explorer.exeが重くなったとき、タスクマネージャーでプロセスを終了し、新しいタスクの実行でexplorer.exeを再起動させると良い、という書き込みを良く見かけます。この作業は、単純にPCの再起動と同義のような気がするのですが、何か違いはあるのでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
(1)Windowsの再起動
スタートメニュー/チャームから行う再起動では、
動作中のプログラムに対して順次終了処理が行われるので、
ファイルやデータの欠損はほぼありません。
ここで欠損が出るようであれば、
Windowsの再インストールを行ったりして様子を見ます。
それでもダメならパソコン交換まで視野に入れることになるでしょう。
(2)explorer.exeのプロセスを強制停止
応答が悪くなっているからといってexplorer.exeのプロセスを強制停止させると、
処理待ちのアプリケーションのデータやファイルが一部欠損する可能性があります。
原因となっているアプリケーションやファイル以外への影響は比較的少ないため、
explorer.exeを再起動するだけで作業を継続できる場合も多いのですが、
当該アプリケーションの自動起動設定を止めるといった原因への対処を行った後、
速やかにWindowsを再起動し、ファイルチェックを行い、
可能であればアプリケーションデータのチェックなども行うことを勧めます。
(3)Windowsを強制的に再起動
応答が悪くなっているからといってWindowsを強制的に再起動させると、
すべてのプログラムの扱っているデータやファイルが一部欠損する可能性があります。
Windowsの強制終了は、タスクマネージャすら呼び出せない場合の非常手段です。
次に起動したら速やかにデータのバックアップなどを取らせ、
原因となったアプリケーションは使わないような措置を講じることを勧めます。
応答が悪くなる原因を突き止めて改善せず、強制再起動を何度も行っていると、
遅かれ早かれWindowsの動作が不安定になってきますので、
何をやっているときに強制終了の憂き目にあったかをメモしておき、
また強制終了することになったときにメモを見て、
以後、似たような状況を作らないようにするといった運用・利用を心がけると良いでしょう。
explorer.exeはシェルです。
シェルとは
http://e-words.jp/w/E382B7E382A7E383AB.html
ユーザの操作を受け付けて、与えられた指示をOSの中核部分に伝えるソフトウェア。キーボードから入力された文字や、マウスのクリックなどを解釈して、対応した機能を実行するようにOSに指示を伝える。WindowsではExplorerやコマンドプロンプトが、Mac OSではFinderが、UNIX系OSではbashやcshなどがシェルにあたる。UNIX系OSではシェルをユーザの好みに応じて選択することができる。
再起動の場合は、起動しているすべてのプログラムを終了するという違いがあります。
explorer.exeだけ再起動なら、explorer.exeのみ終了となりますのでほかに動いているソフトは 動いたままになります。
詳しいご説明をありがとうございました
(1)Windowsの再起動
スタートメニュー/チャームから行う再起動では、
動作中のプログラムに対して順次終了処理が行われるので、
ファイルやデータの欠損はほぼありません。
ここで欠損が出るようであれば、
Windowsの再インストールを行ったりして様子を見ます。
それでもダメならパソコン交換まで視野に入れることになるでしょう。
(2)explorer.exeのプロセスを強制停止
応答が悪くなっているからといってexplorer.exeのプロセスを強制停止させると、
処理待ちのアプリケーションのデータやファイルが一部欠損する可能性があります。
原因となっているアプリケーションやファイル以外への影響は比較的少ないため、
explorer.exeを再起動するだけで作業を継続できる場合も多いのですが、
当該アプリケーションの自動起動設定を止めるといった原因への対処を行った後、
速やかにWindowsを再起動し、ファイルチェックを行い、
可能であればアプリケーションデータのチェックなども行うことを勧めます。
(3)Windowsを強制的に再起動
応答が悪くなっているからといってWindowsを強制的に再起動させると、
すべてのプログラムの扱っているデータやファイルが一部欠損する可能性があります。
Windowsの強制終了は、タスクマネージャすら呼び出せない場合の非常手段です。
次に起動したら速やかにデータのバックアップなどを取らせ、
原因となったアプリケーションは使わないような措置を講じることを勧めます。
応答が悪くなる原因を突き止めて改善せず、強制再起動を何度も行っていると、
遅かれ早かれWindowsの動作が不安定になってきますので、
何をやっているときに強制終了の憂き目にあったかをメモしておき、
また強制終了することになったときにメモを見て、
以後、似たような状況を作らないようにするといった運用・利用を心がけると良いでしょう。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
2013/10/05 20:10:11