自律神経失調症について説明された英語のサイトを探しています。

不定愁訴を伴った原因のはっきりしない病気は、日本では「自律神経失調症」と呼ばれることが多いですが、欧米ではそのような分類は行われていないと聞きました。
しかし、欧米でも同じような症状の患者はたくさんいるはずです。
そこで質問なのですが、日本でいう自律神経失調症と同じ症状を持った患者向けに作成されたサイト、もしくはその症状について研究する医師向けの文献を探しています。日本人向けのものはもう十分に読みましたので、英語限定でお願いします。
よろしくお願いします。

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  • 13歳以上
  • 登録:2011/12/29 11:32:28
  • 終了:2012/01/05 11:35:03

ベストアンサー

id:NazeNani No.4

なぜなに回答回数1615ベストアンサー獲得回数2762011/12/30 06:00:05

ポイント50pt

英語の医学用語では、「自律神経失調症」は
一般的には、"Dysautonomia"のことを差します。:
http://ejje.weblio.jp/content/dysautonomia
http://en.wikipedia.org/wiki/Dysautonomia

よく昔から東洋医学では、健康を考える際に、
心と体との調和や精神面にもより重点がおかれますが、
西洋医学ではより身体的な機能性疾患として原因を特定し、
遺伝情報とのつながりや、局所的な治療について考えます。
そのため、社会構造や文化の異なる日本と欧米との
定義やアプローチが違う可能性は充分に考えられます。

また、日本では不定愁訴を伴った原因のはっきりしない病気までも
自律神経失調症と呼ばれ、日本独自のストレス社会との関係や、
生活環境の改善や、社会での受け入れ態勢なども総括的に考えられますが、
欧米では、自律神経失調症の場合は、身体的な機能障害などにより
自律神経に症状が出るのではないかと考えられており、
身体的な原因(脳や神経の機能や遺伝も含む)や
実際に出る各症状に対する治療などが行われることが多い様です。
その上で、身体面には問題がなく、精神的なものが原因と
考えられる場合は、カウンセラーの方に行く事になります。

日本でいう「不定愁訴(General Malaise)」の方ですが、
身体機能的に問題のない日本の様な原因不明のストレスなどによる
不定愁訴の場合は、欧米では特に自律神経失調症とは呼ばずに、
Mental Health(メンタルヘルス)の範疇の各症状の
General Malaise(不定愁訴)になるようです。

General Malaise(不定愁訴)ついて書かれた英語のページです。:
http://www.bettermedicine.com/article/malaise
http://www.bettermedicine.com/article/malaise/symptoms

そして、その中で出てくる漠然とした不安感などの不安障害を
Anxiety Disorders、気分の落ち込みの場合はDepression、
不眠の場合はInsomnia、またはこれらをいくつかを
併発した症状として分類し、それぞれの治療や、
心理カウンセラーのカウンセリングの方に行きます。
一方、日本では独自のストレス社会があり、
国民健康保険も効くので、保険の効く簡潔な病名が必要なので、
漠然とした「不定愁訴」ではなく、
それにより自律神経の乱れもみられたりするので、
何らかの無難な病名をつける必要があるのかもしれませんね。

日本は国の保険があるのとストレスのたまりやすい社会構造なので、
特に原因がないのに「頭が重い」、「イライラする」、
「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの調子が悪いという
自覚症状を訴える人の数が多い様ですが、欧米での自律神経失調症は
自律神経などの機能的な疾患の様に思われているので、
米国では日本でいう不定愁訴により自律神経の乱れが出ている場合は、
Mental Healthの方の心理カウンセラーのカウンセリングの方に
悩み相談みたいな形で行くことの方が多いです。
もしくは症状が不眠なら、不眠症に対する投薬などが行われます。
また、疲れが取れないのなら、欧米では「疲れているようだね、
休暇でも取ってスパにでも行ったら?」って医者に薦められますが、
日本の会社だと残業も多いし、簡単に休みが取れない現実があります。

日本と同じく国保はあるけれど、NHSの赤字が問題になっている英国では、
GPにMental Healthのカウンセリングの方に行くか、各治療の他には
もうちょっとリラックスしなさいくらいしか言われないような気もします。
例えば、高血圧の治療対象が、運動や興奮や不安で焦燥もしていないのに
血圧が高い場合で、普段は血圧が正常なのに、激しい運動や興奮や焦燥で
一時的に血圧が上がるのはごく一般的なことで、何らかの原因で
不安や焦燥感を抱えた患者さんが、機能的な障害もないのに
一時的に自律神経の乱れを抱えることは出てくる症状で、
果たして、自律神経失調症それ自体が病気であるのかは、
日本とは異なった欧米での診察用のガイドラインがあります。

また、日本だと風邪で医者に行っても抗生物質とかをくれますが、
英国NHSのGPで風邪をひいたが、日本ではいつも抗生物質をくれていて
すぐ治してくれていたと言うと、そんなのはこっちで簡単に与えると
耐性菌が増える、風邪くらい寝てれば治るから、街の薬局でパラセタモル
(日本のバファリンみたいな、英国OTCの一般的な手頃な鎮痛薬)を買って
飲んで家で寝て休みなさいと言われて、何ももらえないことがほとんどです。
OTCの方が処方箋よりも安いことが多いので、薬も薬局のをまず薦められます。
特に日本の不定愁訴の様な、患者からの訴えは強いが主観的で多岐に渡り、
客観的所見に乏しい場合は、NHSでいちいち面倒をみてたら予算がかさむので、
英国でも米国同様にプライベートのカウンセラーとかを薦められます。
(自殺傾向があるとか社会的に問題のある場合は、別の病名で治療されます。)
英国のガイドラインに準じての客観的所見があり、医師がそう認めた場合のみ、
治療対象になります。(処方箋は一律£7くらいで有料の場合がありますが、
日本の国保の様に患者さん何割負担ではなくて、NHSの通院は基本無料です。
それでもっと重症の患者さん用に無料枠を無駄にできず、診断がシビアです。)
英国の社会は日本に比べるとストレスはたまりにくく休みも多いので、
プライベートのカウンセラーは高いので、少々のイライラや不眠くらいなら、
あまり気にしないで仲間とパブで飲んで楽しみ、夜遊びをしていたりします。
子供のいらつきの場合は、国のカウンセラー等が色々面倒みてくれますが、
大人の場合はみんな自己責任で健康管理をしているような感じです。
なので、日本のような不定愁訴は、英国ではMental Healthの範疇の
General Malaiseで、Dysautonomiaとは呼ばれていないような気がします。

Dysautonomiaの方については、下記の様な英語の専門のサイトがあります。
(専門家の書いた患者さんへのハンドブックのPDFを含みます。):
http://www.ndrf.org/NDRFHandbook.htm

http://www.ndrf.org/Reference.htm

http://www.dinet.org/

更に、最新の研究では自律神経失調症と遺伝子との関わりや、
数々の症例のケーススタディ、また他の脳機能/神経疾患
(パーキンソン病等)との関わり等、
より専門的で学術的な医学研究論文もたくさんあります。:
http://scholar.google.co.uk/scholar?q=dysautonomia&hl=ja&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

一方の、日本でいう不定愁訴(General Malaise)の場合は、
欧米ではMental Healthの範疇ですので、それぞれの多岐にわたる症状に
対応した専門家もまじえたサイトやフォーラム等は、別途たくさんあります。
不安やいらいらなどはAnxiety Disorders、
ストレスなどによる気分の落ち込みはDepressionなど、
Dysautonomiaとはそれぞれ異なる別の扱いになりますが、
Mental Healthのポータルとしてまとめられているサイトがあり、
全般的に日本でいう不定愁訴の各症状が含まれているように思います。
欧米でもいくつかの症状を同時に色々訴える患者さんはいるのですが、
その時その時に出ている症状に対して対策されることがほとんどです。
日本語は曖昧な表現が許されるので、不定愁訴とひとくくりに
言えるのですが、欧米では、General Malaiseとは言っても、
まだ原因は不明だが不安感や不眠がある場合はAnxiety Disordersと
Insomniaについての原因と対策を考え、次の治療の時に
別のDepressionもあれば、今度はそれも含めた対策の方を考える感じです。
そして、カウンセリングを通じて何が原因であるのかを探ろうとします。
原因不明の不定愁訴/自律神経失調症と結論つけるよりは、
検査等で機能障害等の身体疾患の方は原因ではないようだが、
それでは心理的トラウマやストレスなどの他の原因がないか、
カウンセリング等を通じて探ろうとし、その時の症状によって、
Anxiety DisordersとInsomniaとDrpressionがあるので、
その治療をするので、Mental Healthの範疇になります。
有名なMental Healthポータルサイトにはこういうところがあります。:
http://www.mind.org.uk/help/diagnoses_and_conditions

http://www.mentalhelp.net/

学術論文も様々なMental Health分野のがありますが、
日本語は英語よりもボキャブラリが多く、「過労死」などのように
日本独特の文化的背景から派生した言葉は英語の辞書には元々なく、
後から訳す人達が色々考えて、Death from overwork in Japan,
Death due to excessive workみたいに意味が近い英語の言葉を
充てることが多いので、不定愁訴=General Malaiseというよりは、
欧米では、その時に出ている各症状名で呼ばれることがほとんどです。
不定愁訴(General Malaise)は、一種の日本のストレス社会特有の
Mental Healthの複合的なdisorderの様な部分もあると思います。
Mental Healthの英語の論文については日本同様に多岐に渡ってありますが、
いずれも各症状などの専門的な内容になります。:
http://scholar.google.co.uk/scholar?q=mental+health&hl=ja&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

id:MottainaiDriven

本当に悩んでいたので、詳しい説明感謝いたします。


欧米は人口も多いので、その分医学の世界でも日本よりも先進的なことが行われているのかと思ったのですが、そうでもないのですね。

私の場合、不定愁訴の内容というのが眼精疲労、冷え性、胃もたれ、微熱、関節痛、めまい、便秘などで、それぞれの症状が現れたり消えたりしています。その場合、欧米の標準的な医療では、それはそれぞれの科で診察してもらうということになるのですね。

しかし、その症状が現れているときにその部分(か、もしくは脳の対応する部分)に問題があるのは正しいかもしれませんが、では各々の症状が無関係かというと、どう考えてもそんなはずはなくて、どこかに全ての症状を引き起こしている根本的な原因があるのは明らかです。

日本の漢方医学は、独自の概念を使ってその根本にアプローチすることを目指して発展してきましたが、欧米では、そのような考え方はまだ一般的ではないと理解してよいのですね。


不定愁訴とメンタルヘルスとの関連についてですが、生まれながらにして心身が丈夫でない人もいるので、ストレスが原因ではない不定愁訴も存在するはずです。私の場合は、気分が開放的になる週末や長期休暇に症状が悪化しやすく、学生のときには、遊ぼうと思ってた春休みを全部床で過ごすことになってしまったこともあります。

このような状況だとカウンセリングを受けても意味がないと思うのですが、そうなると欧米の医学ではお手上げなのですね。日本では(効くかどうかは別として)漢方医学がありますが。


ただ、不定愁訴と遺伝との関係について調べるのは、希望が持てるよいアプローチだと思いました。

母にも同様の不定愁訴があるので、遺伝が関係している可能性は大きいでしょう。治療法が見つからなくても、遺伝子が原因であるということが分かって病気として正式に認めてもらえるようになれば、患者自身だけでなく周りの人々の精神的苦痛も和らぐだろうと感じました。

2011/12/30 11:39:03
id:NazeNani

確かに、個人差がありますので、元々遺伝的に病弱であったり、
体力がなくて疲れやすかったり、神経質で繊細な体質の人達もいます。
眼精疲労、冷え性、胃もたれ、微熱、関節痛、めまい、便秘も
隠れた疾患がないかをまず良く検査をしてみて、その上で
遺伝的なものや体質との関係を調べるのは良いことだと思います。
特に他に原因がなければ、体質(遺伝することがあります)や、
神経性の胃炎などという診断を受けることもあるかもしれませんが、
神経が高ぶれば胃酸の関係で胃腸の調子が悪くなることはあります。

あと、楽しいはずのホリデーがストレスになる場合もあります。
西洋でも、楽しいはずのクリスマスや結婚式がストレスになるという
研究があります。Holiday Stressと呼ばれることが多いです。
http://stress.about.com/od/understandingstress/a/holiday_stress.htm
色々準備を考えたりするのや金銭的なことがプレッシャーになったり、
新しい人間関係などでの「変化」がストレスになる場合もあるのです。
また、たまにホリデーに自分で計画して旅行等に行こうとすると、
普段と違う生活規則になったり、普段と違う自己責任感が出て来ます。
忘れ物や計画忘れなどがないか、時間や金銭的な工面などや、
人によっては旅行などの交通機関でお手洗いにすぐ行けないとかでも
どきどきして緊張して、お腹の調子が悪くなる人もいます。
逆に試験後や仕事を引退した途端に、それまでの緊張感がなくなり、
どっと疲れが出て逆に体を壊す人もいますので、もちろん遺伝的な
体質というのは大きいですが、もし気分が開放的になる時の方が
調子が悪くなるという場合は、それをどうコントロールできるか、
また理由について考えてみる価値は充分にあると思います。

お母様と似た体質遺伝も考えられる場合は、先人の知恵で、
それでは過去にどういう状況ではお母様は調子が良かったのか、
経験談を聞いてみると意外な改善策が見つかるかもしれません。
逆にいえば体質が似ている分、あなたが考えた改善策が
お母様についても良い事もあるのですから、ご自分で
色々調べられて改善策を考えられるのは素晴らしいことです。

体質改善などは東洋の漢方や鍼灸の方がよく言われることですが、
これらの東洋医学の考えは西洋でも受け入れられつつあります。
中国何千年の歴史みたいな東洋医学に比べると西洋医学は
科学的なアプローチが取られていて近年非常に発展はしていますが、
西洋医学だけで解決しない場合は、東洋医学に関心を寄せる
西洋人も世の中には多いです。
私の元教授は西洋人(EU)ですが、生まれつきの腺病質で
虚弱体質だったため、西洋医学では子供の頃から
入退院の繰り返しになっていたそうなのですが、
とあるきっかけでインドのアーユルヴェーダを知り、
体質が良くなったみたいなことを言っていました。
体力がなかったためにスポーツがあまりできなくて、
それで更に運動・体力不足で体に良くなかったそうなのですが、
最近はジムでヨガやピラティスのクラスを取っていて、
体をストレッチすることでケガもしにくくなったそうです。
お医者様に相談して問題がなければ、そういうご自分に合った
代替医療(alternative medicine)を探してみるのも良いと思います。
最近は世界中で様々なものがあります。:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E5%8C%BB%E7%99%82

2011/12/31 00:10:16

その他の回答(3件)

id:taknt No.1

きゃづみぃ回答回数13537ベストアンサー獲得回数11982011/12/29 11:37:53

他5件のコメントを見る
id:taknt

不定愁訴についての説明のページが 知りたかったんですね?

2011/12/29 13:42:25
id:MottainaiDriven

はい、おっしゃるとおりです。

2011/12/29 13:44:25
id:kodairabase No.2

kodairabase回答回数661ベストアンサー獲得回数802011/12/29 12:38:15

他3件のコメントを見る
id:kodairabase

不定愁訴は indefinite complaint ですが、参考になるような論文は見当たりませんでした。

2011/12/29 17:16:24
id:MottainaiDriven

やはりそうでしたか。
残念ですがしかたありませんね。
どうもありがとうございました!

2011/12/30 08:55:59
id:suppadv No.3

suppadv回答回数3552ベストアンサー獲得回数2682011/12/29 17:47:09

ポイント50pt

違っていたらすみません。

complain of general malaise
で検索されてくる

http://www.la-press.com/redirect_file.php?fileId=2797&filename=2026-IMI-Four-Cases-of-Dysthymic-Disorder-and-General-Malaise-Successfully--Tre.pdf&fileType=pdf

このあたりはどうでしょうか。

id:MottainaiDriven

探していたのは、日本人が書いたものではなくて、欧米の人が欧米の医学の視点から書いたものです。
わかりにくくてすみません。

2011/12/30 12:04:51
id:NazeNani No.4

なぜなに回答回数1615ベストアンサー獲得回数2762011/12/30 06:00:05ここでベストアンサー

ポイント50pt

英語の医学用語では、「自律神経失調症」は
一般的には、"Dysautonomia"のことを差します。:
http://ejje.weblio.jp/content/dysautonomia
http://en.wikipedia.org/wiki/Dysautonomia

よく昔から東洋医学では、健康を考える際に、
心と体との調和や精神面にもより重点がおかれますが、
西洋医学ではより身体的な機能性疾患として原因を特定し、
遺伝情報とのつながりや、局所的な治療について考えます。
そのため、社会構造や文化の異なる日本と欧米との
定義やアプローチが違う可能性は充分に考えられます。

また、日本では不定愁訴を伴った原因のはっきりしない病気までも
自律神経失調症と呼ばれ、日本独自のストレス社会との関係や、
生活環境の改善や、社会での受け入れ態勢なども総括的に考えられますが、
欧米では、自律神経失調症の場合は、身体的な機能障害などにより
自律神経に症状が出るのではないかと考えられており、
身体的な原因(脳や神経の機能や遺伝も含む)や
実際に出る各症状に対する治療などが行われることが多い様です。
その上で、身体面には問題がなく、精神的なものが原因と
考えられる場合は、カウンセラーの方に行く事になります。

日本でいう「不定愁訴(General Malaise)」の方ですが、
身体機能的に問題のない日本の様な原因不明のストレスなどによる
不定愁訴の場合は、欧米では特に自律神経失調症とは呼ばずに、
Mental Health(メンタルヘルス)の範疇の各症状の
General Malaise(不定愁訴)になるようです。

General Malaise(不定愁訴)ついて書かれた英語のページです。:
http://www.bettermedicine.com/article/malaise
http://www.bettermedicine.com/article/malaise/symptoms

そして、その中で出てくる漠然とした不安感などの不安障害を
Anxiety Disorders、気分の落ち込みの場合はDepression、
不眠の場合はInsomnia、またはこれらをいくつかを
併発した症状として分類し、それぞれの治療や、
心理カウンセラーのカウンセリングの方に行きます。
一方、日本では独自のストレス社会があり、
国民健康保険も効くので、保険の効く簡潔な病名が必要なので、
漠然とした「不定愁訴」ではなく、
それにより自律神経の乱れもみられたりするので、
何らかの無難な病名をつける必要があるのかもしれませんね。

日本は国の保険があるのとストレスのたまりやすい社会構造なので、
特に原因がないのに「頭が重い」、「イライラする」、
「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの調子が悪いという
自覚症状を訴える人の数が多い様ですが、欧米での自律神経失調症は
自律神経などの機能的な疾患の様に思われているので、
米国では日本でいう不定愁訴により自律神経の乱れが出ている場合は、
Mental Healthの方の心理カウンセラーのカウンセリングの方に
悩み相談みたいな形で行くことの方が多いです。
もしくは症状が不眠なら、不眠症に対する投薬などが行われます。
また、疲れが取れないのなら、欧米では「疲れているようだね、
休暇でも取ってスパにでも行ったら?」って医者に薦められますが、
日本の会社だと残業も多いし、簡単に休みが取れない現実があります。

日本と同じく国保はあるけれど、NHSの赤字が問題になっている英国では、
GPにMental Healthのカウンセリングの方に行くか、各治療の他には
もうちょっとリラックスしなさいくらいしか言われないような気もします。
例えば、高血圧の治療対象が、運動や興奮や不安で焦燥もしていないのに
血圧が高い場合で、普段は血圧が正常なのに、激しい運動や興奮や焦燥で
一時的に血圧が上がるのはごく一般的なことで、何らかの原因で
不安や焦燥感を抱えた患者さんが、機能的な障害もないのに
一時的に自律神経の乱れを抱えることは出てくる症状で、
果たして、自律神経失調症それ自体が病気であるのかは、
日本とは異なった欧米での診察用のガイドラインがあります。

また、日本だと風邪で医者に行っても抗生物質とかをくれますが、
英国NHSのGPで風邪をひいたが、日本ではいつも抗生物質をくれていて
すぐ治してくれていたと言うと、そんなのはこっちで簡単に与えると
耐性菌が増える、風邪くらい寝てれば治るから、街の薬局でパラセタモル
(日本のバファリンみたいな、英国OTCの一般的な手頃な鎮痛薬)を買って
飲んで家で寝て休みなさいと言われて、何ももらえないことがほとんどです。
OTCの方が処方箋よりも安いことが多いので、薬も薬局のをまず薦められます。
特に日本の不定愁訴の様な、患者からの訴えは強いが主観的で多岐に渡り、
客観的所見に乏しい場合は、NHSでいちいち面倒をみてたら予算がかさむので、
英国でも米国同様にプライベートのカウンセラーとかを薦められます。
(自殺傾向があるとか社会的に問題のある場合は、別の病名で治療されます。)
英国のガイドラインに準じての客観的所見があり、医師がそう認めた場合のみ、
治療対象になります。(処方箋は一律£7くらいで有料の場合がありますが、
日本の国保の様に患者さん何割負担ではなくて、NHSの通院は基本無料です。
それでもっと重症の患者さん用に無料枠を無駄にできず、診断がシビアです。)
英国の社会は日本に比べるとストレスはたまりにくく休みも多いので、
プライベートのカウンセラーは高いので、少々のイライラや不眠くらいなら、
あまり気にしないで仲間とパブで飲んで楽しみ、夜遊びをしていたりします。
子供のいらつきの場合は、国のカウンセラー等が色々面倒みてくれますが、
大人の場合はみんな自己責任で健康管理をしているような感じです。
なので、日本のような不定愁訴は、英国ではMental Healthの範疇の
General Malaiseで、Dysautonomiaとは呼ばれていないような気がします。

Dysautonomiaの方については、下記の様な英語の専門のサイトがあります。
(専門家の書いた患者さんへのハンドブックのPDFを含みます。):
http://www.ndrf.org/NDRFHandbook.htm

http://www.ndrf.org/Reference.htm

http://www.dinet.org/

更に、最新の研究では自律神経失調症と遺伝子との関わりや、
数々の症例のケーススタディ、また他の脳機能/神経疾患
(パーキンソン病等)との関わり等、
より専門的で学術的な医学研究論文もたくさんあります。:
http://scholar.google.co.uk/scholar?q=dysautonomia&hl=ja&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

一方の、日本でいう不定愁訴(General Malaise)の場合は、
欧米ではMental Healthの範疇ですので、それぞれの多岐にわたる症状に
対応した専門家もまじえたサイトやフォーラム等は、別途たくさんあります。
不安やいらいらなどはAnxiety Disorders、
ストレスなどによる気分の落ち込みはDepressionなど、
Dysautonomiaとはそれぞれ異なる別の扱いになりますが、
Mental Healthのポータルとしてまとめられているサイトがあり、
全般的に日本でいう不定愁訴の各症状が含まれているように思います。
欧米でもいくつかの症状を同時に色々訴える患者さんはいるのですが、
その時その時に出ている症状に対して対策されることがほとんどです。
日本語は曖昧な表現が許されるので、不定愁訴とひとくくりに
言えるのですが、欧米では、General Malaiseとは言っても、
まだ原因は不明だが不安感や不眠がある場合はAnxiety Disordersと
Insomniaについての原因と対策を考え、次の治療の時に
別のDepressionもあれば、今度はそれも含めた対策の方を考える感じです。
そして、カウンセリングを通じて何が原因であるのかを探ろうとします。
原因不明の不定愁訴/自律神経失調症と結論つけるよりは、
検査等で機能障害等の身体疾患の方は原因ではないようだが、
それでは心理的トラウマやストレスなどの他の原因がないか、
カウンセリング等を通じて探ろうとし、その時の症状によって、
Anxiety DisordersとInsomniaとDrpressionがあるので、
その治療をするので、Mental Healthの範疇になります。
有名なMental Healthポータルサイトにはこういうところがあります。:
http://www.mind.org.uk/help/diagnoses_and_conditions

http://www.mentalhelp.net/

学術論文も様々なMental Health分野のがありますが、
日本語は英語よりもボキャブラリが多く、「過労死」などのように
日本独特の文化的背景から派生した言葉は英語の辞書には元々なく、
後から訳す人達が色々考えて、Death from overwork in Japan,
Death due to excessive workみたいに意味が近い英語の言葉を
充てることが多いので、不定愁訴=General Malaiseというよりは、
欧米では、その時に出ている各症状名で呼ばれることがほとんどです。
不定愁訴(General Malaise)は、一種の日本のストレス社会特有の
Mental Healthの複合的なdisorderの様な部分もあると思います。
Mental Healthの英語の論文については日本同様に多岐に渡ってありますが、
いずれも各症状などの専門的な内容になります。:
http://scholar.google.co.uk/scholar?q=mental+health&hl=ja&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

id:MottainaiDriven

本当に悩んでいたので、詳しい説明感謝いたします。


欧米は人口も多いので、その分医学の世界でも日本よりも先進的なことが行われているのかと思ったのですが、そうでもないのですね。

私の場合、不定愁訴の内容というのが眼精疲労、冷え性、胃もたれ、微熱、関節痛、めまい、便秘などで、それぞれの症状が現れたり消えたりしています。その場合、欧米の標準的な医療では、それはそれぞれの科で診察してもらうということになるのですね。

しかし、その症状が現れているときにその部分(か、もしくは脳の対応する部分)に問題があるのは正しいかもしれませんが、では各々の症状が無関係かというと、どう考えてもそんなはずはなくて、どこかに全ての症状を引き起こしている根本的な原因があるのは明らかです。

日本の漢方医学は、独自の概念を使ってその根本にアプローチすることを目指して発展してきましたが、欧米では、そのような考え方はまだ一般的ではないと理解してよいのですね。


不定愁訴とメンタルヘルスとの関連についてですが、生まれながらにして心身が丈夫でない人もいるので、ストレスが原因ではない不定愁訴も存在するはずです。私の場合は、気分が開放的になる週末や長期休暇に症状が悪化しやすく、学生のときには、遊ぼうと思ってた春休みを全部床で過ごすことになってしまったこともあります。

このような状況だとカウンセリングを受けても意味がないと思うのですが、そうなると欧米の医学ではお手上げなのですね。日本では(効くかどうかは別として)漢方医学がありますが。


ただ、不定愁訴と遺伝との関係について調べるのは、希望が持てるよいアプローチだと思いました。

母にも同様の不定愁訴があるので、遺伝が関係している可能性は大きいでしょう。治療法が見つからなくても、遺伝子が原因であるということが分かって病気として正式に認めてもらえるようになれば、患者自身だけでなく周りの人々の精神的苦痛も和らぐだろうと感じました。

2011/12/30 11:39:03
id:NazeNani

確かに、個人差がありますので、元々遺伝的に病弱であったり、
体力がなくて疲れやすかったり、神経質で繊細な体質の人達もいます。
眼精疲労、冷え性、胃もたれ、微熱、関節痛、めまい、便秘も
隠れた疾患がないかをまず良く検査をしてみて、その上で
遺伝的なものや体質との関係を調べるのは良いことだと思います。
特に他に原因がなければ、体質(遺伝することがあります)や、
神経性の胃炎などという診断を受けることもあるかもしれませんが、
神経が高ぶれば胃酸の関係で胃腸の調子が悪くなることはあります。

あと、楽しいはずのホリデーがストレスになる場合もあります。
西洋でも、楽しいはずのクリスマスや結婚式がストレスになるという
研究があります。Holiday Stressと呼ばれることが多いです。
http://stress.about.com/od/understandingstress/a/holiday_stress.htm
色々準備を考えたりするのや金銭的なことがプレッシャーになったり、
新しい人間関係などでの「変化」がストレスになる場合もあるのです。
また、たまにホリデーに自分で計画して旅行等に行こうとすると、
普段と違う生活規則になったり、普段と違う自己責任感が出て来ます。
忘れ物や計画忘れなどがないか、時間や金銭的な工面などや、
人によっては旅行などの交通機関でお手洗いにすぐ行けないとかでも
どきどきして緊張して、お腹の調子が悪くなる人もいます。
逆に試験後や仕事を引退した途端に、それまでの緊張感がなくなり、
どっと疲れが出て逆に体を壊す人もいますので、もちろん遺伝的な
体質というのは大きいですが、もし気分が開放的になる時の方が
調子が悪くなるという場合は、それをどうコントロールできるか、
また理由について考えてみる価値は充分にあると思います。

お母様と似た体質遺伝も考えられる場合は、先人の知恵で、
それでは過去にどういう状況ではお母様は調子が良かったのか、
経験談を聞いてみると意外な改善策が見つかるかもしれません。
逆にいえば体質が似ている分、あなたが考えた改善策が
お母様についても良い事もあるのですから、ご自分で
色々調べられて改善策を考えられるのは素晴らしいことです。

体質改善などは東洋の漢方や鍼灸の方がよく言われることですが、
これらの東洋医学の考えは西洋でも受け入れられつつあります。
中国何千年の歴史みたいな東洋医学に比べると西洋医学は
科学的なアプローチが取られていて近年非常に発展はしていますが、
西洋医学だけで解決しない場合は、東洋医学に関心を寄せる
西洋人も世の中には多いです。
私の元教授は西洋人(EU)ですが、生まれつきの腺病質で
虚弱体質だったため、西洋医学では子供の頃から
入退院の繰り返しになっていたそうなのですが、
とあるきっかけでインドのアーユルヴェーダを知り、
体質が良くなったみたいなことを言っていました。
体力がなかったためにスポーツがあまりできなくて、
それで更に運動・体力不足で体に良くなかったそうなのですが、
最近はジムでヨガやピラティスのクラスを取っていて、
体をストレッチすることでケガもしにくくなったそうです。
お医者様に相談して問題がなければ、そういうご自分に合った
代替医療(alternative medicine)を探してみるのも良いと思います。
最近は世界中で様々なものがあります。:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E5%8C%BB%E7%99%82

2011/12/31 00:10:16

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