英語の筆記体は英語を使う国の人たちにも定着していますが、なぜ草書は現代の日本人に定着しなかったんでしょう?書く早さなどを考えたら確実に便利だと思うんですが。
追加でいつ頃まで普遍的に使われていたのかも知りたいです。
日本語には、母音が、アイウエオの5個(正確には、ヲも母音、ヤ行、ワ行にもかつては、ありました)しかなく、音読みにすると、例えば、こうえんというと公園,講演、後援、公演、高遠まだ他にも幾つか違った意味になる2文字単語がたくさん存在するので、漢字を取り入れなければ紛らわしいことになります。
従って、漢字を使うと当然、筆記体は定着が困難になります。これは、日本語だけではなく、英語もパソコンの普及によって、筆記体が用いられなくなるのではないでしょうか。現に、今の学校では、英語の筆記体は教えられていません。
ども。
理由の一つとしては、筆記体の栄衰には筆記具の発達と教育内容の変化が大きく関わっていると考えます。草書の利点は書く速さのみならず、字体の美しさにある訳ですが、文字の持つ意味を情報伝達手段と考えた場合、読む人全員がその文字をきちんと理解できる要素が優先される為、美しさよりも読み易さを重視した結果と考えます(※本来、文字の読み書きは一部の特権階級のみが可能な技術であった)。また、鉛筆やボールペンの発達により、筆記体特有の書くリズムが刻みにくくなったというのがあるかも知れません。実際、外国人も最近は普段書きはブロック体ですし、学校教育で筆記体を教える機会は減っているそうです。
お粗末様でした。
ふむ・・・。
確かにそう考えるとなかなか草書も便利じゃなくなりますね。
丁寧な回答ありがとうございました。
決定的なのは、戦後、横書きが普及したことでしょう。
草書体で文字を続けるのは、縦書きしかできません。
ああ、確かに!!
少し考えれば分かる気もしますね・・・。
丁寧な回答ありがとうございました。
そうなんですね!確かに漢字は崩せないですよね・・・。
2012/09/20 19:29:19丁寧な回答ありがとうございました!!