1.http://plaza.rakuten.co.jp/bloparts/diary/201208300000/
2.http://plaza.rakuten.co.jp/bloparts/diary/201208260000/
リンクの順番で読んでください。
気になっているところは・・・
・以前よりは情景描写を増やすように心がけましたが、まだまだ足りないか?
・場面はリアリティが感じられるか?
・どういったユーザーに好まれそうか?(自分の狙いは大学生ぐらいの年齢層を想定)
疑問に思っていることは・・・
・いろいろ調べたところ、主人公の成長などを書く話は初心者には難しいと言われているが、それはなぜか?
・複数の人物を登場させて話を書く場合、何に気をつけるべきか?また、ポイントは?
・続きを読ませるような話を作る時に気をつけることやポイントは?
・続きものを書く場合は、最初からオチを決めた方がうまくいくか?それとも、書いていくうちにオチをつけた方がうまくいくか?一般的にはどちらが主流か?
回答はよく考えてから投稿してください。早く回答したからといってポイントを多く配分することはありません。回答の内容で決めます。具体的に言葉で説明できない場合は、例として同じ題材や設定で小説を書いて頂いてもいいです。おもしろくなるなら、多少設定を変更して書いてもいいです。
ちなみに、この小説の続きはだいたい頭の中で話ができています。
① 情景描写は足りない。
どのくらいの広さの部屋で、何時ごろから、何人の社員で会議をしたかとか書くべきでしょう。
社長が居るのも始めから書いて置く。
情景描写では5W1Hを常に書くのが基本です。
② 基本の5W1Hが書いていないのでリアリティはありません。
③ 登場人物が増えても基本的な5W1Hによる描写が出来なければ無意味です。
④ これから何かビジネスのノウハウを書くならばビジネスマンに好まれるでしょう。
疑問
① 作者本人が何かのきっかけで大きく成長したという経験が無ければ、書くのは難しいでしょう。
文章では経験した事でさえ、十分の一位しか伝わらないので、自分の経験も無く成長した話を書いても、リアリティや書く意義も無いと思われます。
② 一人一人のキャクターを書き分けるのがポイントです。
それには全く欠点が無い者より、何か一つ二つの欠点を持つ者達であると、キャラクターにリアリティが出て、読者にも好まれます。
③ 先ず文章の基本がしっかりしていて、読み易くないと読者も続きを読む気がしません。
それを克服するのが当面の課題といえるでしょう。
④ 小説や文章を書く場合には、必ず先に何か優れたアイデアや落ちがあって、それを表現するために書くべきでしょう。
勿論、何が優れたアイデアや落ちなのかは、作者本人のセンスで判定するもので構いません。
書き出してから考えるような落ちは、間に合わせの適当なものにしかならないでしょう。
辛いよ。
注釈は※のある行です。
[ カテゴリ未分類 ]
「アイ・アム・プレゼンター」
「ああー、どうしよう・・・」
本当にこれでいけるのか——
不安が頭をよぎってついつい考えてしまう。
何か体を揺さぶられて、遠くの方からぼんやりとした声が、次第にハッキリと聞こえてきた。
※ 何か”に”
「・・・おいっ・・・大丈夫・・・か?・・・おいっ!」
僕は、ハッとした。
※僕は、その声にハッとして目を覚ました。
「あっ、佐治先輩」
僕の名前は刷新 新規(さっしん しんき)。株式会社リクエストに勤めて間もない研修中の新人社員だ。
※名前がいやだな。もっと普通の名前じゃだめなの。ここで引いてしまう読者は多いと思う。
うちの会社は、様々な分野の企業から新しい発想の商品企画をする会社だ。つまり、商品企画代行会社だ。
※”つまり”以降いらない
「人と違うアイデアで勝負できる仕事に就きたい」という熱い思いを胸にこの業界に足を踏み入れたが、ただいま苦戦中・・・
※苦戦している様子をこれから描写するはず。苦戦中…でごまかすのはダメ
これから折りたたみ机と椅子をセットした会議室で商品企画のプレゼンが始まるところだ。
※~で、商品~
僕は無意識に椅子に腰掛け、会議であれを突っ込まれたらこう答える、そんな事で頭がいっぱいだった。
※無意識には椅子に腰かけない。
会議の司会進行者が始まりの一声をかけた。
※司会進行の係長が、会議の開始を宣言した。
「それでは、企画会議を始めます。」
佐治先輩の隣でぼくはプレゼンの順番を待った。
「今日は、刷新の初プレゼンだな。肩の力を抜いていけ」
と、僕の背中をポンと叩いて声をかけたのは、入社7年目の佐治 影(さじ かげ)先輩。
※すでに何回も佐治佐治とでているので、何かくどい気がする。
新人である僕の世話係だ。
学生時代、野球部に所属していたスポーツマンだ。竹を割ったような性格で思ったことはハッキリ言う。時々、僕の心にグサッとくる言葉を言ったりす る。
※~言ったりする。の後に何か欲しい。ブツ切れ感がある。
多分、本人は悪気がないと思っているようだ。
今日は僕の初めてのプレゼントということで、まずは先輩の助けなしで好きなようにやれと言われた。そのせいでここ何週間、寝不足続きだ。
「はい・・・」
そんなこと言われてもベテランが何十人もいる会議、緊張しない方がおかしいよ——
そうこうしているうちに僕の番が回ってきた。
「続いて株式会社ヒエール担当の刷新君」
僕は、ガバッと椅子から立ち上がった。
※ガバッとは立ち上がらない
「あっ、はいっ!」
軽く深呼吸をして続けた。
「私が担当する株式会社ヒエールの依頼により画期的な冷蔵庫の企画提案です」
※変。ねじれてるし(依頼により、~行ったものです。が普通)、目上の人の前のプレゼンの言葉ではない。画期的なのは、ヒエールなのか刷新なのか
僕はゴクリと唾を飲んで本題に入った。
「私が考えた冷蔵庫の案は円柱形の冷蔵庫です」
※「私の提案するのは、円柱形の冷蔵庫です。」(プレゼンであることを考えよう)。僕が考えたの?と読者は疑問なのだな。この人の仕事が分からな いんで。どこまで代行するのかよくわからない。→この話の根幹にかかわると思うのだが。
突拍子のない案に周りがザワついた。
※会議室はざわついていた。僕の提案が突拍子もない案だったからだろうか。
続けて僕は説明した。
「これまでの四角い冷蔵庫の概念を捨て、円柱形にすることで消費者にインパクトを与えます。さらに・・・」
※ここでカッコを閉じる意味は?別の人が話すの?間があるなら、地の文章で説明する。
「形状的に新しいというだけでなく、機能面でも電子レンジの要領で食品を均一に冷やし、中華式回転テーブル棚にすることで中の物をとりやすくしま す」
僕はさらにつけ加えた。
「詳しいイメージ図はお手元の企画書をご覧ください」
力の限りプレゼンをした。さぁー、ここから質問の嵐に耐える時間だ。
「みなさん、どうでしょうか?」
周りは腕を組んだり、顎に手を当ててこの企画に問題点がないか考えている様子だった。
しばらくして、一人の社員が手を挙げて意見した。
「少し疑問に思ったのだけど、このイメージでは壁に面して設置するには円形がデッドスペースにならないかい?」
その社員につられて次々と問題点があげられた。
「うーん、そうだな・・・自動回転装置にすると一番下しか作動しないか、中心部に邪魔な支柱ができるか、棚の位置が動かせなくなる、棚の強度も弱 くなるという状況が発生しかねないよね」
「疑問なのは、回転装置のメカニズムの説明もないのでどのような方式を採用するのか検討の余地があるのでは?」
ある程度意見がでた所で司会者が僕に尋ねた。
※え、ひとつひとつの質問に個別に答えないの?
「それでは、この問題に対して何かありますか?刷新君」
待ってましたと言わんばかりに僕は答えた。
「デッドスペースに関しては壁に面して設置するのではなく360度から開け閉めできるようにするか、家の柱のような感覚で設置するようにします。 さらに・・・」
「自動回転装置にすることによってできる問題と回転装置のメカニズムについては、開発者が考える部分で企画者が考えるようなことではないと思いま すが・・・」
周りは、僕の意見にビックリした様子だった。
しばらく会議室はシーンとした。
よしっ、僕の企画は通ったと思ったが、ことごとく打ち砕かれた。
※ビックリからここまでで、どこで打ち砕かれたのかわからない
司会進行は話をまとめた。
「意見が出揃った所で社長はどう思います?」
※司会が話をまとめていない。
言い忘れたが、会議室の先頭には社長用の立派な椅子と机が設置されている。
※言い忘れない。少なくともそう書かない。こう思ったら、改稿しないと。この説明を前の方に持ってくる。
そこに腰掛けている社長が煙草をくゆらせながら口を開いた。
「アイデアとしては面白いが・・・この企画はいまいち抽象的で曖昧だな」
社長は落ち着いた声で話した。
「例えば、デッドスペースで言えば360度開け閉めできるメカニズム、または、家を建てる際に柱の一部として冷蔵庫を作るか、既にできている家に どうやって柱として同化させるかという具体的な方向性が決まっていない。」
少し間をおいて社長が続ける。
「うち(株式会社リクエスト)では、売れる商品を顧客に提供するために、メカニズムまで考えるのは当然だよ」
※セリフの中にカッコがあるのは何?だれか発音したの?
続けて社長はこう言った。
「しかも、ターゲットユーザーがはっきりしていない」
「そっ、それは・・・」
僕は返す言葉がなかった。
司会者はここで多数決をとった。
「それでは、この企画がボツと思う方は挙手をお願いします」
※挙手は賛成を求めるのがふつう。絵的にも、手を上げる労力も惜しむ感じの方が、突き放していていいと思う。
挙手で会議室は埋め尽くされた。
「過半数がボツに挙手されたのでこの企画はボツになりました」
※ボツという言葉は使わない。社会人でしょう?「不賛成が過半数と認めます。ただいまの企画は不採用となりました。」とかなんとか。
僕は、がっかりしながら席に着いた。
これで研修中のチャンスは二回、その二回で企画が通らなかったら、三ヶ月間の減給と雑用の仕事が待っている。
これじゃあ何のために入社したのか分からない。それだけは絶対に避けたい。
僕は拳をギュッと握って気合いを入れた。
そう意識しながら、失敗した会議を振り返ってみた。
なぜ周りが僕の意見を聞いてビックリしたのだろう?
何か理由があるはずだ。
僕は梅干の皺のように脳みそをしわくちゃにしながら考えた・・・
そうか!
そんな事も知らないのかとあきれていたのだ。
※”そんな事”の内容が具体的に読者に伝わってこない。ここは、くどく言うべきだろう。
そう思うと余計に恥ずかしく、悔しさがこみ上げてきた。こうして、僕の初めてのプレゼンは終わった。
会議がお開きになり、後片付けをしている時に隣にいた先輩が僕に声をかけてきた。
※会議はお開きにはならない。終了する。
「残念だったな。また次頑張れ。ただ、刷新には欠けているものがある」
「それは何ですか?是非教えてください!」
僕は片付けの手を止めて必死になって聞いた。
「まだ一回目だがお前の給料がかかっているしな。よしっ、その心意気に免じて
ヒントをやろう。刷新、お前は斬新なアイデアがあれば企画が通ると 思っているだろ?」
「えっ、そうじゃないんですか?」僕は先輩の問いに不思議そうに答えた。
「これぐらいのアイデアなんて珍しくも何ともない。誰でも思いつく。後は自分で考えてみろ」
と佐治先輩は言い残して去っていった。
続く・・・
※ よくわからないんだけど、この人の会社は何をするところなの?主人公は、プレゼンする前にヒエールの担当者と打ち合わせをしたわけではない の?根本的に、このプレゼンで何をするのかが伝わらないから、主題が分からない。社会人が読んで、話の基礎部分が全然理解できないので、内容に踏 み込めない。
※読点が少なすぎる気がする。息が切れる。
※「何がやりたいのかよくわからない」がここまで読んで持った感想。刷新君の成長を描くのか、商品企画会社のすごさを見せるのか。読者がああ読ん でよかったなぁ、という気分になる部分が少ない気がする。このままだと、できの悪い「ビジネス書」の一部という感じになっている。(このあと、筆 者の解説が入って、「プレゼンとはこういうものである」という偉そうな押し付けが始まる)
作れないもの、持っていない技術を企画してもしょうがない。開発・技術部門と打ち合わせを綿密にして、実現可能性をギリギリで探り、できるものをプレゼンしないと。夢物語を語っても、意味がないです。
ライバルは主人公の直面している問題を解決したら後輩として登場させる予定です。女性キャラは佐治先輩と全く正反対の性格で同じく先輩として登場させます。
思った事ズバズバ書くとこうです。
展開早いです…。
私もヒトの事言えないんですけどね…。
もうちょっと色々挟むと良いと思うのですよ。
あと「なんとかだ」「なんとかだった」が多いような…気がするような…。
刷新君の緊張をもっと色々説明してみるとか。
「喉がひくついているのを無理やり開き、腹から声を出せと強く念じる。」
みたいに何か挟むの面白いと思います。え、面白くないですか…。
刷新君をリアルに創造する為に何か容姿の説明を。
刷新君の目を読者の目とするのならもっと周りを、刷新君もキャラとして見せるには刷新君の容姿を説明すると良いのかな…と私は思ったのであります。
会議のことについては社会人じゃないので口挟めなかったであります。
佐治先輩、刷新君を起こした後の展開超展開じゃありませんか…。
というか刷新君最初寝てたんですか?いきなりボーっとされても分からないです。
そして佐治先輩、説明がなかなか出て来なくって「誰おま」状態?
「ただ、刷新には欠けているものがある」という台詞、何か不自然なのです。
「教えて下さい」と言わせる為の台詞な気がします。
「残念だったな。今回ので、お前に何が足りなかったか…分かったんじゃないのか」みたいにした方が自然、かと思われます。
上の方と被りますが、名前が何だかなぁ。マニュアルとか教科書に出てくるみたいな…。田中太郎と山田花子と同レベルに思います。
詳しい事は知らないけど、一読者としての感想でありますです。
偉そうに色々言ってすみませんでした。
「弥演琉ワールド」全開にするととんでもないものが出来上がってしまうので、情景描写は程々に、挟むとしても一工夫してから挟むと良いと私は思ったのでした……。
(今は「京ワールド」ですけどね!)
GM91さんおっしゃる通りどうでも良い情景描写でなく、どこかぶっとんでるか、とっても共感できるような書き方ができなければ、たぶん御邪魔文なのですね。
しかし、「会議室の壁の白さ」とかで刷新君の緊張感をもっと表現できそうなのですよ。(そういう風に主人公の気持ち的な部分を表すのが、私の好みなのです。)
初めてのプレゼンで緊張しきっている刷新君が、キョロキョロと辺りを見回して落ち着かなかった場合にしかこの表現は使えませんね!すみません!
刷新君考え事してるだけでしたら、佐治先輩の起こし方大袈裟じゃありませんか?
……次第にハッキリと聞こえてきた。
「…新…おーい……いつまでボーっとしてるんだよ!」
頬を強く叩かれてハッとなった僕は、ようやく声のする方に顔を向けた。
「さ、佐治先輩!…いえ、考え事してただけですよ」
僕の名前は……
みたいにすると少し自然かな…?と思います。
考え事してるだけでそんなに深刻な起こし方はしないんじゃないかなぁ…。
頬を叩いても反応がなかったらそりゃ「大丈夫か!?」だとは思いますが。
結局偉そうになってしまってすみませんでした。
続き拝見しました。
せっかくキョロキョロしたのです、何か発見して下さい!!
「何だか汚いな」とか、「部屋の隅に置かれた珍しい観葉植物」とか、何か欲しいです。
あとキョロキョロするのを注意するときは「頼りなく見える」より「失礼だろう」かなと思います、社会人なので……。
……言わないようにと予想してのことだろうか、『しかし』いくら僕でもそれぐらいのことは……
と挟んで欲しいです。読みやすいかと思います。
打ち合わせなのでしょうか…?
結局何も決まってないですし、GM91さんのおっしゃるとおりメモを取らなければいけないようなことも特にないような。
あと、喉が渇くのは緊張しているからですし、
「ずっと黙っているくせに、僕の喉は何故かカラカラだった」
とした方が良いかなと。
・以前よりは情景描写を増やすように心がけましたが、まだまだ足りないか?
キョロキョロしたのを是非活かして下さい!!
・場面はリアリティが感じられるか?
社会人でない私でもこれは違うんじゃないか?というところがあります…。
詳しい事は社会人に聴いて下さい(逃)
・どういったユーザーに好まれそうか?(自分の狙いは大学生ぐらいの年齢層を想定)
ビジネスジャンプ?なのかなこういうのって?
マガジン・サンデー・ジャンプ・ヤンジャンではなさそうだなと思いました。
高校生は物好きが読むだろうと思います、大学生や新社会人あたりが一番良いのかな…?
・いろいろ調べたところ、主人公の成長などを書く話は初心者には難しいと言われているが、それはなぜか?
作者自身が迷っていると成長は書けないだろうと思います。
キャラクターは皆作者の分身なので、答えを見つけていない人に答えを見つけた人は書けないとかじゃないでしょうか?
あと挫折経験のない作者の書いた主人公の挫折は現実味がないとか共感できないとか言われるんじゃないかと。
私はまだ迷っている身なので成長を描くような話に手はつけられません…。
・複数の人物を登場させて話を書く場合、何に気をつけるべきか?また、ポイントは?
似たようなキャラクターを作らないようにすれば大丈夫だと思います。
どうでも良いキャラの名前は出さず、主要キャラはしっかり説明すれば読み慣れてない人でも混同しなくなるかと。
あとモデルを決めると、考え方とかにも個性が出るので「この人ちゃんと生きてるな」と感じられるかな……。
刷新君と佐治先輩は正反対な感じがするので良いと思いました、まる。
・続きを読ませるような話を作る時に気をつけることやポイントは?
思わせぶりなセリフとか、問題が発生するのが目に見えているところで次回に続くとか…?
生き別れた兄弟に会える会えると思ったら続く……みたいな焦らし?
何かそういうのをうまく入れると面白いですよね。
月9ドラマとかですね、参考にすれば良いんですね分かります。
・続きものを書く場合は、最初からオチを決めた方がうまくいくか?それとも、書いていくうちにオチをつけた方がうまくいくか?一般的にはどちらが主流か?
私は「この場面超面白そう」ってのが先に浮かんで、「じゃあどうやったら彼はそう動いてくれるかな」っていうふうに逆再生するように話作ったりします。
書いてたらなんか良い感じになったから面白いオチ考えようみたいにもします。
私にオチの話をさせたらイカンということです。
御役に立てず申し訳ないうえに、また偉そうに語ってしまってすみませんでした。
楽1978 さんも知っての通り、ただの素人です。
でも、本を読んでいる量は、平均よりは多いはずなので、ぼくにも書けることをいくつか。
・複数の人物を登場させて話を書く場合、何に気をつけるべきか?また、ポイントは?
人物とか世界観を、最初の段階で、きっちり決めておくことだと思います。
アニメの方が、制作資料が公開されることが多いので、分かりやすいですが、企画の段階で、キャラクターの性格とか、彼らを取り巻く世界の設定はきっちり決められており、基本的に最後まで変えられることはない。
主人公が成長していく物語を書くにしても、当初に決めた性格や背景は変わらない。
筆が勝手に走るのと、最初にあまり考えてない、ということには、大きな違いがあります。
主人公のキャラをブレさせないので、主人公に感情移入する読者は、安心して読めるわけだし、それほどではない読者も、調和の中で、次の展開を期待することになるのだと思います。
・続きものを書く場合は、最初からオチを決めた方がうまくいくか?それとも、書いていくうちにオチをつけた方がうまくいくか?一般的にはどちらが主流か?
作者によって違うのだとは思いますが、連載物を受けるような売れっ子は、読み切りも含めて、数本を同時進行ということが珍しくないので、プロットが決めきれないまま見切り発車で、というような後日談は、よくあります。
さすがに、推理小説は、メインのトリックや、犯人候補が途中で変わることは、稀だとは思いますが、通常の連載物の場合には、ある程度、最初にプロットは決めるでしょうが、オチまで当初の予定通りにいくとは限らないと思います。
プロの連載物だと、書いている途中で、読者からの反響がリアルタイムに入ってくるわけですし、編集者は売りたいわけですから、予定通りにいかないことも、よくあることでしょう。
ただ、ぼくらのような素人の場合は、着地点が決まっていないと、そこに至るまでの道筋がブレてしまうので、当面は、ある程度、オチを決めてから、とりかかった方が良いと思います。
・続きを読ませるような話を作る時に気をつけることやポイントは?
誰の後記だったか、よく覚えてないんですが、新聞の連載小説を書くときの難しさを読んだときの記憶です。
新聞連載は、文章が細切れにされてしまうので、翌日に読者を引っ張るための抑揚というか、気を持たせる感じを織り込んでいくのが難しいんだとか。
質問文でリンクを貼ってる文章だと、刷新君のチャレンジが、まるまんまチャラになっちゃうので、この文章で一回リセットされちゃいます。
次に引っ張る何か、が必要なんです(多分)。
くそみそにけなされて終わったプレゼンなんだけど、役員の一人が興味を示していた、とか、似たようなプレゼンをしていたはずの同期のあいつが、どうしてウケが良かったのか、とか、小さくても良いから、次が気になる何かを、ひとつひとつのおしまいに仕込んでおくことが必要なんだと思います。
質問文にある文章への指摘は、推敲の鬼におまかせるとして、ぼくからは、ひとつだけ。
プレゼンが始まってから終わるまで、空行がひとつもないんです。
読んでる方は、息継ぎするところがありません。
これ、結構、辛いです。
進行役がまとめる、の手前とか、多数決を取る手前とか、時間の流れで間が空くところに空行がはいって、息継ぎをするところが欲しいところです。
後、もうひとつ。
タイトルです。
「アイ・アム・プレゼンター」が、この回のタイトルではなく、何回か続く全体のタイトルだとしたら、もう少し、思いを込めて付けた方が良いと思います。
次、というか、最後まで読みたくなってしまう大事な要素だと、ぼくは思います。
もしかしたら、最後のオチを見据えてのタイトルなのかもしれませんけど。
紆余曲折ののち、刷新君は、シンガポールで行われる、グローバルな企業が集まる、プレゼンの場にいる。
これから先、海外を舞台に活躍できるかどうかが決まる、彼にとって大事な舞台の幕開けだ。
もちろん、プレゼンの内容には自信がある。
でも、これからの人生がここで決まるのかと思うと、緊張していないというとウソになるか。
「ヘイ、サッシン。君ハ、コンナコトモヤッテルノカ」以前、冷蔵庫のプレゼンでやりあったハーバードが声をかけてくる。
「イロイロ、ヤッテルヨウダケド、キミノ本職ハ何ダイ?」
「アイ・アム・プレゼンター」
とかね(ベタで、すんません ><)。
ありがとうございます。
複数の登場人物で設定はこの文章を書く前に決めていました。オチについてはタイトルと関連させてなんとか決めることができました。今のタイトルは適当だったので、変更します。息継ぎができない文章については知らず知らずのうちにしてしまいました・・・
修正版も読みました。
最初のに比べると、息継ぎができるので、ずいぶん読みやすくなった気がします。
筋に関する部分は、ぼくがどうこう言うことではないと思うので、ビジネスの場面という面で
名刺の交換は、座ってなんかやりません、絶対。
ドアから入って、「よろしく」で、名刺の交換をして、「おかけください」。で、「改めまして、○○と申します」です。
後、名刺交換のときに、「私の名刺です」って、絶対に言わない。
変わった名刺だったら、話題にするかもしれないけど。
自社ではなく、弊社というのは、GM91 さんも指摘してますね。
「規模が小さい会社なので予算や技術もそれほどなく、...」なんて、マイナスな表現は絶対に使わない。
「企画を担当する専門部署がない」という理由付けをしたかったということは分かります。
「ご承知されてるように、こじんまりとした会社ですから、弊社には企画を専門に行う部署がありません」とか、かな。
目立った技術がない、という話が、後の複線になってて、どうしても書いておきたいなら、
「弊社独自の技術があるわけではありませんが、品質だけには自信があります」というような前向きな言い方をするはず。
特に、営業なら。
こういうところが気になるようになったのは、読みやすくなったからだと思います。
後、ぼくの好みかもしれませんが、情景描写は説明口調じゃない方が好き。
プレゼンが持つ力を表現するために、普通の、というよりは小さな会社のありふれた製品をターゲットにして、ということで
「小規模な感じの会社ですね」という書き方をしてると思うのですが、ナレーターが説明してるみたい。
ソファーに座るときにかすかな軋み音がして、目をやると、相当年季が入ってることに気付く、とか。
応接室は、小奇麗にされているけれど、緑のひとつもなく殺風景だ、とか。
事務員の女性があまりぱっとしてないとか、制服のほつれに気が付いてしまう、とか。
お茶が妙に薄かった、とかは、刷新君には気が付く余裕が無いか...
# 面白いですね、この質問。ぼくも、勉強になります :-)
まず項目ごとに回答します。
・情景描写
→これくらいで良いと思います。主人公はふつーの青年で、会議室もふつーのオフィスですよね。
当たり前のことをクドクド書く人が時々いますが正直ウザいですね。
特殊な状況なら別ですよ。めっちゃ広い(野球場くらい)とか、壁が一面朱色で落ち着かないとか。
・会議の場面はリアリティが感じられるか?
→もうちょっとかな。雰囲気は悪くないと思いますが、進行とか主人公の言動がちょっと違和感あり。
具体的な指摘はT神さんご指摘の通り。
・特に会議の場面でもっと登場人物を増やしてリアリティを増した方がいいのか?
→これ以上人数を増やさない方が無難。人数とリアリティは直接関係ない。
・どういったユーザーに好まれそうか?(自分の狙いは大学生ぐらいの年齢層を想定)
→ユーザーというのがよくわからないが、自分の狙いがあればそれでOKよ。変に読者に媚びない方が良い。
・主人公の成長などを書く話は初心者には難しいと言われているが、それはなぜか?
→成長前と成長後を具体的にイメージする必要があるから。
・複数の人物を登場させて話を書く場合、何に気をつけるべきか?また、ポイントは?
→書き分け。性格や思想や経験の差が、言動に現れると良い。
・続きを読ませるような話を作る時に気をつけることやポイントは?
→「これ面白い」と思わせること。じゃあどうすればを一口に言うのは難しい。できればやってる。
後、「きをつけること」「ポイント」の違いがよくわからない。
・続きものを書く場合は、最初からオチを決めた方がうまくいくか?
→たぶんこっち
・書いていくうちにオチをつけた方がうまくいくか?
→この方がノッて書ける人も居るかもしれない。
・一般的にはどちらが主流か?
→それはどうでもいいこと。アナタが書きよい方で書けば良い。
=====
文章の細かい指摘についてはT神さんとほぼ一致してるので割愛します。
大枠の話で思ったことを述べます。半分は自戒です。
1)メインテーマは何か?
企画代行会社なのか、主人公の成長なのか、その両方なのか。
重心の配分を自分なりに決めたほうが良い。
読んでてどっちの話をしたいのかわからなくなる。
2)物語の基準点
あるいは、作者の視点と言うべきか。
物語ですから、内容が非現実的なことでも別に良いのです。
社長がご神託で決定するとか、飼い猫がしゃべるとか。社長が実は九官鳥だとか。
ただし、作品世界の「基準点」をキチンと決めましょう。
何というかGNDが安定しない電気回路みたいな印象を受けるのです。
その端的な例が固有名詞
刷新くん、その名前は変です。
誰の本か忘れたけど、
主人公の名は「平凡太郎」しかし彼の名は決して平凡ではない。
という表現があって、そうすると、「妙な名前の主人公」という認識ができる。
そこをいきなりスルーしちゃうと、「えっとこの話大丈夫?」と不安になる。
わざと変な名前にしたのなら、冒頭で先輩とかにからかわれたり、内心コンプレックスを感じたりしてる描写が在るとよいのかも。
まあ先輩の名前も変だけどね。息子に影ってつける親はいねえでしょう。
3)視点
一人称なのに、「僕は~不思議そうに言った」とか
4)重複表現
「不安が頭をよぎってついつい考えてしまう」
「僕は拳をギュッと握って気合いを入れた。そう意識しながら」
「勤めて間もない研修中の新人社員だ。」
こういうの所の表現をもう少し工夫すると、雰囲気がぐっと良くなると思いますね。
5)肝心なところを端折らない
「時々、僕の心にグサッとくる言葉を言ったりする」
そこを、人物の言動で描写しないと読者は納得しない。
主人公が「グサっときた瞬間」を書く。設定の説明で済ますのはダメ。
6)ストーリー、展開
たとえばラストのやりとり。
「お前は斬新なアイデアがあれば企画が通ると思っているだろ?」
「え?違うんですか?」
「これぐらいのアイデアなんて珍しくも何ともない」
先輩の言ってることがチグハグな印象。
アイデアが斬新でないからダメなのか、ポイントはそこじゃないぞという話なのかどっちやねん!と思います。
まあ現実にこういう人が居るのがツライですけど…。
会議室 で検索したら死ぬほどHITしますよ・・・。
そうですか、後で調べます。
気になっているところは・・・
・以前よりは情景描写を増やすように心がけましたが、まだまだ足りないか?
男性読者はあまりくどくどした情景を好まない(時代小説などはそういうのが多い)。
女性読者はお茶の出し方一つで登場人物の性格を読み取る。
あなたがダレに読んで欲しいかで調整すべき。
でも大学生を想定してるなら恋愛モノ、ネット・ゲームしか興味ないんじゃないの。
・場面はリアリティが感じられるか?
全然ダメです。芝居とおもって主人公の入りから出までしっかり行動と理由を組んで。
・どういったユーザーに好まれそうか?(自分の狙いは大学生ぐらいの年齢層を想定)
あなたがどんなユーザーが好きかによりますが、このままではどのユーザーにも媚びていないためダレも読まないと思います。
疑問に思っていることは・・・
・いろいろ調べたところ、主人公の成長などを書く話は初心者には難しいと言われているが、それはなぜか?
ジャンプ漫画で書き尽くされているから。
・複数の人物を登場させて話を書く場合、何に気をつけるべきか?また、ポイントは?
もちろん個性のかき分け。関西弁やちんぴら語を一人ずつまぜるとだれが何を喋っているかはわかりやすいが、そうでなくてもカギ括弧の大量連続シーンであってもダレとダレが喋っているのか台詞みただけでわかるように。
読者をとまどわせないように派手目に個性づけする。
・続きを読ませるような話を作る時に気をつけることやポイントは?
筋だてのみ。自分がこのシーンとこのシーンを書きたいとおもったことを全部書き終わったときに話は終わるので。あとはシーンのつなぎや同時進行の裏話をあとからいれればふくらむ。それもネタがつきたらあなたにできることはもうない
・続きものを書く場合は、最初からオチを決めた方がうまくいくか?それとも、書いていくうちにオチをつけた方がうまくいくか?一般的にはどちらが主流か?
書いているうちにオチだなんて最悪です。なに、オチはこれだけ?私はあなたのひとりよがりな妄想をだらだらよまされたの?という気持ちになります。全部の伏線の糸をこんがらからせられるだけつめこんで、最後にばっさり一刀両断。登場人物が全員納得したりして去っていくまでが遠足、じゃなかった小説ですよ。最後さえも盛り上がらない小説なんて最後まで読む価値ない。
ありがとうございます。せかっく書いて頂いたんですけど、自分の文章レベルって人に媚を売るかどうかを表現するかどうかまで到達していないと思うのでまだまだ先になりそうです。すいません。とりあえず、長編で書くとどれだけ大変かを体感&修行するために書きました。結構大変です・・・
ありがとうございます。
2012/08/30 00:06:075W1Hなんですけど、あまり徹底し過ぎると、新聞記事のような文になってしまわないか心配です。少し曖昧に書いたのは想像しながら読んで欲しいなと思って書いてしまいました。それは、つまり想像しないと読めない文章=分かりにくい文章になってしまうので、もっと大胆に情景描写していいものか悩んでしまうわけです。
オチなんですけど、例えば先に考えてしまったら、話が長ければ長くなるほどオチに合わせて途中経過を辻褄を合わせたりしなければならないことになりませんか?どちらがいいんだろう?
結局は質問者さんがプロの小説家になりたいのか、それとも適当な趣味で終りたいのかという選択の問題になりますが、小説家になりたいのならば、情景描写は必ず必要になります。
2012/09/01 11:42:08細かい情景描写をしても新聞記事や説明文のようにならず、面白くするのが、文体の工夫と言うものです。
この場合は若い人の一人称なので、会議室が漫画の海賊船の中のようだとか、社長が船長のようだとか、いろいろレトリックを駆使して面白く描写する訳です。
昔、そのように落ちを考えずに連載をした作家がいました。
しかし、最悪な事に書いている間も落ちが思い浮かばず、最後には読者に謝って連載を中断する事になりました。
最後まで考えて書くように常日頃から訓練していないと、このような最悪の状況になる恐れもあります。
最悪の場合作家生命が終わります。