ストレスを感じると血管が収縮して内臓への血流が減りますが、減った血液はどこへ行くのでしょうか?

筋肉かとも思いますが、ストレスを感じると血流が悪くなって肩が凝ったりしますよねぇ。

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  • 終了:2013/08/15 02:13:31
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ベストアンサー

id:Sampo No.6

回答回数556ベストアンサー獲得回数104

ポイント50pt

ストレス下において、つまり交感神経優位時に運動器系に血流が振り向けられているというのはなぽりんさん、adgtさんの説明されている通りです。

で、それなのに血流低下と関連する肩こりが(骨格筋で)おこるのはどういうこと? というご質問ですね。

adgtさんが最後に「あくまで結果」と書かれている通り、血流低下は肩こりの本態ではありません。筋肉の過緊張が本態です。ですから肩こりの治療に末梢血流改善薬などは処方しません。筋弛緩薬を処方します。

この過緊張、「力を入れている」のとはまた違います。膝を叩くと下腿がぽんと上がるあの腱反射と同じもので、筋肉に張力がかかっていると筋肉を守るために収縮指令が出る反射、あれです。

戦闘時は偶発的に筋肉に強い力がかかることもありますから、交感神経優位時にこの反射は強まります。しかし実際に猛獣と戦うわけでない現代人にとっては「筋肉が緊張しっぱなしで辛い=肩こり」としかなりません。

肩こりに使われる筋弛緩薬は、手術用のものとは違ってこの反射を抑制するタイプの薬となります。

id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:11:21

その他の回答5件)

id:taddy_frog No.1

回答回数832ベストアンサー獲得回数83

頭に行く血液が増えて、
顔が少し赤くなるんじゃないでしょうか。

脳を沢山の血が通るので、
普段よりも、
素早く考えられるようになります。

筋肉に行く血液も増えるので、
普段よりも、素早い動きが出来るようになります。

危ない時に、すぐ逃げられるように、
内蔵にいく血液も、
筋肉と脳に回します。


緊張しっぱなしだと、
筋肉に力が入りっぱなしなので、
肩が凝ったりします。

id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:09:36
id:dawakaki No.2

回答回数797ベストアンサー獲得回数122

内臓だけでなく全身の血流が悪くなりますが、血液の偏在が起きるわけではありません。
もちろん脳へ行く血流が増えるわけでもありません。

id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:09:38
id:holoholobird No.3

回答回数574ベストアンサー獲得回数104

「ストレスに対処できない、と思ってしまうとストレスは脅威になってしまうんです。脅威を感じると、体は体幹部に血液を集中させ、腕、足、脳への血液の流れを制限するようになります。"冷たい足(逃げ腰)"というのは、脅威に対処する実際の身体反応であって、単なる修辞ではないのです」
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=39728&-lay=lay&-Find

手足や臓器の末端より体幹部に血液の偏在が発生します。

id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:10:03
id:NAPORIN No.4

回答回数4892ベストアンサー獲得回数909

交感神経系 - Wikipedia

ストレスは交感神経が優勢になりますが、その効果はすでにしらべあげられています。
その中に
「血管(骨格筋内)→拡張(循環アドレナリンの作用)
「一部の血管→収縮」とあります。

骨格筋の血管が拡張するのでそこに血があります。

他1件のコメントを見る
id:NAPORIN

特に戦うわけでもないのに顔が赤くなったり鼻息があらくなったりするのが交感神経ですので…

2013/08/12 23:23:25
id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:10:30
id:adgt No.5

回答回数944ベストアンサー獲得回数66

ポイント50pt

ストレスと交感神経と血流の関係についてですが、全体の血流の総和は変わりません。

交感神経はが優位になるのは、ファイト&フライト反応といわれており、身体を戦うか逃げるかに適した状態にすることが目的です。
アドレナリン - Wikipedia

そのため、走ったり飛んだりするために、心臓の活動は高まります。緊張してドキドキするのはこのためです。血圧が高くなるのも、力を出すための交感神経系の働きです。また、骨格筋への血流も高まります。(毛細血管や内臓への血流は少なくなります。)

肩こりは、交感神経の直接の作用というよりも、ストレスが長期間持続的に同じ部位にかかるための硬直であり、血流の低下はあくまでその結果です。

他1件のコメントを見る
id:adgt

この「特に闘うわけではないのに・・・」という部分が自律神経失調症や不安障害などの精神疾患などで重要な部分です。現在の社会生活では、天敵に襲われることはなく安全なはずなのに、進化の過程で獲得した戦闘or逃走システムが社会システムの中でうまく作用できていない、そして苦痛が長く続く状態になってしまいます。この辺りの議論は、重要ですね。

2013/08/12 20:56:01
id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:11:02
id:Sampo No.6

回答回数556ベストアンサー獲得回数104ここでベストアンサー

ポイント50pt

ストレス下において、つまり交感神経優位時に運動器系に血流が振り向けられているというのはなぽりんさん、adgtさんの説明されている通りです。

で、それなのに血流低下と関連する肩こりが(骨格筋で)おこるのはどういうこと? というご質問ですね。

adgtさんが最後に「あくまで結果」と書かれている通り、血流低下は肩こりの本態ではありません。筋肉の過緊張が本態です。ですから肩こりの治療に末梢血流改善薬などは処方しません。筋弛緩薬を処方します。

この過緊張、「力を入れている」のとはまた違います。膝を叩くと下腿がぽんと上がるあの腱反射と同じもので、筋肉に張力がかかっていると筋肉を守るために収縮指令が出る反射、あれです。

戦闘時は偶発的に筋肉に強い力がかかることもありますから、交感神経優位時にこの反射は強まります。しかし実際に猛獣と戦うわけでない現代人にとっては「筋肉が緊張しっぱなしで辛い=肩こり」としかなりません。

肩こりに使われる筋弛緩薬は、手術用のものとは違ってこの反射を抑制するタイプの薬となります。

id:koko24

どうもありがとうございました。

2013/08/15 02:11:21
  • id:kyokusen
    なぽりんさん、adgtさん、Sampoさんのご説明で良いかと思うのです。
    ここからは雑談なのですが、皆さんおっしゃておられる通り、肩こりというのは慢性的な緊張による症状なので、ここで言う『ストレス』とは少し違ってくるんですね。内臓系への循環抑制と言うのは、adgtさんご指摘の通り、緊急回避的な、短期間に起きる現象と考えていいはずなのです。

    そういえば肩こりって日本でしか通じないって話がありましたね。あれ、どうなんだろう???
  • id:kyokusen
    補足。
    holoholobirdさんの仰っておられるのは生残性向上のための反応ですね。内臓系への循環低下~骨格筋への循環亢進は逃げる為、その逆の反応は逃げ切れない~出血を減らすための反応、という事になりましょうか。もっと行くと脳への循環だけを亢進させる、という事になったはずです。

    つまり、危ない! という状況に出会うと、顔が高潮し、体が動く方向になるのですけれども、どうにもならないとなると、顔が青ざめる、と言う感じですね。で、もっと行っちゃうと脳だけがフル回転するので時間が止まって見えてきちゃう、と。
  • id:koko24
    ご無沙汰です。
    どうもありがとうございました。

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