わたしのオススメは、以下の通りです。ジャンルが広すぎるので、寝食忘れて読みふける、「徹夜小説」で選んでいます。文芸、海外、歴史、冒険、ミステリ、ファンタジー、ドキュメンタリー、エッセイ、ジャンルを問わず、「新潮文庫」のスゴい本を教えてください。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2012/03/post-c468.html
棋士の羽生善治さんと、翻訳不可能といわれたジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』を完訳した柳瀬尚紀さんの対談。努力の大切さを感じました。
羽生さんの「記憶のために時間を費やすのならば、違うことに時間を費やした方がいいと思います」という言葉が印象に残りました。
僕のお勧めは、「風が強く吹いている」です。
これは、映画化にもなっている有名な本です。
読んでいるとどんどん続きが気になっていってしまうような本です。
この本を読んでから映画のDVDを見る、という読み方もいいかもしれません。
詳しくはこちら↓
http://www.shinchosha.co.jp/book/116758/
これはずーっと気になっていて読んでいないものです。良い機会ですので、手を出してみます。オススメありがとうございます。
懐かしい赤川次郎さん!ありがとうございます。今でも楽しめるか、楽しみです。
発売日: 1955/04 とか…、ですが、古いけど古くないこの本が大好きです。
星の王子さま―オリジナル版 に繋がる内容の著者の原体験の部分、あと、私が好きなギヨメにまつわるエトセトラ、飛行機乗りの矜持、その他、近代の古典と言うか、いつになっても色あせない人にとっての大切な何かが記されている名著だと思います。
この表紙は宮崎駿さんのもので、彼のエッセイも巻末に入っています。かなりのお勧め。
そういえば、これも新潮文庫、ありがとうございます。いわゆる大衆向けエンタメがメインかな、と思っていたけれど、誤解でした。「新潮文庫の名著」といえばこれですね。
「火車」に一票、ありがとうございます。
いままで読んだ本のリストを読み返してみると、時代小説が多いみたいです。
藤沢周平さんや、隆慶一郎さんは、新作が読めないのが残念です。
最近は、しゃばけシリーズの次作が楽しみです。
時代物以外では、北村薫さんが好きです。スキップ、ターン、リセットの三部作が新潮文庫でした。
用心棒シリーズは新潮文庫でしたね、忘れてました。そして、隆慶一郎の新潮文庫といえば、「死ぬこととみつけたり」、これはスゴ本でした。そして「影武者徳川家康」読まなきゃ…
北村薫さんの時間旅行三部作は未読です、いつかの楽しみにとっておいたまま、ずいぶん時間が経ってしまいました。
いままで読んだ新潮文庫では一番かな。
あと、有名どころはこれ。
オススメありがとうございます。戸梶さんは「自殺自由法」、舞城さんは「煙か土か食い物」でお腹いっぱいになったので、最近手を出していません。良い機会をありがとうございます。
文字通り一気に読み尽くしたのは、
でしょうか。
前半導入部が辛いという話もちらほら聞くのですが、あの長い長い導入部があってこその圧倒的な展開だと思うのです。
あとつらつらと挙げると
もしかしたらもう書店で手に入らないものもあるかも...
「本格小説」は読みます!ずーっと「あとで読む」本でしたので、これを機に手にしてみます(ありがとうございます)。
沢木耕太郎さんで思い出しました、「深夜特急」は新潮文庫ではありませんか!忘れていました、ありがとうございます。
絶対です。三回くらい買ってます。
http://www.amazon.co.jp/桶川ストーカー殺人事件―遺言-新潮文庫-清水-潔/dp/4101492212/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1330871258&sr=8-1
了解です!チェックしてみますね。
このテの奴なら「消された一家」が白眉だと思っていますが、比べて読むと面白いかも知れません。
個人的に好きなので、質問の意図と違ったらすみません。
海と毒薬
http://www.amazon.co.jp/%E6%B5%B7%E3%81%A8%E6%AF%92%E8%96%AC-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%81%A0%E8%97%A4-%E5%91%A8%E4%BD%9C/dp/4101123020
いえいえ、質問の意図ぴったりです。わたしにとって、新潮文庫は本の世界の入口だったので、良作はいつも昔の作品が多いです。「海と毒薬」はぴったりそれに合います。昔はもっと緑っぽい表紙だったような気が…
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
ハルキといえば新潮社だということを忘れていましたw
そろそろ「1Q84」が新潮文庫で出る頃ですものね…
「世界の終り」も面白かったけれど、ハルキ新潮なら「ねじまき鳥」が好きです。
世界の終り…のラストの潔さにやられてしまいました。
ねじまき鳥も良いですね!好きです。
こちらはいかがでしょうか。参考URLの「君子、固(もと)より窮す。」の場面が好きです。(^_^;
実はこの場面で、子路は突然ゆっくりと踊りだすんですね。ちょっと笑ってしまいました。(^_^;
その時です。いつか広場のまん中に出ていた子路が、両手を大きくひろげて、ゆっくりと踊りだしたのは。
●孔子 (新潮文庫) [文庫] 井上 靖 (著)
※参考URL
●茂木健一郎 クオリア日記: 君子、固より窮す。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2009/06/post-21c2.html
ありがとうございます、ずーーーーーっと昔にハードカバーで買って積山脈のどこかに埋まっています。これを機に文庫でトライしてみようかと。
「笑うな」が好きです。立ち読みで爆笑がとまらず、結局買ったことを思い出しましたwww
「寝食忘れて読みふける、『徹夜小説』で選んでいます」の部分がツボに入りましたのでその線で絶対のオススメを。Dainさんのリンク先のブログは検索でチェックしましたのでお読みではないと踏みました。万一既読でしたら残念ですが。
おなじみスティーヴン・キングですが、意外と見過ごされがちな「ゴールデンボーイ」。数あるキングの徹夜小説の中でも短さとダレ場のなさとジェットコースター性でまさに巻を措く能わずの傑作。中篇なので徹夜までは要しませんが、トイレや飲食的な中断も惜しくなるページ・ターナーです。冒頭を5ページでも読んでしまったらもう中断はできませんので万全の態勢でお臨みください。
力の入ったオススメ、ありがとうございます!もっと青っぽい表紙の頃から熱読しています。ゴールデンボーイは「四季」の中でピカイチですね(「死体」が二番かな)。
筒井ファンとしては挙げないと、
息が長いです。いまだに色褪せない。
筒井文学の行き着いた先
でも、これが一押し
あら、販売されてなさそう。
SF黎明期の作品もまだまだ読めます
古い作品も継続するのが、新潮のいいところ
「八景」はいろいろな機会でオススメされるので、これをチャンスに読みます。
「虚航」は強烈でした。既読の方にオススメしたいのが、「萌え絵で読む虚航船団」です。「まずコンパスが登場する」からお楽しみあれー
http://www.geocities.jp/kasuga399/oebi_kyokousendan1.html
五郎治殿御始末/浅田次郎
http://www.shinchosha.co.jp/book/101925/
鬼麿斬人剣/隆慶一郎
http://www.shinchosha.co.jp/book/117412/
ありがとうございます、どちらも未読です。楽しみにリストに入れました。
庄司さんは「赤頭巾ちゃん気をつけて」が面白かったです…をっとこれも新潮文庫でした。「白鳥」はチェックします、ありがとうございます。
子供の頃「ゲゲゲの鬼太郎」をみてから妖怪さんがすきなんです(笑)
こんなスゴいやつも文庫で出ていたんですね、知りませんでした。ありがとうございます。手に取ってみますね。
すぐ思いついたのはこれなんですが
ただ、「徹夜して読み耽る」というよりも長い時間をかけて延々読んでいたいタイプの小説なんですよねー個人的には。
(書影は串田孫一デザインの古いほう)
「楡家」はこのデザインの新潮文庫で読みました。炊きあがったご飯を混ぜるシーンが印象的でした(「ほおれぇ」でしたっけ…)
ただ、本家の「ブッデンブローク家の人々」は未読なことも思い出しました。ありがとうございます。
ブログでも扱っておられますが、
【送料無料】 フェルマーの最終定理 新潮文庫 / サイモン・シン 【文庫】
は外せないでしょうね。それなら同じ著者で
【送料無料】 暗号解読 上巻 新潮文庫 / サイモン・シン 【文庫】
【送料無料】 暗号解読 下巻 新潮文庫 / サイモン・シン 【文庫】
【送料無料】 宇宙創成 上巻 新潮文庫 / サイモン・シン 【文庫】
【送料無料】 宇宙創成 下巻 新潮文庫 / サイモン・シン 【文庫】
もかなり面白いですよ。
意外なところで、
も何故石破氏が田中防衛相に国会であのような質問をしたのかが理解できて良いでしょう。
サイモン・シンはハズレがないとの評判です。期待して読みますね。
「国防」は知りませんでした、手にとってチェックします。
石田衣良『4TEEN』
小川洋子『博士の愛した数式』
リチャード・バック『かもめのジョナサン』
湯本香樹実『夏の庭』
「かもめ」夏の庭」を読んでいます、どちらも名作ですね(そういや、これも新潮文庫なのですね、思い出させてもらい、ありがとうございます)。
「博士の愛した数式」はそのうち読もうかなーと思ってる一冊です、オススメありがとうございます。
旅のラゴスは筒井作品では異色作ですが、それゆえに面白く個人的には一番映像化してほしい筒井作品です。本好きな人は読むべき本。
ウンベルトエーコといえば、分厚い本を書く人ですが、こういう清水義範みたいなこともする人と知り、目からうろこでした。
星新一が翻訳したアシモフによる雑学本。今読むと情報が古いものも多いですが、翻訳が軽妙なので面白いです。
どれも、知ってはいるけど未読の良さそうな本ばかり、オススメありがとうございます。こういうのがそこらで手に入るので、(読む本がないと落ち着かないわたしには)安心できます。
『流れる』幸田文/著
女中が見た芸妓の艶。花柳界に力強く生きる女性たちを活写した幸田文学を代表する傑作。【日本芸術院賞 新潮社文学賞 受賞】
http://www.shinchosha.co.jp/book/111602/
とにかく最初のページを読んでみてください。
いきなり引き込まれます。そしてそのまま流れにのってしまいます。
名文、東京下町の置屋の雰囲気を見事に伝える小説です。主人公の心理描写もとてもいい。
これは、読みます!
オススメありがとうございます。
読みました、おっしゃるとおり、最初のページから引き込まれ、文字通り「流れる」ように読み尽くしました。面白い読書体験、ありがとうございます。
『白鯨』メルヴィル
読みやすい物語形式ではなく、鯨に関しての主人公の偏愛的ともいえる知識の描写と、悪夢のような捕鯨船上での出来事が絡み合ってできた小説なので、人に勧められるかというと躊躇しますが、自分は寝食忘れて読みふけりました。
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー
それと、あまりに有名どころなので紹介するのもどうかと思うのですが、ロシアの宗教事情を把握できれば、ミステリー要素の入りだす中巻以降は確実に読みふけることはまちがいなしです。
「白鯨」は読みます!幾度も挫折してきましたが、良い機会です(背中を押して頂き、ありがとうございます)。
「カラマーゾフ」の上巻の帯があるなら、ぜひ見てくださいね。「小説のラスボス」と称する拙文が載っていますので…
山崎豊子の「不毛地帯」第三部の、油田開発の描写が圧巻。開発権を手に入れた地区の石油が出るかでないのか…。出るまでマジで寝れなかった。
山崎作品といえば「二つの祖国」が良かったなぁ…思い出させて頂き、ありがとうございます。「不毛地帯」も「沈まぬ太陽」も、この際だから手を出します。
スゴいのかはよく分かりませんが…(^^;
こちらがおすすめです。
フリーマントルは新潮文庫の独壇場ですね!
これは読んでいない(はず)なので、チェックしてみますね。ありがとうございます。
一気読みしました。
改訂版は筑摩から。
番組企画本を遥かに超えた大傑作。
どれも未読です、ありがとうございます。「リプレイ」はずーっと読むぞリストに入ったままなので、これを機に手を出してみます(一気読みの予感…!)
文字どおり、読んでいて鳥肌を感じます。^^
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)
あと、こちらも一気読みでした。おすすめです。
全て未読です、ありがとうございます。「鋼鉄の騎士」はゾクゾクできそうです、手にとってチェックしますね。
映画はちょっと長すぎて、原作の方が興味深かった。
スリリングで先が気になる作品でした。
「沈まぬ太陽」はずーっと、課題図書だったので、これを機に読みます。ありがとうございます。
戦間期に海軍の象徴であった戦艦に勤め暮らした人々の記録。
戦時下の話よりも平和な時代のエピソードのほうが興味深い作品です。
零戦を語る上で欠くことのできない一冊、零戦が牛車で運ばれていた史実を世に広めた罪深き作品。
同じ作者の震災本、これも古典的な名作ですね。
旧軍戦車の駄目っぷりを世に広めた作品、司馬先生も大変だったんだよ。
疑似科学やオカルトなどの批判本
星虫(ほしむし) (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
新潮初のライトノベルていうかジュブナイルSFの後継者みたいな作品です。
新潮版すでに絶版ですが朝日新聞出版から星虫年代記としてシリーズ化しています。
種々のジャンルからありがとうございます。良くいえばオールラウンド、悪くいうなら節操のないところは、新潮文庫らしいですね。順番に手を出していきますね。
…そういえば、吉村昭さんの新潮文庫といえば、「羆嵐」がスゴかったです。
おお、「タイトルは知っているけれど未読」の一冊です。ちょっと手にとってチェックしてみますね、ありがとうございます。
いずれも第一級のジャーナリストが生命を削って取り組んだノンフィクションです。読むと目のまえが真っ暗になり、どん底まで落ち込む上に、二度と読むまえにいた日本には戻ってこられなくなります。しかし私たちはそこから進むほかありません。すべての日本人に読んでほしい名著です。
ノンフィクションの凄みも新潮文庫ならでわですね。「そして殺人者」は読みます(って、ずっと積読のままですが)
これはすごいですね。
あと、こちらも。
異邦人のデザイン変わったんですね。白っぽい頃の文庫で読みました。
他は未読です、オススメありがとうございます。
新潮文庫のS・キングならば既出『ゴールデン・ボーイ』や『スタンド・バイ・ミー』が一押しなのは確かですが、最近読んだ中では『クージョ』が拾い物でしたね。
真夏のうだるような暑さの中、狂犬病に冒された殺人バーナード犬と車中に閉じ込められた母子との攻防。連絡が取れないことで不安を抱き急きょ出張から戻る父親は果たして間に合うのか?まさに手に汗握る展開です。今は中古でしか入手できないのが残念ですが。
Dainさんの記事では『ローマ人の物語』がありましたが、ローマ人以外では俗にいう中世三部作が歴史的も軍事的にも面白いかなと。
中でも鉄壁を誇った城塞が施錠忘れという人的ミスによって崩壊を招いた(あ、ネタばれ失礼…)のが印象的だった『コンスタンティノープルの陥落』をお薦めします。
欧州史繋がりで、私が佐藤賢一にはまるきっかけとなった『双頭の鷲』。
一般人には縁の薄いフランス中世史ですが、それを常勝将軍ゲクランと不遇の王ルイ五世を主人公に据えて三国志や源平・太平記のような戦記風英雄譚に仕立て上げたのが面白さの理由かもしれないですね。
これまた三部作なんですが、佐々木譲の第二次大戦三部作がお薦め。
広大な敵地を超えて同盟国ドイツへ零戦を空輸するという航空アクションならば『ベルリン飛行指令』。スパイアクション&悲恋ものならば『エトロフ発緊急電』。
ええっ「クージョ」絶版なんですかモッタイナイ…あの一作で、キングは、アメリカのベストセラー作家として「やってはいけないこと」の一線を越えちゃいましたね。そして、「やってはいけないこと」をやってしまっても許される、と確信したんだと思います(それは、映画版で改変されているラスト)。
「コンスタンティノープル」「双頭の鷲」、そして佐々木譲三部作は未読ですが夢中本との噂はかねがね聞いています。これを機に手にします、ありがとうございます。
町田康さんの「夫婦茶碗」です。
常軌を逸した言語感覚に、時間を忘れること請け負いです。
町田康なら「告白」にハマりました。ビートの利いた凄惨な読書体験でした。「夫婦茶碗」手にしてみますね、ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4101361215/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
http://www.amazon.co.jp/そこに僕はいた-新潮文庫-辻-仁成/dp/4101361215
面白いです。短編集のエッセイです。中1か2の教科書には真面目なやつが乗っているんですが、思わず吹き出してしまうような、そんなものもたくさん収録しているのでぜひぜひ、読んでください!
オススメありがとうございます、手に取ってみますね。
俺は「カラマーゾフの兄弟」
2012/03/05 20:16:49ずっと小説かルポルタージュばかり目を向けてきて、「対談」という発想はありませんでした。ありがとうございます、チェックしてみますね。
2012/03/09 00:29:57