スマートテレビはこれから私たちの生活に何の影響を与えますか。影響力あるものですか。

無いんで無い？電車やバスの中で、見るなんて考えられない。と言うより、そこまで我慢できない人が増えているのかな？ひと昔のマナー知らない携帯持ちみたいな人増えているなぁ。スマートテレビで、何するのか逆に聞きたい。

テレビの視聴率そのものが減り続けています。
放送型のメディアの影響力は減り続けている。
スマートテレビは活用のしかたも限られますし、生活に影響するほどのジャンルにはならないと予想します。
将来的には費用対効果から採算割れで消滅する可能性も高いでしょう。

今後のテレビはスマートテレビになっていくと思います。
ただ、本当に普及するのはまだまだ先になるでしょう。

理由はふたつあります。

ひとつめは、今はまだスマートテレビは値段が高すぎること。出費に見合うだけの価値があるとは、私には思えません。
私見ですが、1インチ千円を切るまではあまり普及しないでしょう。

ふたつめは、サービスの普及です。
iTune Storeがなければ、iPod/iPadはただの箱、iPhoneはただの携帯電話です。同様に、サービスが普及しなければスマートテレビは値段が高いだけの、ただのテレビです。

世界ではサムソンとLGがスマートテレビの覇者を争っています。
一方でセットトップボックスという形で、アップルのApple TVとソニーのGoogle TVが主導権争いを始めたばかりです。私はしばらく、アップルとグーグルの戦いを静観したいと思います。
これらのサービスが日本に展開されるのは、アメリカでの動向が定まってからです。それまでにスマートテレビを購入しても、規格が決まってきた段階で今買ったスマートテレビが将来の標準仕様に適応できるかどうか分かりません。ソフトのアップデートに対応できなくて、結局サービスが普及したときに使えない可能性も高いと思います。

地デジ化の前に、NHKでは地デジは夢の双方向テレビで、テレビの世界が大きく変わると大々的に宣伝しましたが、アナログ地上放送と地デジでそんなに世界が変わった気はしていません。
スマートテレビが発売されても、急に世界が変わることはないと思っています。

テレビ、デスクトップPC、ノートPC、iPadまたはタブレット、iPhoneまたはドロイドのスマートフォン、これらのうちで、どれとどれを持つか、どのようなシチュエーションでどれとどれを使うか、というライフスタイルの一部として、スマートテレビは語られることになると思います。

今、これらのどれも使いこなしていない人は、結局スマートテレビを買ってもただのテレビとしてしか使わないと思います。
そういった意味では「スマートテレビはこれから私たちの生活に何の影響を与えますか。」の答えは、影響は与えないということでしょう。

もしも、テレビ、PC、iPad、iPhone、のいくつかをすでに所有している人は、やっぱりテレビの役割は週末に映画を見るくらいしかないと思います。ドラマが好きな人はドラマを見るかもしれませんね。
映画を見るならば、今のところスマートテレビにしてダウンロードするよりもDVDレンタルの方が手軽です。ドラマを見るならばスマートテレビでなくても普通のテレビで十分です。映画や番組のダウンロードサービスが普及したら事情が変わるかもしれません。

どのようなソフトとサービスが普及するかしだいではあります。
良いソフトやサービスが普及するまでは、

• 今PCもiPadも持っている人は、PCとiPadで十分だし、たまには普通のテレビは見るかもしれません。スマートテレビは必要ないと思います。
• 今PCもiPadも持っていない人は、結局スマートテレビを買ってもスマートテレビを普通のテレビとしてしか使わない気がします。

良いソフトと良いサービスが普及したら、

• 今PCもiPadも持っている人は、それらに加えてスマートテレビも有効に使って楽しむかもしれません。
• 今PCもiPadも持っていない人は、結局スマートテレビを買ってもスマートテレビを普通のテレビとしてしか使わない気がします。

iPadやiPhoneで、TwitterやFacebookが大流行しています。
スマートテレビでこれらを楽しむことが流行るかもしれません。テレビを見ながらつぶやく人も増えるでしょう。ニコニコ動画のようにテレビの画面にコメントが流れるようになるかもしれません。
個人的には、これらのことは個人で楽しむ方が適していそうなので、スマートテレビよりも iPadの領域かという気はします。

昔、テレビは家電の王様だと呼ばれた時代があったそうです。家庭での娯楽がテレビしかなかったからだと重います。いまやテレビだけが娯楽だという人は、一部のかなり高齢のお年寄りに限られるのではないでしょうか？

テレビを作っている人たちとしては、再びテレビを家庭で復権したいために、スマートテレビに期待していると思います。

私個人の考えでは、家庭で親子や夫婦の会話を増やすためにも、テレビをつける時間は減らすべきだと思います。お年よりも、もしもまだ寝たきりではなくて歩けるならば、テレビを見る時間を減らして、その時間をウォーキングなどにあてるべきだと思います。

また、節電や温暖化ガス削減が叫ばれたときにも、テレビをつける時間を減らすことが一番効果的であるにも関わらす、それに触れることは日本ではタブーであったことを悲しく思います。

テレビだけをニュースソースにするのは危険です。マスコミの報道に関しては、こんな事を言っている人もいます。
真偽のほどは分かりません。自己責任でご判断ください。

スマートテレビの話になると、時々、とてもセンシティブな国際問題が裏で議論されます。今回はそのようなことにならないで、純粋な技術の議論で終始する事を望んでいます。

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