1)前期に続き、4~9月期に多額の赤字を計上した上、営業キャッシュフローもマイナスになっていることから、決算短信に「継続企業の前提に疑義を生じさせる事象または状況」が存在すると明記した。ただ、リストラの実施や融資枠の確保といった対策を講じており、「継続企業の前提に関する重要な不確実性」は存在しないとしている。「不確実性」が認められない場合、いわゆるゴーイング・コンサーン注記は付かない。
上記はIT Mediaからの記事ですが、ポイントとしてシャープは何を言いたいのでしょうか? キャッシュフローがマイナスになったけれど、対策を講じているので大丈夫ですということでしょうか? また 一般的にこのような状態はどれくらい危機的な状況でしょうか?
2)シャープと同じくパナソニックも大きな赤字(数字だけでいえばシャープよりも大きい)を発表してますが、新聞等ではシャープの方が危機的のような報道傾向に思われます。これはなぜでしょうか?どのような理由でこのような報道になるのでしょうか?
よろしくお願いします。
キャッシュフローがマイナスになったけれど、対策を講じているので大丈夫ですということでしょうか?
その通りです。
営業キャッシュフローが赤字ということは、本業の資金繰りがうまくいっていないことを示します。会社として存続していくのがかなり危険な状態といえそうです。
2) 他の電機各社も赤字ですが、キャッシュフロー赤字には陥っていないからです。
> キャッシュフローがマイナスになったけれど、対策を講じているので大丈夫ですということでしょうか?
シャープ側はそうでしょう。
市場というか、周りは「会社継続の疑義」と書きたくなかったがためととらえているように思います。
> 2)シャープと同じくパナソニックも大きな赤字(数字だけでいえばシャープよりも大きい)を発表してますが、新聞等ではシャープの方が危機的のような報道傾向に思われます。これはなぜでしょうか?
財務的な危険度も、シャープのほうが上です。ですからシャープのが危機が叫ばれるのです。パナソニックも現状が続くと厳しいでしょうが。
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