どれもおんなじように思いますが、「台風○号は温帯低気圧に変わりましたが~」というニュースをよく聞きます。
この3つの違いを教えてください、お願いします。
低気圧は、周りより気圧の低いところです。そこには上昇気流が生まれていて、雲ができやすく、天気が悪くなるところになります。
低気圧はいろいろな原因で発生しますが、温帯地域では寒気と暖気のまじりあいでできることが多くなります。温帯地域で発生した低気圧が、温帯低気圧です。こいつはちょっとクールです。
熱帯地域の海水温が高いところでは、熱い上昇気流が生まれ、大量の水蒸気を含んでいます。この上昇気流は強いため、気圧が大きく下がります。この熱帯で発生した低気圧が熱帯低気圧です。こいつは結構ホットです。
熱帯低気圧は、海水温が高ければさらに含む水蒸気も、上昇気流の強さも大きくなります。こうなると、大きさも気圧の低さも風も強くなってきます。大きすぎる低気圧は、嵐を生みます。そこで、特別に大きな低気圧を台風と呼び、区別することにしました。熱帯で発生した低気圧で、風速が17.2m/sを超えると、台風と呼ぶことにしました。台風は非常にホットです。
同じ低気圧でも、風速で台風と熱帯低気圧と呼び方が変わります。
回答ありがとうございます。
2012/06/21 21:18:00風速の違いなんですね。