(同人)絵書きさんが利用しやすいクラウドストレージサービスについて質問です。小説書きの人が多いコミュニティで話題になったのですが、Dropboxなどに作品を保存すれば安全で履歴も残るし復元もできて便利なのですが、絵を描く人が、クラウドストレージ系のサービスはエロが削除されるから使えない。と言われていました。(なぜか小説は問題無いらしいのですが)

そのようなことはあまり体験したことがないです。自分は、どのようなファイル（ここでは言いづらいですが、問題になり得るもの）もプライベートにおいた限りはまず削除されたことがありません。
おそらく、そのような問題がおこるのはパブリックモードのときです。
無制限の人数への大容量ファイル配布は、音楽著作権で監視せよとの法令が米国でできているからドロップボックス社もいやいや監視しているので、入稿うけわたし用（ダウンロード者が１人）であれば監視がかからないとおもうのですが。

※勝手に削除されたりしたらニュースになっているだろうとしらべてみたところ
http://appllio.com/20140331-5047-dropbox-dmca-takedown
著作権違反ファイルが外部と共有できなくされただけで本人の保存には問題がなかったようです。それとデジタルミレニアム著作権法の内容も、通報があったらリンク削除で対処するということのようです。
　
さて、あとは余談です。
ドロップボックスでプライベートにおいているファイルが削除されるということは本当にないとおもいます。ただ、容量は問題です。印刷用解像度でレイヤーをたくさん重ねぼかしをかけた絵だと１枚２ギガなどにあっというまになってしまい、それをどかどかいれてると、あっというまにどのクラウドストレージも満タンになるので、ブルーレイディスク（念のため２枚おなじものをつくる）に焼いたり外づけＨＤＤをいくつかとりかえながらつかったほうが保存面の安全性は高いかもしれません。履歴が残るという意味でドロップボックスもすばらしいですが、考え方によってはエヴァーノートなども容量が大きく、ファイル種が多く、手書きメモなどもテキストに読み込んでくれるなど、よい点があるでしょう。自分も１０万字におよぶ長文を執筆・編集するときはドロップボックスが手放せません。７年くらいつかっていますがトラブルは（自分で捨てた以外）ありませんでした。
　
なお、将来の話ですが、
パブリックでもたとえば２ギガの入稿用ファイルを印刷所に渡すのに使うような場合も、psdファイルのzip梱包物で入稿時１週間くらい生き残ればいいのであれば特に問題なく使っています。http://www.filesend.to/
入稿用途には宅ファイル便もよく使われています。
　
それにしてもそんな問題があるのですね。もしかしたらjpgエロを未梱包で置いておくのは確かに早めにチェックがかかることもあるのかもしれません。画像ファイルの受け渡しの場合はpixivのフレンド公開やフォトライフ（有料版。無料版でもパスワードをかけられるが有料のほうが容量がひろがる）を使うほうがよいとおもいます。