普段は、詩など作らない素人です。
ですが、部活の方で詩を作るということになり
至急作る羽目になりました。
正直、詩など作ったことがないので、
どのように作ればいいのかわかりません。
この詩について、何かアドバイスがありましたら、
ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
*
憧れの都会
田舎では見られない
大きなビルに
沢山の人々
青空を見上げ
息を吸い込む
太陽が近い
ホテルの窓
外を眺め
眠らない街を見つける
ふと顔を上げ
夜空に目を移す
星が遠い
*
というものです。
夜の都会は街明かりのせいで星が見えないので、
憧れの都会にでたはずなのに急に地元が恋しくなった…
という内容のつもりなのですが、
伝わったでしょうか。
改善点がありましたら、指摘頂けると幸いです。
「夜の都会は街明かりのせいで星が見えないので、
憧れの都会にでたはずなのに急に地元が恋しくなった…」
のところまでくっつけないと全く意味が通じません。
でもそれは直接的なネタバレですよね、もっとひねって。
昼の太陽と夜の星のあいだの時間はどうしていたのかとか、
いろいろ言うべきことがあるはずです。
詩にも短歌もあるし、散文詩もあるし、歌の歌詞もあります。
あなたのは長さがイメージ喚起するほど長くもなく、
情景だけで鋭くえぐるほど短くもなく
使っているのも日常的で換気イメージも広すぎる言葉ばかりで中途半端。
もっとがんばれとしかいいようがありません。
同じような意味なら
http://www.kasi-time.com/item-39000.html
や東京砂漠などがあります。
シチュエーションがしぼりこめています。
若い感性でするのならたとえばやくしまるえつこの歌詞みたいにしたらいいのにとおもいます。
少年よ我に帰れ やくしまるえつこメトロオーケストラ - 歌詞タイム
これはテーマやシチュエーションはちがいますが、若い感じの言葉が多いです。
第一作にしては悪くないと私は思いました。詩だけで十分に意味は通じます。
「眠らない街」が、どこかで聞いたような (借りてきた)言い回しに見えることと、
「田舎では見られない」が説明しすぎ (「憧れの都会」とその後とで、田舎出身であることはわかる)
と個人的には思いましたが。
まあ、一作目で満足のゆくものにするのは無理な話なので、
最初から誰々みたいに格好良くしてやろう、なんて思わないで良いと思います。
自分の感じたことが、自分の言葉で素直に出ているか、を気にすれば良いでしょう。
この調子で人前に晒して批評を受けるというのを100作くらいやってみると多少は勝手が分かってくると思います。その第一歩としては良いんじゃないでしょうか。
ひとつ、エクササイズです。友達に協力してもらいます。
2014/04/21 10:16:16その友達に向かって、まず「夜の都会は街明かりのせいで星が見えないので、憧れの都会にでたはずなのに急に地元が恋しくなったんです」と口に出して伝えます。ただ言うだけでなく、そう思って、その気持ちを素直に伝えてください。
次に、その気持ちを保ったまま、詩を読み上げて、同じ気持ちを伝えようとしてください。
その時どこかで引っかかるような感じがしたら、その言葉を直してみましょう。かっこいい言葉を選ぶのではなく、気持ちがなるべく自然に流れるような言葉を探してみてください。
できれば日を置いて何度かやってみると、効果的だと思います。