自由というよりも、奔放ですかね。
良く中学三年生辺りになると、夜に眠れなくなったりしますね。
そうでなくとも、小学生でも、遅くまで起きていたかったり。
そんな時にピーターパンが遊ぼうって行って、一緒に色んなドキドキする事を出来たら楽しい。
実際に、自分がそんな事ばかりやっていたら、面倒な事が起きるけど。
そういった経験を、外に出かけずに、家の中で楽しめるというのは優れた物語だと思います。
ずっと子供のままだから、今でも生きているんじゃないかって本気で思います。夜は窓の鍵を閉めないで寝たりします。親がかけちゃいますけど。
大人になりたくないという気持ちも分かりますし、それでもお父さんに憧れてるのは可愛いと思います。子供のごっこ遊びは見ていて和みますから。
お母さんが必要だと言う、ちょっと甘えたなところも男の子らしくて素敵です。
忘れっぽかったり、ちょっぴり自惚れやだったり、怒りっぽかったり、本当にまだ精神面の発達が進んでいない子供らしいところは、例えるなら脆いけれど美しいエメラルドのような魅力があります。
妖精の粉をいちいち用意しなくても飛べるのは羨ましいです。空を飛べること自体羨ましいし、本当にしがらみのない自由な人生を送っているのだなと思います。
迷子たち、人魚、インディアン、友達が沢山居ます。また、ライバルであるフック船長もいますし、ティンクはピーターに恋しています。ウェンディ、ジョン、マイケルは勿論、ジェーンやその子供、ウェンディの血を継ぐ子供は皆友達です。本当に沢山の人に好かれていると思います。
石鹸で影をくっつけようとしたのも可愛らしいですが、簡単に「フックを殺す」と言ってのけるのが実に子供らしくて素敵です。まだ善悪を理解できていなかったり、教わっていないから言える言葉です。子供らしい感情から言うセリフなので、そう簡単に現代の人は言えないと思います。
他にも色々と細かいものがありますが、ピーターの魅力はこんな感じだと思います。
こんなに良いキャラクターなのにグッズが少ないのが本当に淋しいです。
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