「表立ったトラブルなどは無いのですが、1人の夜にふと「本当にこのままでいいのか」という思いが付きまとって眠れなくなります。漠然とで申し訳ないですが、とにかく将来が不安です。そんな私にアドバイスをください。」(20代女性)
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誰だって今の自分でいいのか、と言った不安や疑問を抱く物です。
それが生活に影響する様な不眠につながる様であれば別ですが、そうでなければあまり気にする必要はありません。
それでも考えてしまうなら思い切って生活の一部を変えてみてはいかがですか。
まだ若いのですから、やりたい仕事、趣味など自分の人生を変えるような事を始めみてはいかがでしょうか。
若いころは皆が感じる不安なので特別心配する必要はありません。
どうしても気になるようなら、自分の生活で不安な要素を実際に書き出して、具体的に解決する方法を考えてみましょう。
そこで具体的な要素が出てこず、それでもただ何となく不安、というだけなら真剣に打ち込めるものがないことが理由かもしれません。仕事でも趣味でも一生懸命になれるものを探せばいつのまにか不安は忘れてしまうと思います。
「漠然とで申し訳ないですが、とにかく将来が不安です」とのことなので、質問者さまの「今」の状態が漠然としているのかなと感じました。
例えば「目標」や「どうしてもやりたいこと」が無かったり、あっても「手つかず」で具体的な状況では無いなどです。
そんな漠然としている時は、身の回りの身近な事柄ひとつ一つを丁寧に真剣にやるのが良いかと思います。そうすると、今まで見えなかった「些細なこと」も見えてきます。曇っていた眼鏡が徐々にキレイになっていくように、物事がしっかりと見えてくるような感じです。
物事がしっかり見えてくると自分の足下もしっかり見えてきて「生活」が「地に足がつく」ようになってくると思います。そうなるとずいぶんと不安は解消されるのではないでしょうか。
自分の周りのことがしっかり見えてくれば「目標」や「やりたいこと」も少しずつ見えてくると思います。
不安解消まで時間がかかりそうに思うかも知れませんが、意外と一歩踏み出してしまうと視点も変わり、気持ちはどんどん変わっていくように思えます。大丈夫ですよ!
将来に対する漠然とした不安を20代のころに抱くことは、誰にでもあることで異常ではありません。良い機会だと思って人生について考えてみるのも良いのではないでしょうか。
夜一人になった時に感じる不安ということなので、必要はないと思いますが、もし不安で夜も眠れなかったり、昼間も不安で仕事が手につかなかったり、といったトラブルにまで発展しているのなら心療内科を気軽に訪ねてみてください。
抗不安薬のデパスなど、適切な投薬治療をしてくれると思います。
そのような漠然とした感覚、先が見えない状況になれていくしかありません。人はいつか死んでしまいますし、我々の手の中にあるのは結局残された時間です。後悔のないようしっかりと進んでいってください。
ただ、まあ、どこで死んだところで私はその人生にはとても価値があると思います。友達や家族、大切な人と楽しい時間を過ごした経験があれば、それで十分です。
いとなみはすべて「死」のために - 凹レンズ(旧館)
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