いじめはいじめられる方が悪いですか？

　正当防衛を除けば、有形無形問わず、暴力を振るう側より振るわれる側が悪いと言うことは、ありません。いじめも例外ではありません。
　ただ、良い悪いとは別の次元で、いじめという暴力をうけないように身を守る知恵は身につけた方が、自分の得にはなります。

誰が悪いかといえばいじめる方が圧倒的に悪いです。が、原因はいじめられる方にもあったりはすると思います。原因と責任は別だと思います。

原因はあると思います。

　加害者の方が悪いんじゃないの？
　もし、そうじゃなくて、いじめられる方が悪いのなら、逆にいじめ返してやれば、相手が悪いことになるよね。
　ということは、ことの善悪よりも力が正義ってことになりそうだね。
　要するに、「いじめはいじめられる方が悪い」とか、「原因がある」とか言っている人たちは、ことの善悪ではなく、「いじめは弱い方が悪い」と言っているのと同じことだ。
　そうならば、「騙すより騙される方が悪い」とか「暴力をふるわれるのはふるわれる方が悪い」とか、何でも悪いことした者勝ちの世の中になってしまいそうだね。

いいえ。
「いじめられる方に原因がある」ことはありますが、「いじめられる方が悪い」ことはありえません。
上の２つを区別して考えられる思考力があれば、いじめられる方が悪いという意見は出せないと思います。