「権利の章典」の【章典】の意味を教えて下さい。

「章典」を広辞苑で引いても出て来ません。(^_^;

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  • 登録:2014/01/07 22:53:02
  • 終了:2014/01/12 21:52:21

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id:meefla No.2

meefla回答回数981ベストアンサー獲得回数4582014/01/09 18:58:28

ポイント70pt

基本的な理解としては、次の記述で良いと思います。

「章典」と「憲章」や「声明」の間には決定的な差異はありません。「章典」という言葉は、1689年にイギリスで制定された「人民の基本的人権に関する宣言」(英名「Bill of Rights」)が「権利章典」と日本語訳されたことが起源です。(中略)一般的に重要な方針を表す「憲章」より,より人権に関して限定的な表現である「章典」を選びました。

Q&A:「いのちの章典」全体について | 日本医療福祉生活協同組合連合会

「章典」≒「憲章」ですね。

ここで問題となるのは、誰が "Bill of Rights" に「権利章典」という訳語を当てたかです。
明治8年にイギリスの権利章典を翻訳した、『英国成文憲法纂要. 坤』(尾崎三良 訳)では、「自由権利ノ定書」と訳されています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788889/24

私が 近代デジタルライブラリー で検索しえた中で最も古い「権利章典」の記述は、昭和3年発行の『人権読本』(村上越堂 著)ですが、イギリスの "Bill of Rights" は「権利章典」ではなく、「英國權利條例」となっています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279788/18
一方、アメリカ合衆国およびバージニア州の "Bill of Rights" は、「權利章典」と記述されています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279788/21
従って、この時点では「章典」は "Bill" の定訳になっていなかったと言えるでしょう。

推測入りますが、イギリスの法制度を研究した学者が「条例」を採用したのに対し、アメリカの法制度を研究した学者が「章典」と記述したために、しばらくの間、同じ "Bill of Rights" の訳語として「権利条例」と「権利章典」が混在していたのではないかと思います。
誰が「権利章典」という訳語を作ったのかについては結論を出せませんでしたが、昭和3年以前のアメリカ法制度の研究者だろうと推察します。

以上、お役に立てることを祈りつつ。

他3件のコメントを見る
id:meefla

"bill" を直訳すれば「法律案、法案」になります。
大元になったイギリスの "Bill of Rights" の正式名称は、"An Act Declaring the Rights and Liberties of the Subject and Settling the Succession of the Crown"(臣民の権利と自由を宣言し、かつ、王位の継承を定める法律)で、法案ではなくれっきとした法律ですので、これを「法案」と呼ぶのには違和感がありますが、何か歴史的な背景があるのでしょう。

"bill of rights" で一つの成句と考えた方が良いかも知れません。
意味が3つあって、
1. 特定のグループの人に関する人権の宣言
2. アメリカの権利章典
3. イギリスの権利章典
になるわけです。
http://www.thefreedictionary.com/Bill+of+Rights (英語)

2014/01/11 00:12:24
id:rsc96074

コメントありがとうございます。私も「法案」には、違和感がありました。(^_^;
「請求書」だと、「権利の請求書」となりそうですが、これも何か・・・
やっぱり先人も訳す時、苦労されたんでしょうね。それで、苦し紛れに「典章」をひっくり返して「章典」なんて新語?を作りだしたんでしょうかね。(^_^;

2014/01/11 06:09:13

その他の回答(1件)

id:adlib No.1

adlib回答回数1896ベストアンサー獲得回数1112014/01/08 02:25:59

ポイント30pt

 
 辞書の細道 ~ 電網・蔵書・死語をたずねて ~
 
…… 章典に一致する情報は見つかりませんでした(Yahoo!検索)。
 熟語として「権利の章典(Bill of Rights)」なら検索されます。
 「章」と「典」に分割して、和英辞書を引くと通じることがあります。
 
…… 章〔文章などの段落〕a chapter 第2章|Chapter II/the second
chapter この問題は章を改めて検討しよう|We will discuss this problem
── プログレッシブ和英中辞典(第3版)
 
…… 「典」で終わる辞書検索結果
http://dic.search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%85%B8&stype=suffix&aq=-1&oq=&ei=UTF-8
http://kotobank.jp/word/%E5%85%B8?dic=daijisen&oid=21051700
 
 広辞苑(第二版)には、いずれの項目も記載がありません。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000J98TJQ
── 新村 出《広辞苑 19660516 第二版 19550525-19690516-19711118 岩波書店》
 
…… 権利章典(1689)、権利の請願(1628)、権利の宣言(P588)。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4051003256
── 渡部 ひろし・他《新世紀百科辞典 19680201-19781005 学習研究社》
 
…… ブクログ > キーワードで検索 > 章典(全33件中 1 - 10件を表示)
http://booklog.jp/entry?keyword=%E7%AB%A0%E5%85%B8&service_id=1&index=All
(しばしば無関係な語句も拾われるが、意外な発見もあります)
 

id:rsc96074

回答ありがとうございます。なかなか見つからないですよね。(^_^;

2014/01/08 12:17:55
id:meefla No.2

meefla回答回数981ベストアンサー獲得回数4582014/01/09 18:58:28ここでベストアンサー

ポイント70pt

基本的な理解としては、次の記述で良いと思います。

「章典」と「憲章」や「声明」の間には決定的な差異はありません。「章典」という言葉は、1689年にイギリスで制定された「人民の基本的人権に関する宣言」(英名「Bill of Rights」)が「権利章典」と日本語訳されたことが起源です。(中略)一般的に重要な方針を表す「憲章」より,より人権に関して限定的な表現である「章典」を選びました。

Q&A:「いのちの章典」全体について | 日本医療福祉生活協同組合連合会

「章典」≒「憲章」ですね。

ここで問題となるのは、誰が "Bill of Rights" に「権利章典」という訳語を当てたかです。
明治8年にイギリスの権利章典を翻訳した、『英国成文憲法纂要. 坤』(尾崎三良 訳)では、「自由権利ノ定書」と訳されています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788889/24

私が 近代デジタルライブラリー で検索しえた中で最も古い「権利章典」の記述は、昭和3年発行の『人権読本』(村上越堂 著)ですが、イギリスの "Bill of Rights" は「権利章典」ではなく、「英國權利條例」となっています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279788/18
一方、アメリカ合衆国およびバージニア州の "Bill of Rights" は、「權利章典」と記述されています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279788/21
従って、この時点では「章典」は "Bill" の定訳になっていなかったと言えるでしょう。

推測入りますが、イギリスの法制度を研究した学者が「条例」を採用したのに対し、アメリカの法制度を研究した学者が「章典」と記述したために、しばらくの間、同じ "Bill of Rights" の訳語として「権利条例」と「権利章典」が混在していたのではないかと思います。
誰が「権利章典」という訳語を作ったのかについては結論を出せませんでしたが、昭和3年以前のアメリカ法制度の研究者だろうと推察します。

以上、お役に立てることを祈りつつ。

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id:meefla

"bill" を直訳すれば「法律案、法案」になります。
大元になったイギリスの "Bill of Rights" の正式名称は、"An Act Declaring the Rights and Liberties of the Subject and Settling the Succession of the Crown"(臣民の権利と自由を宣言し、かつ、王位の継承を定める法律)で、法案ではなくれっきとした法律ですので、これを「法案」と呼ぶのには違和感がありますが、何か歴史的な背景があるのでしょう。

"bill of rights" で一つの成句と考えた方が良いかも知れません。
意味が3つあって、
1. 特定のグループの人に関する人権の宣言
2. アメリカの権利章典
3. イギリスの権利章典
になるわけです。
http://www.thefreedictionary.com/Bill+of+Rights (英語)

2014/01/11 00:12:24
id:rsc96074

コメントありがとうございます。私も「法案」には、違和感がありました。(^_^;
「請求書」だと、「権利の請求書」となりそうですが、これも何か・・・
やっぱり先人も訳す時、苦労されたんでしょうね。それで、苦し紛れに「典章」をひっくり返して「章典」なんて新語?を作りだしたんでしょうかね。(^_^;

2014/01/11 06:09:13
  • id:a-kuma3
    中国語の「典章」が、なんかのきっかけでひっくり返った?
    http://cjjc.weblio.jp/content/%E5%85%B8%E7%AB%A0
  • id:rsc96074
    それは私も見つけたのですが、「典章」⇒「rule」,「章典」⇒「bill」なので、本当のところはどんなものなのでしょう。
    ※参考
    http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1009570.html
  • id:deep_one
    むしろ誰がこの訳を考えたのかを探した方が良いのかもしれない。明治時代あたりに山のように作られた新語の一つかも…
  • id:rsc96074
    皆さん、回答ありがとうございました。私のたわいもない質問に何度もお付き合いいただいてありがとうございました。o(^-^)o

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  • 【章典】の質問  皆さん、回答ありがとうございました。私のたわいもない質問に何度もお付き合いいただいてありがとうございました。o(^-^)o  「Bill of Rights」の「bill」については、や
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