沖縄の方々の総意というのか民意としては、日本になってよかったという感じなのでしょうか。それとも、独立していた方がよかったという部分なのでしょうか。
地図を見たり周辺国のニュースなどを見ていると、地図の中でのあの場所は、様々な国の中間にあり、とても重要な節目のような位置のように見えますし、そういう話も聞きます。ということは、地理的に重要な為、さまざまなことが起きてしまうということが考えられるのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E7%8E%8B%E5%9B%BD
沖縄は もともと琉球王国だったけど 1609年に日本の薩摩藩の侵攻されて 日本の配下になったようです。
日本の支配下に入ってから400年以上になりますが、
もともとは独立した島国でした。
約3万2千年前から人は住んでいたそうですが、
12世紀ごろに豪族による統治が始まり、
1429年 琉球王国として成立しました。
その後は次のような具合です。
1609年 琉球王国は薩摩藩に攻められ以後、支配される
1879年 廃藩置県で沖縄県とされる
1945年 アメリカ軍占領下に入る
1972年 日本の領土として本土復帰し現在に至る
沖縄の歴史一覧は下記が詳しいです。
http://oki-park.jp/shurijo-park/about/ryukyu.html
本土復帰とはなったものの沖縄本島の大部分はアメリカ軍が使っており、
何のための本土復帰かという話は今も決着がついていません。
本土復帰時の政治的思惑などについては確たる証拠がそろわないので、
ここでは議論しないことをあらかじめ断っておきます。
1 1609年に薩摩藩の侵略を受け従属国となりました。
2 琉球にはもともと琉球語がありますが、日本語の古い言葉と共通点も多く、同系列の言語と考えられます。
3 独自の文化は義務教育では教わりません。史跡めぐりや文化的な体験学習など、地域の取り組みとして行われるケースはあると思います。
4 日本への返還は民意でしょうが、一部独立論もあったということだろうと思います。若い人は米軍統治下時代・日米安保問題を知らない人も多く、意識すること自体そもそも少ないのではないでしょうか。
5 地理的条件についてですが、重要度が問われるようになったのは最近のことだと思います。それには中国の存在感が強まって来たことが大きな要因だと考えられます。
尖閣諸島は戦前に定住者もいましたが、今は無人島となっています。以前テレビでやっていましたが、経済理由により尖閣諸島などの島々が放置されてきたことも、問題の一つではないかということでした。
小さな島々が本土から離れて他国と接している地理条件が、さまざまな問題につながっているのは確かだと思います。しかし地理的に重要視されてきたかには疑問が残ります。ただ、その利を生かしていったほうが良いことには違いなく、それには基地や自衛の問題、政府と地域住民の信頼など、多くの課題はあると思います。
※1、2、4はそれぞれwikipedia「琉球王国」「琉球語」「琉球独立運動」が参考になります。
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