大胸筋を鍛えたーい。

　大胸筋を鍛えるのに一般的なウェイトトレーニングは腕立て伏せです。
しかし、腕立て伏せには大きな欠点があります。
自分の体重、特に上半身の重量を利用したトレーニングなので、体重が軽い人にとっては負荷が小さすぎるのです。
軽すぎる負荷では、ウェイトトレーニングで最も重要な「鍛える筋肉を意識すること」が難しい。
片手でやったりしてもバランスが悪いので筋肉の付き方が良くない。
　
　ではどうすれば良いか？
幾つか方法があります。
一番一般的なのが器具を使うことです。
腕立て伏せではなく、バーベルを使ったベンチプレスで負荷を調整します。
器具や場所がない人は駄目かというと、手はあります。
あまり売っていないのですが、砂袋を背中に置いて腕立て伏せする・・という方法があります。
ウエイトに使うのは砂袋がベストですが、手に入らない場合はバーベル用のプレートなどで代用するのが一般的です。
　
　もう一つ、深く沈んでゆっくりと身体を曲げないで正確な位置まで伸ばすのも効果的です。
指導を受けない人は正確なフォームで腕立て伏せしていない人も多い。
　
http://allabout.co.jp/gm/gc/195417/
　
正しいフォームが解説されたページです。
キチンとしたフォームでは意外に負荷が大きいのでウェイトが必要無いことも多い。
運動部などでも、正しいフォームを指導していない場合も多くあります。
チェックしてみて下さい。
また、フォームだけでなく呼吸のリズムも重要です。
基本は上げる時に吐く。
　
　それともう一つ。
ウェイトトレーニングとセットで考えて欲しいのがストレッチです。
ウェイトトレーニングは短時間で大きな負荷を筋肉に与えるため効率が良い。
効率の分だけ筋肉のメンテナンスが必要です。
無理なトレーニングを続けると固くてスタミナのない筋肉が付き、故障しやすくなります。
ウエイトトレーニングをしたら同程度の時間はストレッチをするべきだと言われています。
胸の筋肉を鍛えるだけでなく、身体全体のバランスを重視して、ストレッチも組み込んでトレーニングを行うのがベストの方法です。
序でですが、プロティンだのなんだのよりもバランスの取れた食事と規則正しい生活の方が大切です。
栄養素は必要があればより多く吸収しようとする身体の働きがあります。
偏った栄養を摂取しても効果はありません。
太った（腹が）という人が多い。
栄養が多すぎたら体内でお腹の脂肪に変換されてしまいます。
プロティンなどはボディービルダーが専門的なトレーニングを計画的に行って、その際に補助として用いる程度です。
一般的なトレーニング量では必要ありません。