労働時間を短くすれば、社会について少しは関心を持ち、考えられるようになると思うのです。
「どうやったら、この国が良くなるのか」をはてなの人達と考えて、議論がしたいです。先ほどのように少し具体的なことを挙げながら回答して頂ければなぁと思います。
愚痴でもかまいません、とにかく不満な事をぶちまけて下さい。そこから、社会が見えてくるかもしれませんので、皆さんで哲学をしましょう。
ども。
>日本が悪くなってきているのは、
日本のどの点がどう悪くなってきていると感じてらっしゃるのか、
についての具体的な例示を頂けないでしょうか?景気が悪い?治安が悪い?人間関係が悪い?
>人々の生活に余裕が無いからで、その具体例として、労働時間が長いせいじゃないか?
「日本の生活環境が悪い」のは、「人々の生活に余裕が無いから」であり、
「人々の生活に余裕が無い」のは、「労働時間が長いから」という論理でよろしいでしょうか?
>労働時間を短くすれば、社会について少しは関心を持ち、考えられるようになると思うのです。
当方の考えとしては、労働時間の長短と社会への関心は相関しないと考えます。その根拠として、日本人特有の「政治への関心の低さ」が根底にあるからだと考えます。日本の政治が混乱していたのは恐らく弥生文化以降からであり、支配される側の人々は頻繁に変わる支配者に適宜順応してきたという風潮がある様に思います。逆に安定期は江戸時代位であり、それ以外は小競り合いが絶えない社会であったように思えます。日本人の労働時間が長いと言われていますが、実際には記録上の労働時間であり、中身を見ると長いなりに途中休憩は挟んでおり、むしろ諸外国と比して労働効率が悪いと言えます。一般に仕事が出来る人ほど、効率化を図るために同時に複数の思考を巡らすことができます。忙しい時に気にしない政治のことなど、多少暇になれば尚更後回しにして遊びたくなるのが人情だと思いますよ。
お粗末様でした。
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/02/12311/
サリン作って、炭疽菌(たんそきん)作って、自分たちも死ぬ思いをして、死ぬ恐怖を抱えて革命しようと思った妄想で狂ってる人間たちから見ると、「なんだよ、まだデモしかやってないんでしょう」って。「それで変われるわけないじゃん」って。もともとデモぐらいの努力で変えられるものだったら、オウムも選挙で勝ってたろうし。
だから、「どうしたら今の政治が、国が、変われるのか」という話を聞くと、私は、「本当に皆、変わりたいのかな」と違和感を覚えるのです。そしてもし、その本音が、長い地道な努力の積み重ねではなく、誰かに委ねて楽に変わりたいということならば、それはオウムのように危険だなと。
そうですね、日本人は権威に服従したがりますから、なかなか変えるのは難しいかもしれません。自分が正義だと思っていることも、正義じゃない場合もあるわけで、「私は本当に善人であるのか」を常に意識しなければならないのかなぁと思います。
キーチ答えろ。テロか正義か正義のテロか。
世の中、いつかきっと良くなると、ただ待ってはいないか。誰かがやってくれると思ってないか。TVやゲームに笑わされるだけで、誰かを笑わすことはないんじゃないか。 政治にも社会にも、そして自分自身にも、絶望してしまった人々よ。 あなたの絶望の底に、希望らしきものがこびりついていないか。 世界をどうかしたいと強く思う主人公・キーチの“テロ”の標的は3人。 前内閣総理大臣、経団連会長、在日米軍司令官。社会からはじき出された、もしくは社会に絶望した連中で構成された劇団・波羅蜜多と共に、この3人を拉致する準備が進行する。キーチの標的は、本当はこの3人なんかじゃない。そこのあなただ。
面白そうな漫画ですね!今度、読んでみます!
「日本が悪くなってきている」というのは、思い違いだと思います。
例えば、1980年代に日本の工場は輸出を増やして、「ジャパン アズ ナンバーワン」と言われました。
しかし
極論です。物事をある一面から見ています。
しかし、今は「先が見えない時代」と言われますが、これまで「先が見えていた時代」なんてなかったのです。
日本は自由で豊かな国になっています。
日本は自由で豊かな国になった反面、自己責任型の社会になってきたのかなと思います。何をするにも自己の責任が追求される。1980年代は、プラザ合意で円高が進行したため、内需政策に転換しませんでしたっけ?公定歩合を出来るだけ低くして、融資しやすくしたりして、急な金融、金利緩和政策と、急な、引き締め政策のせいで、貸し渋りが発生し、景気が悪くなってたと思います。
でも、不景気なのは時代の一部であって、もっと大きな枠組みのなかで日本を見てみると格段に良くなりました。
日本は、何をするにも自己責任の自由で豊かな国だと感じる人がいる一方で、あまりにも多くの実現可能な人生の選択肢が増えたために、かえって自由を放棄しようとする人達もいます。
どっちもどっちですよね。
エーリッヒ・フロムの自由からの闘争で言及されている、時代が来たなぁと思いました。
最初に大会社のことだけを話すと、欧米では天才経営者がとても優秀な経営をします。日本は凡人が合議で経営していると言われます。
日産自動車はゴーン社長が来て、赤字から一転して、日本のどの自動車会社よりも利益を上げる会社に転身しました。ゴーン社長が来る前と来た後で、日産自動車の自動車の性能が急に上がったわけでも、日産自動車の社員の能力が急に上がったわけでもありません。経営者が代わっただけです。
日本でも、ソフトバンクやユニクロなど、天才的な経営者がいる会社は利益を上げています。そして、パナソニックもソニーもトヨタもホンダも、創業者時代は天才的な経営者が経営する会社だったのです。
ところが大企業になって、なぜか凡人が合議で経営する会社に転身して、利益を上げられなくなってしまいました。その果てには政府の規制や保護をたよりにするようになってしまいます。エコポイント制度が終わったとたんに、日本のテレビは事業が存続できなくなるほど落ち込んでいます。
次に経営者だけではなく、社員のレベルの話をします。
このレベルでも日本は合議で決定する風土が定着してしまいました。一人が責任を持って決断すべき事柄を、何人もが根回しと合議で決定しようとします。そのために労働時間が長くなります。人件費がかかる上に決断が遅くなります。またいろんな人の顔を立てた結果、変化に対応できない決断をします。結果的に競争力がなくなってしまいました。
アメリカ人の労働生産性(就業者 1人当たり購買力平価換算済みの名目付加価値)は $98,773です。日本の労働生産性の $65,896と比較すると、夕食までに帰宅するアメリカ人1人が、深夜まで帰宅しない日本人1人の 1.5倍の価値を生み出しています。
名目付加価値なので為替の影響は取り除かれています。
(出典:公益財団法人日本生産性本部の労働生産性の国際比較 2010 年版)
私のブログにも関連記事があります。辛口の記事です。良かったらでいいんです。よろしければ、お越しください。
日産自動車のゴーンは、どうしても好きになれません。というのも、彼が、日本に来て最初にしたのは、川崎かどっかの日産自動車の工場を潰しただけです。使えない社員を片っ端からリストラすることによって、経営を立て直したという考えは出来ますが、私の中でですけど、本当に優秀な経営者は、社員のクビを切らずに、経営を立て直す力がある人だと思っています。
社員の事については、すみません、学生なので、えらそうな事は言えません....。
ただ、責任から逃れようとする人達が増えたのは事実です。
それに加えて、権威に服従したがる日本人の性質が関係しているような感じもしますが。
下の労働生産性の国際比較の資料を提供して頂きありがとうございます!
時間があるときに、ブログの記事にも目を通そうかと思います。
「経営者は、社員のクビを切らずに、経営を立て直す力がある人だと思っています。」については、確かに正しいのですが、大きな視野で見ると逆の見方もできます。
アメリカもかつてはテレビを作っていました。GEはテレビ製造の全盛時にテレビの製造から完全撤退しました。SONYに道を譲ったのです。そのGEは利益率のとても高い会社に転身していますが、SONYは赤字企業です。GEでテレビの撤退を決めた経営者のジャック・ウェルチは世界でも最も優れた経営者とたたえられています。
アメリカ社会は、工場での大量生産を当時は日本に明け渡しました。そして後には韓国や中国に明け渡しました。そして、ITサービス、医療サービス、金融サービスなど、とても利益率の高い産業にシフトしました。工場での大量生産では10%の利益を出すのが大変ですが、サービス分野では30%の利益率を継続的に出すことも可能です。GE、IBM、APPLE、Googleの利益率を一度日本企業と比べてみてください。世界観が変わります。
日本は、利益の上がらない工場での大量生産に固執して、ITサービス、医療サービス、金融サービスなどの利益率の高い産業にシフトする時期を逸してしまった感もあります。工場の労働は確かに多くの人を雇用するには手っ取り早いのですが、本当に国民を幸せにするのか疑問もあります。
工場の労働力の流動性を高めて、医療サービス、教育サービス、介護サービス、ITサービス、金融サービスなどのサービス産業へのシフトを進めることによって、日本の国民が幸せを実感できる社会へ発展できる可能性が高いと思います。
日本が工場の存続による雇用の確保の呪縛から逃れることができれば、円高にはメリットしか残りません。物質は海外から安く調達して、国内では精神面での充実を図ることができるのです。
具体的に提示しなくてすみませんでした。
2012/07/08 17:48:30日本のどの点が悪くなってきてるかと言うと
やっぱり格差社会が広がってることですかねー。
国全体の経済力は強くても、国内のシステムが脆弱だといつか、崩壊するんじゃないかと思ってます。
「日本の生活環境が悪い」のは、「人々の生活に余裕が無いから」であり、
「人々の生活に余裕が無い」のは、「労働時間が長いから」であっています。
とにかく、所得に対する教育費や医療費が相対的に高く、余裕ないですよ。
消費税も上がるみたいですし、年収500万前後の所得の人達が大打撃を受けるだろうと思います。10パーセント勝ち組とそれを支える90パーセントの負け組み。
日本人特有の政治への関心に低さは否めません。
が、やはりいつでも、政治の事に関心をもてるだけの余裕は確保しておく必要があるのでは無いかと思います。
時代による考察は本当に違った見方が得られました!!
ありがとうございます。