以下の資料を前提として質問します。
http://www.ntt-east.co.jp/databook/pdf/2011_10-05.pdf
1)
この資料によると8世帯(8加入)を1芯の光ファイバーで共有しているようです。一方で一分岐貸し反対の主張を見たところ「1芯に異なる事業者の複数ユーザを収容してサービス提供することになるため~」と書かれています。つまり、プロバイダはNTTから光ファイバーを1芯(8加入)単位でレンタルして契約者を収容していることになり、異なるプロバイダに乗り換えた場合はそのプロバイダが物理的にレンタルしている光ファイバーの芯で通信を行うことになる。この理解は正しいでしょうか?
2)
集合住宅向けの光ファイバーは、マンションごとに光ファイバーの芯を共有するという情報を見ました。これは、一戸建てとは異なりプロバイダに関わらず1芯にまとめられることを意味しているのでしょうか?
3)
マンションは8加入ごとに回線の基本料金が変わったりするようです。これは上記1芯8加入と関係があるでしょうか?それともVSDLの機器等からくる制約でしょうか?
4)
ふとした疑問なのですが、西日本も同様でしょうか?
1)
プロバイダはNTTから光ファイバーを1芯(8加入)単位でレンタルして
プロバイダではなく回線事業者です。
下記の記事の話ですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071225/290222/
求めている(いた?)のは「ソフトバンクやKDDI」ですね。
彼らはプロバイダ業もやっていますが回線事業者でもあります。
KDDIのauひかりについては下記のようなのがありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1389464238
まあ、KDDIは関電から回線事業を譲り受けてますので関電管内では自前がありますが、全部なのか、多いのか少ないのか等は分かりません。
他の地域ではすべて借りてるのか自前もあるのか、その辺は分かりませんが、少なくともNTT分がそれなりにあるからこういう話が出てくるのだと思います。
なお、この話については下記の記事もあります。
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/1797/Default.aspx
長らく議論されていた(いる?)様で、NTTから(ほとんど?)借りてない事業者は反対しているようです。
2)
これも回線の話なのでプロバイダはあまり関係ないので「プロバイダに関わらず」の話です。
しかし回線事業者の話なら、この質問の主題の「分岐貸し」を行わない限りは1芯では単一回線事業者となります。
また、マンションについては、マンション向けに回線はダークファイバを借り、プロバイダ業や機器のメンテナンス等を行ったり、建築時からそれらを請け負ってサービスする場合もあったりするようです。
この場合はプロバイダも単一となりますね。
3)
これについてははっきりとは分かりません。ただ、関係はあるかもしれません。
フレッツのばあいは8回線以下、8回線以上、16回線以上の区分のようです。
auひかりは16回線かギガタイプかの区分のようです。
思うに、戸数が少なければシェアードタイプ、戸数が多い場合はダークファイバを用いて、その分岐点が16戸なのかもしれません。
4)
料金等細かくは違うでしょうが、前記記事では「NTT東西」としていますので、シェアードタイプの仕組みや8×4分岐なのは同じなのでしょう。
そうなる可能性もあるでしょうね。
2014/11/17 20:22:59結局どこが問題で遅くなってるかですので。
プロバイダの出入り口で遅くなってるのならプロバイダを変えなければ早くならないし、変えれば早くなる可能性がある。
自宅からの通信回線で遅くなってるのなら回線を変えなければプロバイダを変えても早くならない。回線事業者を変えれば回線が変わるので通信速度も変わる
引き続き回答ありがとうございます。このあたりの情報もきちんと公開されてればいいんですけどね…。一応疑問の大半は解決されたのですが、(3)を含めもう少し何か知っている方がいるかもしれませんので、質問は開いておきますね。
2014/11/18 03:20:36