発達心理学におけるアタッチメント理論に関する質問です。


先日、とある試験を受けたところ、正誤問題が出ました。
判断に困った選択肢があり、それは次のような文でした:

「ラターは、幼児が1歳未満であっても一人の養育者だけでなく複数の人物に対して愛着をもつことができることを実証した」

調べたところ
http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/LEARNED/SAKAKIBARA/index.html
↑サイトにたどり着きました。

上記サイトによれば、
・ボウルビィがそもそも「幼児は複数の人物に愛着を持つことができる」と言っている
・ラターは複数よりも愛着の相手が固定されていることが望ましいとした
ということになりますが、これでは当該選択肢が真なのか偽なのか、わかりません。
ボウルビィの言っていることはボウルビィが実証したのか。
ラターが実証したのか(ボウルビィ理論への批判はしたが)。
その他の誰かが実証したのか。
だれも実証していないのか。

上記の正誤問題文の正誤、および典拠をご教示ください。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 13歳以上
  • 登録:2013/02/07 21:17:19
  • 終了:2013/02/14 21:20:04

回答(1件)

id:maya70828 No.1

楽1978回答回数1364ベストアンサー獲得回数1392013/02/08 01:36:11

ボウルビィの研究は正確には違うとラターが証明したので答えは正。
http://news.merumo.ne.jp/wiki/%E6%84%9B%E7%9D%80%E7%90%86%E8%AB%96

ラターは母性剥奪によると思われる症状(発達遅滞など)が、じつは母親から引き離されたことによるものではなく、その当時の劣悪な施設の環境や、多数の不特定の保育者によって保育されることによっていることを明らかにした。

http://arch.slcn.ac.jp/dspace/handle/10285/1156

1969年に J. Bowlby は、生後数年間にわたる養育者との愛着が、人間の社会生活における基盤を形成することを実証研究によって明らかにした。  しかし、1979年に M. Rutter は、J. Bowlby の母性剥奪は、長期の分離に帰結するというよりも、養育者と子供との関係の悪条件が重なることによる可能性が大きいと主張した。悪条件は四つのタイプがあり、養育者との分離、養育者と子供の間の不調和と葛藤、社会的相互作用の貧弱さ、養育者との間の不安定な愛着(子供の病気や気質的な特性を含む)である。養育者がいるかいないかではなく、養育者-子供の関係性の剥奪、すなわち社会的相互作用の質が重要な要因であろうと示唆した。養育者-子供関係の剥奪からは、将来における対人関係の障害、人格障害、情緒不安定、知的潜在能力の発達不足という発達への影響がかなり明確に実証研究で示されているという。

でいかがでしょうか。

id:hidex7777

回答ありがとうございます。
しかし2つ目のリンク先を読むと、M. E. Lambが実証した、とも読めますし、
1970年代にはすでに明らかだった、とも読めます。
「1歳未満の幼児は一人のcare-takerに対してだけでなく、
複数の人物に対して愛着を持つことができる」ことは、
実証されているのかいないのか、
されているとすればそれは誰によってであると
発達心理学の世界ではみなされているのか。
ズバリ答えている文献、ないし教科書の記述
が欲しいところです。

2013/02/08 02:44:14

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