今インターネット上でACTAというものが問題になっているようです。　

まず、ACTAとは何か、知ってください。

• ACTAとは、中国などが、日本のアニメや、アメリカのソフトや、ヨーロッパのブランド品や、欧米の最新技術の、海賊版や模造品を作るのを世界が協力して防ごうという国際協定です。

次にACTAが日本に与える影響を知ってください。

• ACTAの一員として参加するには、自分の国内に海賊品や模造品が出回っていては参加できません。そこで日本では十分な議論をしないで、著作権法が改正されました。野田首相に自民党と公明党が著作権法を改正したら、代わりに消費税増税法案で協力してあげると迫ったらしいです。これまでから、違法アップロードには罰則がありましたが、この改正で違法ダウンロードにも罰則があるようになります。
• この法律ではネットが監視されないか心配する声もあります。間違えてクリックしたらキャッシュに勝手に違法なデータがダウンロードされた時に、無罪だと証明するのが難しいかもしれないという人もいます。

どんなデマが出回っているか説明します。

• ACTAができるとボカロ、うごメモ、ニコ動が無くなると言うデマが飛びかっています。そんなことはありません。

ACTA反対署名について説明します。

• 匿名でネットで署名しても、直ちにそれが日本のACTA参加に影響を与えることはありません。法的な有効性もありません。また、日本のマスコミは無視すると思われます。
• みんなで社会運動をすることに興味や関心のある人は、自分の意思で自分の責任で活動に参加してください。
• 「反ACTAオンライン署名」をしているのは「遠藤修一」さんという人で「1966年仙台市生まれ、東北高校商業科中退」の「ネット活動家」で、自分で実名も顔写真も公開しておられます。賛同するのかしないのかは、デマを聞いて決めるのではなくて、この人のサイトを良く読んでから決めてくださいね。