【人力検索かきつばた杯】 #50

かきつばた杯を開催します。

テーマ:裏側とか舞台裏とかそんな雰囲気の感じのやつ

お題のフレーズを文章中に使う縛りはありません。

原則としては、簡単な感想を書きます。
講評がいいとか、辛さの希望の方は申し出て下さい。
できるかどうかわかんないですけど、頑張って書きます。

締め切りは、今度の水曜日の夜です。

では、よろしくお願いします。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2013/06/28 22:56:12
  • 終了:2013/07/04 09:54:24
id:doumorimikan

あと、参加してくださった方で、プロットを作ってて公開してもいいよって人とか、
その作品の構造っていうか、起承転結がそれぞれどんな感じでどの部分か
起承転結じゃなくても起承承転結でも、起転転結でもいいんですけど、序破急でも、
そんな感じのを解説してもらえたら嬉しいですけど、必須じゃありませんっ
あと、それがあるのとないのとでポイントとかベストアンサーとか関係ないですっ


かきつばたって何? な人は
かきつばた杯を見てください。

ベストアンサー

id:kobumari5296 No.4

琴木回答回数60ベストアンサー獲得回数42013/07/01 11:42:55

ポイント35pt

 「今まで、ありがと。」
 キュッキュッキュ。専用クリームと専用の布で磨いてやると、顔がうつるくらいに良く光る。進学する高校も決まった中学最後の三月。卒業生が感謝のために行う“楽器磨き会”に参加した私は、ともに競い合い、闘った同志たちと一緒に楽器を磨いていた。自然と笑顔になっていくのは、尊敬する顧問の計らいで今までの自分たちの演奏が流れているだけではない。この楽器に、私はいろんなことを教えてもらった。走馬灯、と言ったら少しおかしいかもしれないけれど、本当にこの楽器を選んでよかった。

中学校に入学した春――桜も葉桜になりそうな春だった。私に与えられた楽器は、自分で言うのも変かもしれないけれど、華やかに送ってきた今までの学生生活(と言っても六年間だが)に影を落とすように感じたものだった。私は幼い頃から容姿、学業ともにそれなりに自信があり、友達も多かった。姿勢を正せばだれもが振り返る、と言ったら大袈裟だろうか。とにかく、勝ち組だと思っていた。唯一の難点はスポーツが得意ではないことで、そこはご愛嬌と言ってふざけて担任を困らせたり、苦手なマラソンはさぼったりしていた。
 そんな六年間がすぎ(因みに中学受験はしなかった)、進学した中学は部活必須の学校だったから、必然的に文化部へ。文化部イコール地味の概念が抜けず、やる気のない顔で部活紹介の冊子をぱらぱらめくると、運命だと思う程に目に飛び込んできた部活があった。それが、吹奏楽部だった。きらきらと輝く楽器、真剣なまなざしで指揮者を見つめ、そして仲間と一緒に泣いたり笑ったりするなんて、青春の象徴であり、これこそ華々しい世界ではないか。そう思い、仲間を連れて音楽室の扉を叩いのだった。今思えば、なんて単純な思考だっただろう。
 入部届を提出すると、準備室で、即座に顧問が行う担当楽器を決めるテストが行われた。この中学は大会常連だが人数が少ない。大会は夏だから、一年生でも即戦力にならなければならなかった。みんながリズムテストを行う中、奥の音楽室で先輩たちが練習する姿を見て、心に決めた楽器があった。テストもそつなくこなし、顧問に告げると許可が出た。
 しかし、そんなに物事はうまく進まない。音楽に対する知恵なんてもっとなかった。『格好いいから』、それだけを基準に選んだそれは、響きとイメージは本当に格好いい。しかし、私の担当は『それ、本当にあんたが言ってたやつなの?』と言われるほど知名度が低く、そして存在感も少ない。吹奏楽でこの楽器、と言ったら誰もがうらやむものだから、きっと目立てると思って志願したのに。それは、知っているようで知らない楽器。

 バリトンサックスだった。

 サックスの中でも低音を担当する楽器。チューバや、たまにユーフォニウムと組んで同じようにリズムを刻む楽器だが、低音の王者・チューバは男子が担当することが多い。どうしたって肺活量の多い男子が目立つに決まっている。そしてまるでラーメンのなるとを思い出させる上の部分(ネックという)は、どう見てもサックスではない。後で知るのだが、花形楽器・サックスは希望者が多く、私が訪ねた頃にはバリトン以外うまっていたらしい。

「納得できないっ。」
 新入生のお披露目である体育祭。終了後に私は顧問に直談判した。音大卒のこの顧問は、音楽室でクーラーと音楽をお供にタバコを吸いながら、準備室で煙草を吸っていた。
「煙草やめてよ。奏者には煙草はどくだよ。肺に悪い。」
「来たか、瀬戸舞子。舞子ちゅあ~ん。」
「やめて。私、ちょっと先生に聞きたいことがあって、わざわざ体育祭の打ち上げぬけて、来たんだから。」
「なに、今の時代は中坊でも打ち上げなんてやんのか。生意気だな。」
「私、バリサク辞めたい。」
 ニヤニヤと笑ってこちらを見る先生。先生は、私たちのことを呼び捨てしない。仲間意識がどうとかで、厳しい上下関係は嫌いなのだそうだ。だから私たちも、挨拶以外で先生に敬語を使わなかった。
「何で辞めたい?」
「目立たないから。」
「単純だなぁ、流石。」
「ねぇ、私アルトサックスやりたいよ。マーチでも吹奏楽曲でも、ソロがあったりして格好いい。バリサクなんて、チューバの先輩の音にかき消されて何も聞こえないじゃない。意味ないの、嫌なの。」
 思いを吐露した私を、今度は真面目な顔で見つめる。女子中学生が一般男性に文句を言うのがから、本音は怖いがこれだけは譲れない。青春を、二度と来ない青春を棒に振るのだけは、嫌だった。
「舞子ちゃん、バリサクは、意味ないと思うのか?」
「うん。」
「じゃあ、部活辞めてもらわらないとなぁ。」
「え……」
「だって、自分の楽器に誇りも持てない奴は、うちのバンドに必要ない。」
「違う!サックスはカッコいいと思ってるよ。ただバリサクは……」
「格好いいと、誇りは違う。そのうち英語で習うと思うぞ。さようなら、舞子ちゃん、また会う日まで~。」
「だから、吹奏楽は好きなんだってば!みんなとの一体感とか、大好きなんだってば!」
「じゃあさ、いいこと教えてやろう。今度やろうと思ってる曲で低音に小刻みに動くソリ……パートのソロがあるんだ。」
「決まってたんだ、次の曲。」
「ああ。」
 先生は短くなった煙草を灰皿に捨てると、胸ポケットから新しい煙草を出して吸った。そして窓の向こうを見つめる。まるで私のことなんて関係ないような、そんな雰囲気を出されている気がして、私は必死に涙を我慢していた。
「うちの楽器は古い。チューバもまだピストンしきだ。ピストンは、あの、ペットみたいなやつのことだ。」
「それぐらい、知ってる。」
「あのたった四本のピストンで、たかだか中学から楽器始めた人間が、十六分音符やら三十二分音符やらを、見事吹くと思うかい?」
「灘先輩なら吹けるんじゃないかな。」
「灘っちはうまいからな、吹けるかもしれない。でも、練習と本番は違うし、確かに君ら低音は単調で、しかも目立たない裏方でつまらないかもしれない。でも、裏方、つまり底辺がしっかりしていないと、バンドは成り立たないんだよ。それは生きてく上でも同じだ。例えばこれから舞子ちゃんが大人になって働くとき、新入社員の舞子ちゃんが、相手先の訪問時にお茶出しがうまくできたら、それだけで会社のイメージが良くなる。そうしたら会社の業績もよくなる。舞子ちゃんのお給料もよくなる。こういう正のスパイラルさ。」
 考えもしなかった。私は、みんなで吹くのが楽しいとかなんとか言いながら、自分のことしか考えていなかった。みんなを支える、裏方の低音。あのなんてことない顔で吹く灘先輩をも支える、重要な役目。それが、私。
「俺は、舞子ちゃんが考える以上に舞子ちゃんをかっているよ。頑張りたまえ、中学生。」

 そうして迎えた卒業。私はこの楽器にいろいろ教えてもらった。楽しいこと、辛いこと、頑張らなくてはいけないこと。
「今まで、ありがと。」
 私はバリトンサックスに選ばれたのかもしれない。就職を考えるのはまだ早いかもしれないけれど、先生とバリトンサックスに出会わなければ、きっとサスペンスドラマで真っ先に殺される性悪女のままだったと思う。
「さぁ、最後の演奏、始めようか。」
 先生が部員を集めて、私は重たい相棒を持って席についた。

他1件のコメントを見る
id:doumorimikan

全体の構成は、

起(全体):卒業の日に楽器を磨く。(伏線……何の楽器?)
 ~過去回想~
 起(部分):入学風景
 承(部分):入部
 転(部分):バリトンサックスとの出会い、そして葛藤
 結(部分):先生に言われて楽器が好きになる
結(全体):思い出をかみしめながら最後の演奏へ……

みたいな感じでしょうかっ?

わたしは、吹奏楽はやらないので、そこら辺の知識がなくって、ちょっと情報(説明)不足だと思いました。
チューバがピストン式なら、バリサクは何式? とか。

苦手なマラソンはさぼったりしていた

で締めくくられる段落。これって小学六年生の考えが述べられてるのにちょっと大人びすぎてる感じです。
もうちょっと子供っぽい考えとかでもよかったかも。

(と言っても六年間だが)
(因みに中学受験はしなかった)

みたいな補足は、特にいらないかも。文中に埋めるとか。ばっさり削除とか。

進学した中学は部活必須の学校だったから、必然的に文化部へ

えっと、これって、部活必須=文化部という文章になってますけど、
本来は、『運動音痴』=『文化部』という公式が成り立つはずでそういう文章にしないといけないと思うんです。


地味にリアリティを失っている文章。
人によるかも? ですけど、
わたしは、

部活紹介の冊子

は、白黒に感じちゃうので、この文章だと

きらきらと輝く楽器

に結び付かないです。演奏会を想像して~みたいなのがあると良かったっ。

あと、

やる気のない顔で

は、なんとなく視点がぶれている気がします。一人称にしては不自然な表現?

音楽室でクーラーと音楽をお供にタバコを吸いながら、準備室で煙草を吸っていた

重複! 重複!

とかって感じですか? 講評って? よくわかんないけど頑張りましたっ!

現在で過去を挟みこむという構成はすごいって思いました。
あと、好き嫌いは別れるかも知れないですけど、説明パートが続いて、
一気に先生との会話主体の文章で物語が進むのが、メリハリが効いててよいです。

全体的に誤字、推敲不足が散見されます。
(ごめんっ! 言ってみたかったのですっ!)


最後の段落、雰囲気は上々。
だけど、

バリトンサックスに選ばれた
性悪女のままだった

とかへ持っていくには、ちょっとその前の描写が足りていない(ちぐはぐな感じ)のかなぁ?
もっと、運命的な出会いとか根性が悪いっていうのをきちっと書いたら良かったと思います。

顧問の先生のキャラが活き活きしてて好きだったりしますっ!

ごめんっ! 長くなったっ! あれだったら消しますっ!
常連さんのコブマリさんなので、辛めの中辛になっちゃいましたっ!
すまんっ!

2013/07/01 13:22:29
id:kobumari5296

講評ありがとうございます!メモしてます( ..)φメモメモ

2013/07/04 20:13:30

その他の回答(6件)

id:papatin No.1

スターサファイア回答回数3ベストアンサー獲得回数02013/06/29 08:43:57

がんばれよ

id:doumorimikan

応援ありがとうっ!

でも
オリジナルのショートストーリーに書き直していただけない限り、ポイントは配分できません。
なのですっ!

短くてもいいのでお話に書き直してくれたら嬉しいっ

ルールはこれ(人力検索かきつばた杯)を見てくださいっ

2013/06/29 10:51:43
id:shogo2469 No.2

コイル回答回数200ベストアンサー獲得回数252013/06/29 22:27:23

ポイント20pt

裏ということになってるかわかりませんが・・・。
あ、言っておくけどこれはフィクションです。
では、どうぞ~

「舞台裏でできた歌」
これは、一人の女性アイドルの物語である。
彼女の名は「千夏希(ちなつめぐみ)」
ソロでアイドルを歌っている。
デビュー3年ながらもステージでは笑顔を絶やさずがんばっている。
この間の東京ドームのライブでもファンの前で新曲を盛り上げて歌っていた。
3時間のライブでも笑顔を絶やす場面は見られなかった。
芸能界でも多くの尊敬者がいる。
希は「まるで元AKBの前田敦子のようだ」と言われるほどだ。
ライブではファンも3500人あまりである。
ファンも希もライブでは楽しそうだった・・・。

しかし、ライブが終わると、舞台裏では突然元気がなさそうにため息を吐いた。
それを見た事務所仲間の「竹本高吉(たけもとたかよし)」が言った。
「どうしたんですか、希さん。ライブではあんなに笑っていたのに。」
すると希は、
「・・・・・・。」
返事がなかった。
それから、希は無言で東京ドームを出て行った。
高吉は、
「なにかあったのかな?」
と思いながら、とりあえず家に帰った。
ーそれから希はとある病院に行った。
そして病室に行くと、
「お父さん、来たよ。」
希は病室で倒れている人に少し元気なさそうにそう言った。
そう、希の父親は、心臓の病気で3ヶ月前から入院していたのだ。
父の名は「千夏誠(ちなつまこと)」
「希、ライブ頑張ってるか。」
「うん。ところで、体調は?」
「倒れた時よりはいいよ。退院したいところだな。」
「そりゃあよかった」
希は少し明るい顔になった。
2時間誠と話した希は病室を出て自宅に帰った。
自宅では、
「お母さん、ただいま。」
「おかえり、希。」
希は自宅では母と過ごしていた。
母は「千夏裕子(ちなつゆうこ)」
「お父さん、昨日より元気だったよ。」
「そう。そりゃよかったわね。お父さんは元気だから希も頑張ってね」
次の日、事務所では、高吉が、
「希さん、昨日どうしたんですか?」
「実は、お父さんが病気で倒れててさあ・・・。」
希は、昨日のことを話した。
「そうですか、お父さん、げんきになるといいですね。それより、希さん、1ヶ月後は青森ですよ。がんばってください。」
「ありがとう、高吉君」

1ヶ月後、希は青森へ出かけた。3日間、ステージで歌うことになった。
最初の2日間、希は、青森でも笑顔で、父の誠は気にしないように歌っていた。
ファンも誠のことは知らずに盛り上げていった。
希は、2日目の夜、ホテルに戻った。
明日は休みなので、観光の時間がある。
疲れたので、寝ようと思ったその時だった・・・
「もしもし、希?大変!お父さんの様子がおかしいの!」
「え!?」
母・裕子からだった。
次の日、希は急いで東京の病院に向かった。
「お父さん!」
「希、青森に言ってたんじゃなかったのか?・・・」
「大丈夫!?」
「だい・・・じょう・・・ぶ、だよ・・・。」
「希、お父さんは心臓が悪く、体も思いどおりに動けないの。もうダメかもしれない・・・。」
「そんな・・・。」
希は悲しい顔をした。
急に父が死ぬなんて考えられなかったのだ・・・。
その時、誠はこう言ってきた。
「希・・・。あお・・もりに、いくんだ・・・。お父さんは・・・、・・・・・・」
父はついに言葉を出さなくなった。
すると、希は、
「わかった、お父さん・・・。行ってきます!」
希は青森に戻った。
最後の3日目も父・誠のことは言わず、いつもどおりに歌った。
そのとき希は思った。
「お父さん、テレビで見てくれてるかな・・・。もしかしたら、これがお父さんに見せる最後のライブになるのかもしれない・・・。よし!最後くらい全力で歌おう!」
それから希は、精一杯歌った。

希が東京に帰った。
すると、父・誠は、
もう・・・亡くなっていた・・・。
希は涙が出かかっていた。
次のライブで、希はすべてを打ち明けた。
「私の父親は、実は先日お亡くなりになりました・・・。
私も正直悲しいです。
えっと、みなさん。舞台裏でこんなネガティブですみません・・・。
でも、実は父への別れの言葉に新曲を作ったんです。
どうぞ、聞いてください!」
希は、ファンの前で裏を打ち明けながら、悲しくとも、やっぱり笑顔を絶やさないで歌った。
「~今までありがとう~」
「あの時、君が僕と出会ってくれた。あれから僕幸せになれる気がしたんだ。思えばいつも一緒にいてくれた。なんで僕は君と会えたんだろう?君は何も言わない。でも僕のこと、いつも見守ってくれた。あの優しい言葉で。君がいなくなっても僕は君の分、きっと生きていくよ。君は絶対忘れない、ありがとう・・・」
「舞台裏でできた歌」

以上です。
ありがとうございました。

id:doumorimikan

回答ありがとーっ!

これゎ……感動だっ!

幸せなアイドルが困難に出会い、それを乗り越えるってことですね

これゎ……王道だっ!

2013/07/01 12:44:10
id:shogo2469

ありがとうございます!

2013/07/01 18:29:52
id:cx68 No.3

はかせ回答回数504ベストアンサー獲得回数562013/06/30 00:02:20

ポイント20pt

「技術を持たないスタッフと、麗の初めてのライブ」
これは、浦賀乃 麗(うらがの うらら)が歌手デビューして初のライブに挑戦。その舞台裏を描く物語である。
 「ついに、初めてのライブだよ!」そのときは早朝の5時。スタッフは満身創痍で最終準備に追われていた。しかし・・・「電気系統にトラブル発生!開演に間に合わない可能性が高いです!」1人の太ったメガネのスタッフが大声で叫ぶ。「なんですって!?」麗もすごく驚いた。しかし、会場の外を見ると、そこにはもう大多数のファンが押し寄せていた。会場の前には、かなりの数の徹夜組がいたのであった!開演は11時30分。あと6時間半しか時間がないのだ!沢山のスタッフが知恵を出し合い修理に挑むが、なかなか復旧しない。試行錯誤を繰り返すも、なかなか解決には至らない。そして開演まで3時間30分前、入場開始まであと2時間の時、会場はほとんど整っていて、麗のリハーサルも行われている。電気系統を直さなければ、照明もなしでライブをしなければならない。スタッフが諦めかけていたその時、ある観客が、「何があったんですか。どこかで悩み続けているスタッフさんがいるらしいんですけど・・・。」とスタッフに問いかける。すると、「実は電気系統にトラブルが発生いたしまして、このままじゃ照明なしでライブを行うことになってしまうんですよ。」スタッフは答える。そしたら「どんな状況か、見せてもらえませんか。」その観客は、興味深そうに聞いてきた。するとスタッフは、「こんな感じです。」と満身創痍のスタッフを指さした。それは、予め専門業者が繋いでいたケーブルが、外れてしまい、スタッフもわからずにいたのであった。「ああ、それでしたら、こうやって・・・こうやって・・・こうやれば簡単にできますよ。」なんとこの観客はケーブルに精通していた人なのであった!そしてこの観客は、麗のいる所に招待された。「あなたの名前は、なあに?」麗はアイドルらしく可愛い聞き方で観客に問いかけた。すると、「津奈木 孝人(つなぎ たかと)です。」笑顔で答えた。電気系統は無事復旧したのであった。そしてライブがスタート。直前までトラブルのあった照明は何の問題もなく作動した。ライブは無事終了し、観客も満足して帰路についていった。その後麗は、ライブにはケーブル関係に精通している人を探し出し、ライブに同伴させるという物凄いことをしていくのであった。fin
勿論、この作品はフィクションです。

id:doumorimikan

回答ありがとーっ!

村上春樹さんのを彷彿とさせるお題っ。

わたしの周りにも舞台やってる人が居て、よく手伝いとかいったら、照明スタッフの人が、難し紙をみながら、いろいろつないだり、繋ぎ間違えたりしているのを思い出しました。

ありがとーっ!

2013/07/01 12:45:43
id:kobumari5296 No.4

琴木回答回数60ベストアンサー獲得回数42013/07/01 11:42:55ここでベストアンサー

ポイント35pt

 「今まで、ありがと。」
 キュッキュッキュ。専用クリームと専用の布で磨いてやると、顔がうつるくらいに良く光る。進学する高校も決まった中学最後の三月。卒業生が感謝のために行う“楽器磨き会”に参加した私は、ともに競い合い、闘った同志たちと一緒に楽器を磨いていた。自然と笑顔になっていくのは、尊敬する顧問の計らいで今までの自分たちの演奏が流れているだけではない。この楽器に、私はいろんなことを教えてもらった。走馬灯、と言ったら少しおかしいかもしれないけれど、本当にこの楽器を選んでよかった。

中学校に入学した春――桜も葉桜になりそうな春だった。私に与えられた楽器は、自分で言うのも変かもしれないけれど、華やかに送ってきた今までの学生生活(と言っても六年間だが)に影を落とすように感じたものだった。私は幼い頃から容姿、学業ともにそれなりに自信があり、友達も多かった。姿勢を正せばだれもが振り返る、と言ったら大袈裟だろうか。とにかく、勝ち組だと思っていた。唯一の難点はスポーツが得意ではないことで、そこはご愛嬌と言ってふざけて担任を困らせたり、苦手なマラソンはさぼったりしていた。
 そんな六年間がすぎ(因みに中学受験はしなかった)、進学した中学は部活必須の学校だったから、必然的に文化部へ。文化部イコール地味の概念が抜けず、やる気のない顔で部活紹介の冊子をぱらぱらめくると、運命だと思う程に目に飛び込んできた部活があった。それが、吹奏楽部だった。きらきらと輝く楽器、真剣なまなざしで指揮者を見つめ、そして仲間と一緒に泣いたり笑ったりするなんて、青春の象徴であり、これこそ華々しい世界ではないか。そう思い、仲間を連れて音楽室の扉を叩いのだった。今思えば、なんて単純な思考だっただろう。
 入部届を提出すると、準備室で、即座に顧問が行う担当楽器を決めるテストが行われた。この中学は大会常連だが人数が少ない。大会は夏だから、一年生でも即戦力にならなければならなかった。みんながリズムテストを行う中、奥の音楽室で先輩たちが練習する姿を見て、心に決めた楽器があった。テストもそつなくこなし、顧問に告げると許可が出た。
 しかし、そんなに物事はうまく進まない。音楽に対する知恵なんてもっとなかった。『格好いいから』、それだけを基準に選んだそれは、響きとイメージは本当に格好いい。しかし、私の担当は『それ、本当にあんたが言ってたやつなの?』と言われるほど知名度が低く、そして存在感も少ない。吹奏楽でこの楽器、と言ったら誰もがうらやむものだから、きっと目立てると思って志願したのに。それは、知っているようで知らない楽器。

 バリトンサックスだった。

 サックスの中でも低音を担当する楽器。チューバや、たまにユーフォニウムと組んで同じようにリズムを刻む楽器だが、低音の王者・チューバは男子が担当することが多い。どうしたって肺活量の多い男子が目立つに決まっている。そしてまるでラーメンのなるとを思い出させる上の部分(ネックという)は、どう見てもサックスではない。後で知るのだが、花形楽器・サックスは希望者が多く、私が訪ねた頃にはバリトン以外うまっていたらしい。

「納得できないっ。」
 新入生のお披露目である体育祭。終了後に私は顧問に直談判した。音大卒のこの顧問は、音楽室でクーラーと音楽をお供にタバコを吸いながら、準備室で煙草を吸っていた。
「煙草やめてよ。奏者には煙草はどくだよ。肺に悪い。」
「来たか、瀬戸舞子。舞子ちゅあ~ん。」
「やめて。私、ちょっと先生に聞きたいことがあって、わざわざ体育祭の打ち上げぬけて、来たんだから。」
「なに、今の時代は中坊でも打ち上げなんてやんのか。生意気だな。」
「私、バリサク辞めたい。」
 ニヤニヤと笑ってこちらを見る先生。先生は、私たちのことを呼び捨てしない。仲間意識がどうとかで、厳しい上下関係は嫌いなのだそうだ。だから私たちも、挨拶以外で先生に敬語を使わなかった。
「何で辞めたい?」
「目立たないから。」
「単純だなぁ、流石。」
「ねぇ、私アルトサックスやりたいよ。マーチでも吹奏楽曲でも、ソロがあったりして格好いい。バリサクなんて、チューバの先輩の音にかき消されて何も聞こえないじゃない。意味ないの、嫌なの。」
 思いを吐露した私を、今度は真面目な顔で見つめる。女子中学生が一般男性に文句を言うのがから、本音は怖いがこれだけは譲れない。青春を、二度と来ない青春を棒に振るのだけは、嫌だった。
「舞子ちゃん、バリサクは、意味ないと思うのか?」
「うん。」
「じゃあ、部活辞めてもらわらないとなぁ。」
「え……」
「だって、自分の楽器に誇りも持てない奴は、うちのバンドに必要ない。」
「違う!サックスはカッコいいと思ってるよ。ただバリサクは……」
「格好いいと、誇りは違う。そのうち英語で習うと思うぞ。さようなら、舞子ちゃん、また会う日まで~。」
「だから、吹奏楽は好きなんだってば!みんなとの一体感とか、大好きなんだってば!」
「じゃあさ、いいこと教えてやろう。今度やろうと思ってる曲で低音に小刻みに動くソリ……パートのソロがあるんだ。」
「決まってたんだ、次の曲。」
「ああ。」
 先生は短くなった煙草を灰皿に捨てると、胸ポケットから新しい煙草を出して吸った。そして窓の向こうを見つめる。まるで私のことなんて関係ないような、そんな雰囲気を出されている気がして、私は必死に涙を我慢していた。
「うちの楽器は古い。チューバもまだピストンしきだ。ピストンは、あの、ペットみたいなやつのことだ。」
「それぐらい、知ってる。」
「あのたった四本のピストンで、たかだか中学から楽器始めた人間が、十六分音符やら三十二分音符やらを、見事吹くと思うかい?」
「灘先輩なら吹けるんじゃないかな。」
「灘っちはうまいからな、吹けるかもしれない。でも、練習と本番は違うし、確かに君ら低音は単調で、しかも目立たない裏方でつまらないかもしれない。でも、裏方、つまり底辺がしっかりしていないと、バンドは成り立たないんだよ。それは生きてく上でも同じだ。例えばこれから舞子ちゃんが大人になって働くとき、新入社員の舞子ちゃんが、相手先の訪問時にお茶出しがうまくできたら、それだけで会社のイメージが良くなる。そうしたら会社の業績もよくなる。舞子ちゃんのお給料もよくなる。こういう正のスパイラルさ。」
 考えもしなかった。私は、みんなで吹くのが楽しいとかなんとか言いながら、自分のことしか考えていなかった。みんなを支える、裏方の低音。あのなんてことない顔で吹く灘先輩をも支える、重要な役目。それが、私。
「俺は、舞子ちゃんが考える以上に舞子ちゃんをかっているよ。頑張りたまえ、中学生。」

 そうして迎えた卒業。私はこの楽器にいろいろ教えてもらった。楽しいこと、辛いこと、頑張らなくてはいけないこと。
「今まで、ありがと。」
 私はバリトンサックスに選ばれたのかもしれない。就職を考えるのはまだ早いかもしれないけれど、先生とバリトンサックスに出会わなければ、きっとサスペンスドラマで真っ先に殺される性悪女のままだったと思う。
「さぁ、最後の演奏、始めようか。」
 先生が部員を集めて、私は重たい相棒を持って席についた。

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id:doumorimikan

全体の構成は、

起(全体):卒業の日に楽器を磨く。(伏線……何の楽器?)
 ~過去回想~
 起(部分):入学風景
 承(部分):入部
 転(部分):バリトンサックスとの出会い、そして葛藤
 結(部分):先生に言われて楽器が好きになる
結(全体):思い出をかみしめながら最後の演奏へ……

みたいな感じでしょうかっ?

わたしは、吹奏楽はやらないので、そこら辺の知識がなくって、ちょっと情報(説明)不足だと思いました。
チューバがピストン式なら、バリサクは何式? とか。

苦手なマラソンはさぼったりしていた

で締めくくられる段落。これって小学六年生の考えが述べられてるのにちょっと大人びすぎてる感じです。
もうちょっと子供っぽい考えとかでもよかったかも。

(と言っても六年間だが)
(因みに中学受験はしなかった)

みたいな補足は、特にいらないかも。文中に埋めるとか。ばっさり削除とか。

進学した中学は部活必須の学校だったから、必然的に文化部へ

えっと、これって、部活必須=文化部という文章になってますけど、
本来は、『運動音痴』=『文化部』という公式が成り立つはずでそういう文章にしないといけないと思うんです。


地味にリアリティを失っている文章。
人によるかも? ですけど、
わたしは、

部活紹介の冊子

は、白黒に感じちゃうので、この文章だと

きらきらと輝く楽器

に結び付かないです。演奏会を想像して~みたいなのがあると良かったっ。

あと、

やる気のない顔で

は、なんとなく視点がぶれている気がします。一人称にしては不自然な表現?

音楽室でクーラーと音楽をお供にタバコを吸いながら、準備室で煙草を吸っていた

重複! 重複!

とかって感じですか? 講評って? よくわかんないけど頑張りましたっ!

現在で過去を挟みこむという構成はすごいって思いました。
あと、好き嫌いは別れるかも知れないですけど、説明パートが続いて、
一気に先生との会話主体の文章で物語が進むのが、メリハリが効いててよいです。

全体的に誤字、推敲不足が散見されます。
(ごめんっ! 言ってみたかったのですっ!)


最後の段落、雰囲気は上々。
だけど、

バリトンサックスに選ばれた
性悪女のままだった

とかへ持っていくには、ちょっとその前の描写が足りていない(ちぐはぐな感じ)のかなぁ?
もっと、運命的な出会いとか根性が悪いっていうのをきちっと書いたら良かったと思います。

顧問の先生のキャラが活き活きしてて好きだったりしますっ!

ごめんっ! 長くなったっ! あれだったら消しますっ!
常連さんのコブマリさんなので、辛めの中辛になっちゃいましたっ!
すまんっ!

2013/07/01 13:22:29
id:kobumari5296

講評ありがとうございます!メモしてます( ..)φメモメモ

2013/07/04 20:13:30
id:inugamikoubouathangul No.5

犬神工房回答回数25ベストアンサー獲得回数72013/07/01 18:32:03

ポイント35pt

『山岳の洞穴』

 大統領にとって、マフィアは憎悪の対象だった。
 ドラッグ、ギャンブル、人身売買。彼らの地下産業は、市民の生活を生かさず殺さず脅かし、徴税と治安が成り立たない状況だった。大統領は断固としてマフィアを弾圧しようとした。
 マフィアは当初は政府要人への籠絡を試みたが、彼らの強硬な態度を見て、やがて暗殺の方向へと進んだ。特に強硬だった学校教育担当大臣と数名の議員が、ホテルでの会合中に、後にマフィアの所有物であると判明する攻撃ヘリのミサイルで爆殺された時から、マフィアとの『戦争』は火ぶたを切られたと言える。

 大統領の命令によって、破壊工作員に与えられた任務は、マフィアのドンの暗殺だった。

 破壊工作員は、マフィアのアジトと言われる、山岳に囲まれた小さな工場に侵入した。侵入に使ったトラックを爆破し、混乱の中、情報機関の用意した地図に従い、敵のいないルートを通った。
 数十分後、通気口から降りると、ドンの部屋の前の通路にたどり着いていた。
 だが、そこに待ち構えていた者がいた。
「何か外がやかましいと思ったが、お前の仕業か」
 破壊工作員はその巨漢に見覚えがあった。かつて自分と同じ破壊工作員でありながら、科学省の役人たちや科学者たちと共にマフィアに降った男。
「今や俺もドンの親衛隊員なんでな。ドンの命を狙う刺客を、たどり着く前に潰すのが俺の仕事だ。悪いが、俺のボーナスのネタになってもらうぞ、チビ」
「こっちも悪いが、俺はテメェなんぞに興味がねェ。さっさと倒してドンのところまで行かせてもらうぜ、クソデブ」
 破壊工作員はそういうと、親衛隊員目がけて放水砲を構え、吹き付けた。
 液体が床に飛び散ると、そこに大きな穴が開いた。親衛隊員の目が軽く見開かれた。
 液体の軌道がどんどん伸びていく。破壊工作員は放水砲を左右に振った。親衛隊員の体が放水で横に切り裂かれ、やがて広い放水によって向こうに吹き飛ばされた。
 だが、そこで破壊工作員の放水が止まった。親衛隊員の切断された手足や胴体が、チーズのように糸を引き、くっついていく。やがて、親衛隊員は何事もなかったかのように立ち上がると、床の穴を避けて、普通の速さで全裸のまま近づいていった。
「『ケミカルドラッグ』か。酸の『ケミカルアシッド』とアルカリの『ケミカルベース』。これを配合して、何でも溶かす溶剤として使う。便利な代物だな」
「ハッ。それより、何だテメェの体は……気色悪ィ」
 親衛隊員の皮膚がぶつぶつと泡をふいている。親衛隊員が一瞬大きく筋肉を膨らませると、破裂した皮膚が周囲に消し飛んでいった。それきり、体の腐食は止まったようだった。
「そうそう、最近の俺はもっと便利なものを手に入れたんだ」
 親衛隊員の体から生えてきた金属の長い数本の棘に、破壊工作員の胸板が貫かれた。
「ぐっ!」
 破壊工作員は放水で親衛隊員を再び吹き飛ばした。千切れた棘を、溶剤で濡れた箇所に触れないように、ゆっくりと抜く。
 親衛隊員は再び床に仰向けに倒れた。体の表側が溶けて削られている。臍のやや下に、メタリックな銀色の塊がむき出しになっていた。
「『ブラッドベリー』……!」
「そうだ。粉末サイズの超小型機械の入った液体を飲み続けて、装置で外から磁気を送って、全身に機械を行き渡らせて、自由自在に変形する鋼の体を作るという、例のあれだ。科学省では完成しなかったんだろう? ところが、我々の元で完成していたんだな」
 親衛隊員の右手から何か生えてくるものがあった。軍では既に廃止された、安価な旧式の小型突撃銃が埋まっていたのだ。深い傷を負った破壊工作員の命を奪うには十分すぎる代物だった。
「なぜそこまで国のために戦う? 予算はない。国力がないから民間の発注先も実力がない。兵器開発の余地はあまりない。マフィアの中にいた方が、潤沢な資金でよほど進んだ研究ができる。お前もこっちに来ればよかったのにな」
「ふざけるな。大統領は俺によくしてくれた。大統領は俺にとっての太陽なんだ!」
「大統領? ああそうか。大統領がただの金持ちだった頃に出資した首都の孤児院に、お前の親はお前を捨てたんだったな。大統領は孤児院によく顔を出していた。それは俺も知っている」
 親衛隊員が立ち上がり、突撃銃を構える。
「だが、たかがそんな甘っちょろい理由で戦うのか。お前、破壊工作員に向いてないよ」
「黙れ!」
 破壊工作員は放水砲を撃った。親衛隊員は突撃銃を撃った。
 溶けていく親衛隊員。蜂の巣になっていく破壊工作員。
 やがて、破壊工作員の方に限界が来た。放水砲を握ったまま、地に倒れ伏した。
「やれやれ……ん?」
 親衛隊員の体から、塊がこぼれ落ちた。親衛隊員の表情がさっと凍り付く。急いで拾おうとすると、それは手元を抜け、足の間を転がって行った。放水砲が、左手ごと塊を吹き飛ばしていたのだ。
「へへへ……知ってるぜ……中枢器官がなくなると……体が石化するんだろ……ざまあ……みろ……」
 親衛隊員は愕然とした顔で塊を追いかけた。が、少しずつ足取りが重くなる。ようやく塊を拾い上げて、腹に収めようとしたとき、体が不意に平衡を失った。
「……沈んでろ!」
 辛うじて立ち上がっていた破壊工作員が、溶剤を親衛隊員の足元にぶちまげていた。親衛隊員の体は、人間大に開いた穴の中に沈んでいった。

 破壊工作員はふらふらとしながら、塊を拾って、懐に隠した。
 そのまま、重そうに放水砲を構えると、扉に向けて広く吹き付けた。やがて、扉が腐食して、向こうの部屋に通じた。
 中にはドンがいた。青い顔で震えて無言で、札束の入ったトランクをこちらに差し出している。
 破壊工作員は鼻で笑った。溶剤がドンの体にびちゃりと浴びせられた。十秒後、そこには濁った水たまりが出来ていた。
 破壊工作員は晴れ晴れとした笑顔を浮かべた。そのまま倒れ伏し、二度と立ち上がらなかった。

 翌日、マフィアのアジトは軍が制圧した。破壊工作員のカメラ付きボイスレコーダーと放水砲、そして最新技術の痕跡となる銀の塊と親衛隊員の死体は、彼らの元々所属していた情報機関に秘密裡に渡された。
 マスメディア各社は、ドンが「マフィアの内部抗争で」殺されたと報道した。情報機関の工作に誰も疑いを持たなかったということになる。
 こうして世にいう『山岳の洞穴』事件は終わった。

 孤児だった破壊工作員の遺体は、孤児院の所属する教会に埋められた。死んだ理由は一般には公開されなかった。
 なお、葬儀には大統領の姿があった。大統領は「これが日の当たる者の責務だ」と言い、孤児のために、通常より長く深く祈ったという。

id:doumorimikan

おもしろーいっ!

親衛隊員VS破壊工作員

「これが日の当たる者の責務だ」 いい台詞っ!

日陰ものの立場を良く表しているとおもいます まる

2013/07/04 09:45:02
id:nouzenkazura No.6

回答回数35ベストアンサー獲得回数72013/07/02 18:53:55

ポイント35pt

初めてですが参加してみます。ずっとかきつばた杯やってみたかった者ですw
すごくほかの方と内容が違うのですが、いいですよね^^;
ある連続殺人事件(犯人)の・・・表からの裏側(本音?)的な。※短くするためにいろいろ細かいこと省略。さっきこれを見つけて、急いで書いた30分クオリティ作品なのでやさしめでお願いします。

『これは衝動。』

俺の住んでいるこの町、S町。
ここで、連続殺人が起こった。この事件で俺は恋人、逢(あい)を失った。
この事件で7人の尊い命が奪われた。7人目の殺害で現行犯逮捕された。
犯人の名は紅屋咲(くれやさき)。18歳。
こんなにもあどけない少女が連続殺人鬼だとは驚いた。
――――この少女が逢を・・・。

俺は今、このあどけない殺人鬼と話をしていた。
ちなみに俺は刑事だ。

「なんで、君は・・・」
「なんでって・・・それはこっちが聞きたいことです。」
彼女は俺の質問をさえぎってこんなことを返してきた。
「・・・は?」
「私、何も悪いことはしていませんよ?正しいことをしているんですよ?私は正義をおこなっているんです。悪人を、誰かの人生を真っ暗にしている人を、消してあげているだけですよ。ある人の存在ひとつで、不幸になっている人がいるんです。その人たちを救うために、私はその人たちの代わりに、殺しているんです。その人たちが幸せになれるように。それが悪いんですか?悪いのは法律上でのことでしょ?」
彼女の表情は笑顔だった。少しの恐怖を覚えた。だがそんなことに怯んでいてはいけない。
「・・・君のやっていることは何も正しくなんかない!目を覚ましなさい。」
「ああ、逢さんだっけ・・・あの人、あなたの恋人だったんだって?でも、私知ってるよ。あの人、何人もの男性と・・・。」
逢の名前を出してきた。なんで知ってるんだ・・・。まあいい。
「知ってるんだよ・・・そんなこと・・・だけど、」
「本当は死んでせいせいしてるんでしょ?たくさんお金とられたんでしょ?だまされたんでしょ?いいじゃない。」
そうだ。俺はせいせいしてる。あの女がいなくなって本当はすっきりしてる。
だけど・・・なんだろうこの心の寂しさは。それはすぐ分かった。
それは疎ましかった友達が離れていったのと同じような感情だった。
「私・・・他人を不幸にしている人がのうのうと楽しげに生きているのを見ると、許せないの。」
彼女は憎しみのこもった目をして言った。先ほどの笑顔の面影はひとつも無い。
「私のやったことは人間的には許されないことで、最低なことだって本当は分かってる。」
なんだ・・・?さっきは悪くないと言ったのに。これは・・・?
「だけど・・・勝手にこの足が向かってしまうんだよ。この手が首を絞めちゃうんだよ。この脳が正しいって判断しちゃうんだよ。この・・・心がそれを受け入れるんだよ。もうどうしようもないの。私は衝動的に殺しちゃうんだよ。理性がこれを抑えてはくれない。・・・でも、やったあとのあの満足感は計り知れない。・・・でも罪悪感も、同じくらい、いやそれ以上あった。」
そして笑った。上がった口角の横には涙が伝っているようだ。
「・・・君は、精神科にかかったことはあるか?」
俺はそれを無視してたずねる。
彼女は頷いた。
「ありません。行こうと思ったけど・・・行けば、私はばらさなければならない。この世界じゃ私のやったことは死刑に値するでしょ?だから・・・私は・・・」
「君はただの人間、だな。」
自分から聞いておいて、俺は最後まで答えを聞かず何を言っているんだろう。
「君は、たいしてほかの人間と変わらないよ。ただ・・・過剰だっただけさ。・・・ま、でも君はきっと死刑になる。あんなに殺したんだから・・・。もし17歳だったなら・・・」
18歳未満は死刑をまぬかれる・・・って。
俺はなにを同情的になっているんだ。こんな殺人鬼に。
「いいんです。私、死んで当たり前なんでしょ?この世では。もうどうでもいい。私、もう何も見たくない。人間見たくない。見たら、私は殺してしまう。だから、もう、いいんだ。本当なら全部リセットしたいけど、できない。それが現実だから。私の現実はもう本当にやり直しがきかないから。・・・そうでしょ?もう、おしまいにしてもいいんだ。」
伝っていた彼女の涙はもう乾いていた。

「だから、絶対に私をあの世へ送ってください。できれば、今、この場で。」

そう言う彼女は今までで一番の笑顔を見せた。

___________________________[了]

あの世へ送ったかどうかは想像で、って感じです^^;




※少し訂正しました。

id:doumorimikan

いいねっ!

サイコキラーの心理、深層に迫る

人間だれでも壊れてんだよっ!

わたしも ぶっこわれてるっ(殴

2013/07/04 09:45:51
id:takejin No.7

たけじん回答回数1475ベストアンサー獲得回数1902013/07/04 00:04:57

ポイント35pt

『早替わり』




鄙びた宿だった。露天風呂から見上げる山は、緑にあふれていた。
「電線がないなぁ。」
「また、そいういう味気ない言い方をする.。理学的なことから離れるんだ。」
広い風呂で泳いでいる友人のケンの発案で、世間を忘れに来たのだ。ケンの会社はリゾート開発から遊園地まで幅広い経営をしている。その中に、こんなど田舎の旅館もあるとはね。
「いろいろ、リセットしにきたんだろ」
「そうだな。いい景色だ」
「そうそう」


風呂から部屋に戻る途中で、古ぼけたポスターを見かけた。
『大歌舞伎 石川五右衛門 早替り日本一』
とある。
「へええ、こんなところで歌舞伎をやるんだ」
「地元の人がやるんだ。今夜もやるのかな」
庭の隅に、黒い建物が見える。芝居小屋らしい。
「あの小屋でやるみたいだな」
「あとで、行ってみよう」
俺は、ケンの話に乗った。
「ああ、観てみるか」


狭いながら、結構な客の入りである。いよいよ田舎歌舞伎が始まる。
「大歌舞伎って、結構な題名だな。」
「でもさ、一人しか出演者がいないよ」
ケンは、入口でもらったチラシを見ている。
「田舎なんだからそんなもんだろ。そこまでは知らなかったのか、ケン。」
「あんまり、詳しくは知らないんだよ、俺も」
幕が上がる。


舞台には、派手な装束の盗賊が、屋根の上で踏ん張っている。
「絶景かなゼッケイカーナー」
チョーンと鳴る拍子木に合わせて、大向こうから声が飛ぶ。ナカマルヤー!
「結構やるねぇ」
と、屋根の下から取り方が一人、二人と現れる。
「あれ?ほかの役者もいるよ?」
「ほんとだ。」
花道を駆け、見得を切る盗賊と、それを囲む取り方。そして舞台には、秀吉も現れる。
「ずいぶん出てくるね。なんで、役者が一人の名前なんだろ」
頭をひねるケンをよそに、俺は秀吉の顔から目が離せなくなっていた。


どう見ても、五右衛門と同じ役者だ。


「あれ、同じ人だ」
ケンが振り向く
よく見ると、取り方も同じ役者だ。
「隈取りで分からないよ。」
ケンは、そう言うがオレは確信が持てる。骨格が同じなのだ。
「早替りって書いてあったから、同じでもいいんじゃ」
自分がおかしな事を言っている事に気づいたケンをよそに、オレは舞台の上の人数を数えていた。


幕間に、隣のお婆さんに聞いてみる。
「あれ、一人でやってるんですか?」
お婆さん、大きくうなづいて、
「そうじゃよ。早替わりの一人芝居じゃ、すごかろう。」
どこが本当に凄いのか、わかっていなさそうだが。


「ケン、舞台裏だ」
「え、わ」
まだ良くわかっていないケンを連れて、舞台裏へ急ぐ。裏手から覗き見ると、何やらたくさんの人が、うろうろしている様子だ。隅の方で隈取りを落としている人と、秀吉に衣装を掛けている人が同じ顔だ。ケンもようやく事態を把握したらしい。
「こ、これは…」
と、脇に石川五右衛門が立っている。
「おぬしら、何者じゃ」
迫力に気圧され、言葉が出ないでいると、
「と、いうのもなんだな。説明するから、じゃましないでくれるかなぁ。」
いかつい隈取りでラフな言い方も変な感じである。
「全員その、」
「そう、私だ。」
五右衛門は、手で指しながら、
「秀吉も、捕り方も五右衛門も、皆、私だ。」
「な、なぜ?」
五右衛門は、指を口に当て、静かにという仕草をしながら、ある柱を示した。その柱には、人が通れるほどの、大きな穴があいていた。
「あそこを通ると、過去に行ける。」
「どれ位?」
「半刻だ。」
「一時間か」
ケンはキツネにつままれた様子。ハテナマークが頭の周りを回っている。
「こういう理解でいいのかな?」
オレは、五右衛門に尋ねた。
「まず一時間芝居をする。穴をくぐって、別の役で芝居をする。また穴をくぐって芝居、くぐって芝居。同じ時間帯に何度も現れるわけですね。」
「ご明察。そうして、何役もこなしているわけです。」
ケンのハテナマークの数が減ってきた様だ。
「過去に行けるのは、いつでも?」
「芝居の時間だけ。その間に行き来しないと、矛盾が生じる。」
「結構厳しいんだ。あれ?後何役あるわけ?」
「あと一役。屋根の上の五右衛門だ。」
変な話だが、理屈はわかった。五右衛門は立ち上がった。
「では最後の役に行ってくる。 」
穴をくぐろうとする五右衛門と、屋根の上の五右衛門とを、俺は見比べていた。
「豪華な衣装ですねぇ」
その五右衛門の袖を、ケンが掴んで眺めている。
「おい、何をする。 」
芝居が終焉を迎える。幕が下りてくる。
俺がケンの手を振りほどいたが、遅かった。すでに芝居は終わってしまっていた。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
五右衛門は、豪華な衣装をなびかせて、穴に吸い込まれていった。
「パラドックスか。行っていない役が、演じられていたんだよな。すでに。 」
ぼう然と立っているケンの横で、柱の穴が埋まってゆく。
気が付くと、庭の隅にケンと二人で立っていた。風が二人の間を抜けて行った。

それが、去年の夏の出来事だった。

ふと思い立ち、今日、ケンのいる遊園地のブログを開いた。
掲示板にこんな書き込みがあった。
「メインキャラクターのリッキーの中の人、すごいですね。ダンスの切れがいいです。」
「そうだよねぇ。それに、キレのいい人が何人もいるのがすごいよね」
「そうそう。同じ時間にやってるショー、全部出てるでしょ。その全員が、キレキレのダンスなんだよね」
「すげぇな、リッキーランド」
「すげ」

俺は、ケンにメールを打った。
「なあ、ケン。あの柱の使い道、間違えてないか?」

そこの君、そう思わない?

id:doumorimikan

大きな穴を見つけてしまった。。。

芝居する 一時間前
休憩する
芝居する
過去に戻る 一時間後

の繰り返しなので、幕間には穴は通らないんじゃ、、、

でも面白かったですっ。
オチはよくわかんなかったっ

2013/07/04 09:52:01
  • id:gm91
    確かにここは舞台裏。
    華やかなライトも当たっていないし、暗い。

    だけど、ここからは世界の全てが見えるわ。
    喜びも、悲しみも、人の心の全てが。
    だから、ここが私の舞台。


    ・・・みたいな感じのんを書いて、ということ?
    あるいは、裏側とか舞台裏というキーワードで展開すれば雰囲気はちょっと違ってもOK?
  • id:doumorimikan
    みかんっ 2013/06/29 10:21:59
    ご自由にっ!

    だって、それがかきつばたでしょ!
    (釈迦に説法、、、?)
  • id:doumorimikan
    みかんっ 2013/07/01 13:26:24
    yuu513さんっ! ポイントありがとうっ!
    懸賞金にしますかっ? 水曜日の夜か木曜日の朝に決めてくれたら配分できると思うんですけどっ?
  • id:takejin
    今晩までってのは、無理そうです。どんとこいと言っていてこの様。
  • id:doumorimikan
    みかんっ 2013/07/03 09:57:42
    id:takejinさんっ!

    明日の正午くらいまでなら、書けますか?
    たけじんさんのも読みたいですっ。

    なんか、今回常連さんが少なくって寂しい……。
    いや、みんな頑張って書いてる最中なんだ、きっとっ
  • id:takejin
    頑張る。
  • id:takejin
    とりあえず、5分遅れです。
    ライナーノーツ他はあとでね。
  • id:doumorimikan
    みかんっ 2013/07/04 09:56:35
    終わりましたっ!

    ちゃんとできたかなぁ、、、?
    来なかった常連の人は忙しかったとか事情があっただけなのかなぁ?
    またやってもいいのかなぁ……?

    なんだか不安がいっぱい。でも参加してくれた人はありがとうございましたっ! 全部面白かったですっ!
  • id:kobumari5296
    てゆーか、ぎゃー!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
    初のBAありがとうございます!!!感謝感激雨嵐(笑)
    これを糧に、もっともっと頑張ります。

    いや~びっくりした。なかったもんだと思ってたから……!
    本当にありがとうです!!!

    大変楽しいかきつばたでしたよ^^
  • id:gm91
    BAおめでとさんです。
  • id:kobumari5296
    GM91さん ありがとさんです!
  • id:misato385
    BAおめっとうさんです~
  • id:kobumari5296
    京さん久しぶりです。ありがとうございます‼

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