文はアメリカ。ストリーミング配信についての最新記事です。
4.ネットゲームの違法ユーザー(タダでゲームを遊ぶ)が、どのようにして有料顧客になるのかについての経緯が面白いです。

 
私の回答がなんらかのお役に立ちましたら、嬉しいです。
必要な情報がありましたら、コメントを下さい。追記いたします。
とってんぱらりのぷう。

id:NazeNani No.3

なぜなに回答回数1614ベストアンサー獲得回数2762011/12/04 01:08:12

ポイント33pt

①5年先の音楽業界において、レコード会社がいかに生存領域を見出すかについてです。
AppleやGoogle等を筆頭にダウンロード型のビジネスが主流になっていく中で、
レコード会社の打ち手として、どのような戦略が有効と思われますでしょうか。

まず、今までに増して、コンテンツの差別化戦略や付加価値戦略、
可能であれば、競争優位になるためのコストリーダーシップ戦略等も
考えられると思います。更なる差別化戦略が一番に考えられるのは、
なぜなら、将来レコード会社はコンテンツやライセンスのみを貸与する
ビジネスモデルに移行して行く可能性があるからです。

デジタル配給が中心になっても、レコード会社自体は現在の様に
デジタルコンテンツの割合を増やす形で今後も継続していくと思います。
実際、iTune Storeなどに楽曲を提供しているのは、今でも各レコード会社です。
iTuneなどは、従来の様な実店舗で色んなレーベルのCDを置いていた
お店の代わりなので、デジタル専門のレコード会社も多く出て来てはいますが、
従来からあったレコード会社自体も、デジタルに移行していきながらも
新しい形態で生存領域を広げ続けることも可能だと思います。
街の音楽の実店舗の方は減って行くか、他の商品を一緒に扱ったりして
生き残って行く必要があると思いますが、これはレコード会社とは別です。

現在、CDで販売されたり、デジタルでハードディスクやメモリ上に
ダウンロード保存されて聴かれているいる楽曲は、ネット環境が
より高速で快適に進化をすれば、ローカル・ダウンロード保存せずとも、
クラウド・サーバー・アクセス化に移行して行く可能性もあります。
ローカル・ダウンロードで持ち運べる楽曲に数は、手持ちの
ハードディスクやメモリ等の記憶媒体のサイズにより制限されますが、
既に新しいiPhoneのiCloudで、月会費を払えば、自分が今までに購入した
楽曲を無制限に全曲、いつでもどこでもクラウド・サーバーに
アクセスする環境さえあれば好きな時に聴けるみたいなのを始めていますが、
そういう仮想貸与みたいなのが将来の主流になるかもしれません。
それなら、iPod等の残りのスペースに関係なく、(金銭さえあれば)
何曲でも購入(貸与)や視聴が可能になります。

既に欧米では、似たシステムを使った「月額○ポンドで何曲まで
何回でも無制限に聴き放題!」の合法の会員制電子レンタル屋も
既にあり、レコード会社にもライセンス料が払われていますし、
これを各レコード会社が、従来の様にCDやダウンロードで楽曲を
「販売」するのではなく、アクセス権やライセンスだけを
特定の会社やユーザーに「貸与」する様な形で、ライセンス料や、
月会費や、聴く分を払うPay As You Goの形態で提供することも考えられます。
そういう技術面での投資は、各レコード会社がそれぞれ新システムを
導入するよりは、iTune+iCloudなどに委託して貸与した方が
低コストなので、今までの販売の形から、ライセンス契約の様な形で
貸与する更に流通が簡単なビジネスモデルも出来上がってきます。

一方、そういうデジタル販売や貸与が中心になることによって、
従来のメジャーやインディーズのレコード会社だけでなく、
ミュージシャンなどが直接個人や小規模でデジタル専門の
直接の楽曲配給を始めることがより容易になってくるので、
そういう意味では、競争は益々激化し、今までのレコード会社の
存在価値やプロモーションの形態は、大きく変わっては来ます。
大きなレコード会社の占有率が減り、多用に細分化されると思います。
中には特定のマニア向けのレコード会社も増えると思います。
いわゆるそこでしか提供できない様なフューチャリング等での
豪華共演や、コアなマニア向けの音楽なども増えると思います。
中には新しい音質技術のライセンス販売を楽曲とセットでする
レコード会社と音響ソフト会社の混ざった様な分野も出てくるかもしれません。
中には、マニア向け商品で、富裕層の中高年には懐かしのアナログ盤の形の
パッケージのプレミアムCDを売り、珍しさと懐かしさに合った昔の選曲で、
デジタルエイジに売り上げを伸ばした逆転の発想もありました。:
http://tenshoku.dreammail.jp/n_careerup_04.html

競争の激化は、需要と供給数の供給数を上げる事になりますから、
今までのレコード会社が大掛かりにマスメディアを使って宣伝し、
「作り出して売ってきた大スター」からの転換も起きると思います。
需要を作り出す側が逆に力を持ち、各自の「求めるスター像」や
「時代の求めるスター像」で、ひとかどのスターみたいな
ファン参加型の庶民派の小スター出身が増えていくと思います。
量産型の大スターだけじゃなくて、デジタルの低コスト化を活かし、
そうした個性的な小スターを上手く見つけて上手く育てられる技量も
これからのレコード会社の経営には問われるのではないかと思います。

また提携型の複合ビジネスで、音楽を使ったデジタル・マーケティングの
可能性も考えられます。あからさまなCMソングでなくても、
何かを意図的に流行らせたいとか、appや他の商品などと連動してるとか、
政略的な特定のメッセージなどを一般に広く浸透させたい場合、
アーティストに隠れたスポンサーがつく事によって、宣伝効果用に
例え無償で楽曲を提供しても損がでない音楽を使って、
ブームなどを築き上げたり、別の物を売り上げたり普及させる、
マーケティングツールとしての複合コンテンツも増えてくるかもしれません。

レコード会社の曲のマーケティングやプロモーションの方も、
今までの大掛かりな広告やテレビ雑誌などでのマスメディアを使った
宣伝以外に、ネット上のフェイスブックなどソーシャルメディアやapp、
YouTubeなどや口コミなど、プロモーションの形が更に双方向に
多様化していくと思います。この移行や拡張の際にも、
従来とは違った経営戦略が必要になってきます。

そういう意味で、更なる差別化やプレミアムや価格競争など、
生き残りの為の戦略やアイデアが必要になって来ると思いました。
それに成功したレコード会社は5年後も生き延びると思いますし、
低コストで低部数からも発信可能なデジタル配給の利点を生かした
コア層やニッチマーケットを狙ったり、ブルーオーシャン戦略で
今までなら出せなかった様な、単なる音楽コンテンツに収まらない
意外な新分野を開拓する会社も出てくるのではと思います。
例えば、NOWというその年のヒット曲を収録したCDシリーズがありましたが、
これからは、今何時何分のこの瞬間にその場所で一番良く聴かれている
曲だけを集めた、オンデマンドのRIGHT NOW RIGHT HEREみたいな、
その瞬間だけのアルバムの配給等も可能になるかもしれないわけで、
そういう頭のやわらかい発想を次々思い浮かべられる会社は、
例えデジタルの先に別の変化があったとしても、
常に時代のニーズに合うように臨機応変に対応して行けると思います。


②アーティストにとって最良のビジネスモデルと、
消費者にとって最良のビジネスモデル。

一般的にはレコード会社もアーティストも、利益を守る為に
曲の不正コピー防止のための様々なセキュリティ対策をしていますが、
中にはライブ活動が中心のアーティストもいて、
楽曲提供は客寄せの宣伝で、無償のプロモ曲を提供したりして、
より多くの人に自分の曲を聴いてもらいたいと
宣伝や自己表現の様に考えておられる場合あります。
この場合はかなりそのアーティストにとっての最良のビジネスモデルと、
消費者にとっての最良ビジネスモデルとが近くなると思います。
楽曲のオープンソース化や共有にも近いと言えるかもしれません。

只、あくまで音楽ビジネス一般の常識で考えた場合、
当然ビジネスですので、商売で利益を生み出すのが目的で、
様々な経費もかかっていますので、通常はそういうことは稀で、
これからも大手のレコード会社やアーティスト達は
更に様々なコピー防止の技術に出資や協力したりして、
商品である「コンテンツ」を守ろうとしていくと思いますので、
そこが消費者にとっての最良のビジネスモデルとの大きな争点になります。
消費者にしてみれば、一般的には、良い曲をできるだけ手軽かつ
安く(できれば無料で)たくさん楽しみたいと願うはずです。
只、アーティストにとっては、好きな曲を演奏してお金を儲けることが
仕事なので、曲が格安やフリーで流通してしまうと、その知名度を活かし、
公演やマーチャンダイズ、副業等、楽曲以外で稼ぐ必要が出て来ます。

レコード会社の売っている「コンテンツ」を提供する媒体が、
昔のアナログ盤からCDに移行し、デジタル・ダウンロードに移行した後、
今の流れでクラウド・サーバーから貸与する形だけに統一できれば、
ある意味、消費者にとっては手持ちのコレクションをどこからでも
手軽に楽しめる一方、配給側も不正コピーを防ぐ方法が見つかるかもしれません。
初期のテスト様のiCloudでは逆にそこら辺が普及のための餌の様に
まだゆるく作られているような気もするのですが、後々普及したら、
相当のセキュリティ対策がされるのではと思います。
最初ゆるく作ってあるのは、普及させるための餌の様な気がします。
手軽に楽曲で儲けたいレコーディング・アーティストや、便利好きな
消費者にしてみれば、良いビジネスモデルになるのではないでしょうか。

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