うつ病の症状は患者さんによって異なるそうです。人間は十人十色、個性というものがあり、その中の「こころ」の部分の病気であるためだといいます。
もしこれが事実だとすると、病気をカテゴライズして最適な治療法を施そうとする現代医学では、うつ病を治療できないのではないでしょうか?
うつ病に対して科学的な治療法(現代医学)が通用するものなのかどうか、参考となるURLを付した回答をお願いいたします。
この質問は、以下のコメント部分の延長として行っています。
http://q.hatena.ne.jp/1361588239#a1191145
うつ病の治療方法は研究されていて、エビデンスという効果が示されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82
厚生労働省にも、エビデンスに基づいたガイドラインが紹介されています。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kokoro/index.html
・・・しかし、実際にそのガイドラインに沿って治療がおこなわれているかというと、そうではないのが現実だと思います。というか、少なくともガイドラインにそって治療しない医者というのは実在します。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53713333.html
http://www.nirs.go.jp/information/press/2009/index.php?12_15.shtml
科学的な治療法で通用するとまでは言えないかもしれないが、こういう治療法があります。
この治療法は結構科学的。
ご回答ありがとうございます。
その治療法は万人に効くものなのでしょうか。
この質問をした背景には、うつ病治療のための積極的な公費助成などを行っているにもかかわらず、患者さんが減るばかりか増えているという現状に対する疑問(下記の質問URL参照)も含んでいます。
うつ病の主な治療法の抗うつ薬では、大体の人には効くと思います。1週間位からじわじわと効果が出るらしいです
質問文にありました 人間は十人十色、個性があるということですが、その為に抗うつ薬にも種類があります。
その一例として次の薬があります
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
・三環系抗うつ薬(TCA)
です
その他にも治療法がいろいろあるので、現代医学でも治療が出来ると思います
抗うつ薬について
http://ja.wikipedia.org/wiki/抗うつ薬
その他治療法について
http://ja.wikipedia.org/wiki/うつ病#.E6.B2.BB.E7.99.82.E6.B3.95.E5.90.84.E8.AB.96
ご回答ありがとうございます。
治療薬にも様々な種類があることが分かりました。
何故ウツ病になったか。
そして、どういうウツ病なのか。
(参照:ICD-10F3リスト : http://www.hosp.go.jp/~kamo/psy/icd-10f3.htm)
その原因を科学的に、根本的に治す事が可能であれば、快癒のパーセンテージは上がるでしょう。
自分は上記のカテゴリーでいえば、F33.1 反復性うつ病性障害,現在中等症エピソード にあたります。
そして、原因は、自分の人生に置いて起きた幾つもの苦しい体験から来ています。
過去を書き直せますか? 無理です。
せめて、過去の苦しみを、痛みを、和らげる事ができ、心の中で整理し、普段意識しない識域下へ送り込む事が出来れば良いでしょう。
自分の治療は、対処療法です。苦しみや痛みを思い出さないよう、ぼんやりとさせる薬を飲み、静かに休むしかありません。そして、カウンセリングで「吐き出し」などを行ったり、行動日記で思いを綴ることによる自省療法なども行っています。
まあ、自分の場合はウツに加え、境界性パーソナリティ障害もありますので、一筋縄ではいかないという所でしょうか。
その一方で、ウツ病患者さんの中には、学校や職場の「今の」人間関係や作業内容を変えること=今の環境を変える事で、快癒に向かう方もいらっしゃいます。
こういう、薬に頼る部分ではない所でウツに関する問題解決に取り組む方向もあります。
薬の効き具合も患者さんによりけりです。患者さんにピタリとあった薬を投薬できれば、患者さんによってはウツが落ち着き、社会復帰ができるようになる方もいらっしゃいます。
これには早期の治療開始が重要であり、家族や学校、職場の人たちなどが、「ウツ病の早期段階」で通院をさせることが鍵となると言われています。
ここについては、調剤薬局や病院にある、ウツ病などについて薬メーカーが作っているパンフレットに掲載されています。
また、何故ウツ病患者が増えたのだろうかというのは、多分、精神科に来院する人がふえたこともあるのではと思います。それによって統計上に数値が上がってきたのではと。
自分が20年近く前に精神科に初めて行ったとき、そこは怖い所でした。冷たいコンクリート、暗い照明、リノリウムの床…… その時は嫌になり、すぐ辞めてしまいました。まあ、あまり時間をおかずに、精神科のある総合病院に通い始めましたが。それでも、肩身が狭いというか、人に知られたくないという気持ちがありました。
今は、メンタルクリニックとかいう看板になり、美容院にも似たようなオシャレな待合室をそなえた医院もあります。予約制になって、他の患者さんと出来るだけ顔をあわせないようなことも出来るようになりました。
また、一番大きいのは、ウツに対する社会的認知度が高まったことでしょう。来院者数が増えたのと関係しますが。メディアなどがウツを取り上げ、ネットのブログでもウツについてカミングアウトし、書く人が増えたかと思います。
社会的制度も整ってきました。スクールカウンセラーや産業医、電話相談などを行う機関や制度等、沢山出来ました。
それによって、従来「原因不明だが辛い」という認識を自身や周囲がしていた人が「ウツでは?」ということになったのではと考えます。
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自分は、自分自身のポリシーとして、治療の妨げになるので、ウツ等精神科治療関係の本は読まないことにしています。担当医との会話をシンプルに受け止める事ができるようにするための、自分なりの考えです。
そのため、本来ならば、出典やデータなどを明らかにし、個人的な意見ではなく、医学研究という面から回答しなければならない所、こういう事情で個人的な治療経験と、今までお世話になった医師との会話からの回答となりました。
これ以上のことをお知りになりたいのであれば、林先生のHPで紹介されている専門書など、精神病医学書をご自身で読む事をおすすめします。また、福祉関係の機関でフィールドワークするのも良いでしょう。
自分が出来る回答は以上です。お疲れ様でした。
再度のコメントをありがとうございます。
私の書き方が至らず不快な思いをさせてしまっているようでしたら、お詫び申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
うつ病の治療方法は研究されていて、エビデンスという効果が示されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82
厚生労働省にも、エビデンスに基づいたガイドラインが紹介されています。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kokoro/index.html
・・・しかし、実際にそのガイドラインに沿って治療がおこなわれているかというと、そうではないのが現実だと思います。というか、少なくともガイドラインにそって治療しない医者というのは実在します。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53713333.html
コメントをありがとうございます。
お医者さんは治さないように治療するのですね。
全てではないでしょうが、そういった医師もいるというのが、私の意見です。
ご回答ありがとうございます。
医者ではなくてカウンセラーを頼った方がいいという回答でしょうか。
>もしこれが事実だとすると、病気をカテゴライズして最適な治療法を施そうとする現代医学では、
>うつ病を治療できないのではないでしょうか?
■
一定数の人は、1年以内に完治している
日本での研究では、6か月程度の治療で回復する症例が、50パーセント程度であるとされ[82][125]、多くの症例が、比較的短い治療期間で回復する。しかし、一方では20パーセント程度の症例では、1年以上うつ状態が続くとも言われ[82]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85
82 http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1139118342608/files/utsu.pdf
125 http://www.pref.fukushima.jp/seisinsenta/specify/depression/utu_treatment.html
1年程度で8割の人が完治している
■
治療に対する誤解
高血圧と同じく、血圧を下げる薬を飲み続けるということが治療であるという考え方も大事かと思います。この方法で完治しませんが、薬を飲まなければ血管などが痛みます。
現状よりも良い状態を維持することも治療です。
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>人間は十人十色、個性というものがあり、その中の「こころ」の部分の病気であるためだとい
>います。
違います。うつ病という総称で考えるからです。
糖尿病でも、1型糖尿病と2型糖尿病という風に、種類があり、症状は似ていても違うものだと缶あげるべきでしょう。
1型糖尿病が5%ですが、これを例に挙げて、糖尿病は治らないとかそういう論じ方は乱暴でしょう。
ご回答ありがとうございます。
現代医学というのが薬による治療だけという意味なら治せません。
薬と同時にカウンセリングを行うことで治療します。
カウンセリングも医学の一部ととれば、現代医学で治療できるということになります。
http://allabout.co.jp/gm/gc/302092/
ご回答ありがとうございます。
医学も心理学も科学ですから、現代医学で治療できると言えそうですね。
コメントをありがとうございます。
2013/03/02 08:02:17お医者さんは治さないように治療するのですね。
全てではないでしょうが、そういった医師もいるというのが、私の意見です。
2013/03/02 22:08:17