会社の部署、部長について

会社によって様々ですけど、部長は1つの部に1人です。
http://www.sapporoholdings.jp/news_release/0000020035/pdf/0214sh.pdf
これを見ると、例えばサッポロホールディングス（株）
（ホールディングスというのは持ち株会社）
コーポレートコミューションズ部には小松部長1人がいる事になってます。
http://www.nakagawakaihatu.co.jp/corporate1.html
でも、こっちを見ると各部には部長職が居ません。上に統括部長が1人いるだけ。
組織図と人事構成が完全に一致していないのではっきりしませんが、小さな会社なので兼任とか適当にやっているのかと。

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shigoto/
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/kanbumeibo/
民間は細かいところまで出さないので厚労省。
各部局に局長なり部長なりが1人ずつ、その下の課には課長。
企画官とか室長とかも出てきますけどね。

普通は、部に一人部長がいます。が、部に所属する部長が複数いることがあります。

割りと日本企業には多い例ですが、例えば名刺の役職欄に
　「総務部長」
と書いてあれば、総務部を統括する部長という意味です。これは、一つの部に一人です。

　「総務部　部長」
と書いてある場合、その人は部長相当の仕事をおこなう。（別のプロジェクトをもっているとか、何か専門性があるとか）という意味で、その部には別に部長がいる可能性が高いです。

　上は、役職で、下は等級とよばれるものです。
　特に、組織がスリム化してしまって、年功序列な会社だと同じように昇進させると部長の数に対して部が少なくなるので、このような処遇をする例があります。


　ちなみに、「部署」という言葉は、組織の単位全てのの総称です。「課」「部」「本部」「局」「室」全て部署と呼ばれます。部の下に複数の課や室がある場合、課や室には部長はいません。
　また、本部の下に複数の部がある場合は、本部には複数の部長がいます。

その会社の機構により、いろいろありますね。
一つの部に、その長として一人の部長を置いている事が多いようですが、その下にXX部　部長が１人以上居たり、他の部と兼任しているXX部担当部長が居て、専属の部長が居ない時や、部自体に部長を置かず、常務・専務、副社長が担当している事もあります。
極端な場合、部は４つ有るのに社長＝２つの部の部長兼任、後の２つの部は２人は部長・課長兼任、他の３人は課長・係員兼任、一般社員（係員）２人、事務社員３人と言う会社もありえます。・・・さて、全社員数は？
・・・何のことかと言えば、部の数とは部長の数とは必ずしも（殆ど）一致しないと言う事です。