パリバ銀行が、サブプライム問題の発端と聞きましたが

それは都市伝説です。

BNPパリバは当時３つのファンドを凍結しましたが、
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-27303520070809
販売先は銀行などが中心で、リーマンが投資していたとしても微々たる金額でした。

何を発端とするかはむつかしいですが、ひとつは格付会社という怪しい会社の存在が大きかったと思います。

それはちがいます。
また、サブプライム問題とリーマンショックがごちゃまぜになってませんか？

パリバがサブプライム問題の発端ではありません。パリバはヨーロッパベースの金融機関ですが、「サブプライム問題」そのものはアメリカの問題でした。

記憶では、サブプライム問題が表面化し始めたのが2006年から2007年ごろで、そのころからアメリカの金融機関は大丈夫か？といわれ始め、2008年、ヨーロッパベースのBNPパリバがファンドの凍結と巨額の損失を発表したのです。その後、リーマンショックです。

最初に表面化しただけであって発端ではないです。（3ページ目参照）
http://www.jc.u-aizu.ac.jp/11/141/thesis/msy2009/08.pdf
http://bit.ly/QLnN35

3　2　ヨーロッパへの波及
サブプライムローン問題が最初に表面化したのは. 2007年8月9日に起きたパリバ ショック14である。