ニコチン酸アミドは血管拡張がありますかそれともないですか?いろいろなサイトを見るとニコチン酸は血管拡張作用があるがニコチン酸アミドはないとか説明がまちまちで一体どっちが正解なのかと、、、 ご教授よろしくお願いいたします。
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コメント(2件)
という事で、こちらで回答を試みるのですが、各物質を有効成分とする薬剤のインタビューフォーム(薬剤情報に関するデータシートと考えてください。これは薬剤師さんが利用するものなので本来こういう使い方は推奨されるものではないので引用は控えます)を見ますと、ニコチン酸は血管壁におけるプロスタグランジンEの生成を促進させる事で血管拡張作用を持つとあります。一方、ニコチン酸アミドにはその作用がなく……情報伝達物質として用いられるcAMP生成回路にかかわるんだろうな、とは思うのですが、ニコチン酸アミドの一部はアミノ基を分捕られてニコチン酸になるので、少しは血管拡張作用を発現する可能性は否定できません。が、それはニコチン酸に比して微々たるものと考えてよろしいのでしょう。
ですんで、結論としては『ニコチン酸にはあるけれど、ニコチン酸アミドにはない。が、すこーしはあるかもしれない。けど、まぁ、キニスンナ! という程度』です。
……もちろんこの辺りも個人差があると思われるんですけれどもね。
引き続き本年もよろしくお願いいたします。
いつの間にかコメントを頂いてましてありがとうございます。
同じような物質に思えるのですがやっぱりそうなんですね。
とても参考になりました。