飲み物について疑問に

断熱材の構造は空気の層を断熱に使う物です。
気体は接触する物体との境界面の熱抵抗が大きい。
この特性を利用して断熱します。
　
気体は液体と比べればだいたい三桁は違います。
それだけ接触面が少ない。
気体は密度が低いので当然でしょう。
流動性が大きいので温度変化が簡単なように思えますが、実は違います。
分子量が少ない分温度が伝わりにくい。
これを推し進めて、最近では冷蔵庫などの真空断熱が利用されています。
分子量ゼロの方が断熱性能は高い。
つまり、気体である炭酸飲料に含まれる二酸化炭素は液体である飲料よりも冷えにくいわけです。