非常に興味があるのですが、例えば回線容量が足りなくなりそうな場合等はどの様に追加していくのでしょうか。
自宅を基準に考えますと、ISPと100Mで契約して足りなくなった場合はもう一回線足したとしても別のネットワークになってしまうため200M使えるようになるわけではなく、100Mで頭打ちしちゃうとそれっきりなのかなと思うわけですが、、識者の皆さんのご意見をお聞かせ下さい!
データセンターともなると パソコンというか マシンは一台だけなく
何百台、何千台、何万台にもなります。
なので それぞれ パソコンで振り分けることになります。
元になる1台に何台も接続するような形になり それを 回線ごとにわければいいでしょう。
http://news.mynavi.jp/news/2012/02/02/022/index.html
大規模DC1サイト当たりの平均サーバ設置台数は約3,700台となる。
構成に応じてやりかたはいくらでもあるのですが、代表的な例として Equal Cost Multi Path (ECMP) をご紹介しておきます。詳しくは専門書を読むべきですが、例として以下の URL を挙げておきます。
http://d.hatena.ne.jp/eco31/20091218/1261151536
データセンタなどで用いられるルータ・ L3 スイッチは、同じコストで同じ経路を追加すると、それらの宛先に対して負荷分散を行うことが出来ます。(パケットヘッダのハッシュ値から next pop を決定する)
とてもザックリしていますが、以下のような設定を行うと勝手に負荷分散してくれるということです。
家庭用のプロバイダでは上流ルータの経路変更などは行ってもらえませんし、上りもソース IP アドレスでフィルタがかかっているため、この様な設定を行うことは出来ません。データセンタのハウジング契約を利用しているとか、そもそも自分でデータセンタを構築しているなどであれば可能です。
ECMP は家庭向けのブロードバンドルータには備わっていない機能ですが、 Linux で使うことが出来ます。ご興味があれば KVM などの仮想化技術と合わせて実験してみると面白いでしょう。
ありがとうございます。
2012/05/17 06:50:56>> 回線ごとにわければいいでしょう。
つまり、イメージとしては100Mの回線でピークタイムなどで101M使っている回線があったとして、拡張しよう!ということになっても101M使っている回線を高速・増速化する事は出来無いって言うことですね。
グラスに水を継ぎ足す方式というか。
もう少しインテリジェンスな仕組みがあるのかとおもっていたので多少ビックリしています。