you are unlucky enough to have one fall on your head.
特にenough以下が分かりません。haveも
Of more concern are the larger interplanetry bodied - asteroids and comets - which have collided with the earth in the past and which pose a real threat to human life.
先頭のOfがよく分かりません。その他もお願いします。
この二つの解説をお願いします。
You are unlucky enough to have one fall on your head.
oneが何かは前の文を読まないとわからないですが、頭に落ちて不愉快なものでしょうね。以降の説明では「ソレ」と表記します。
to以下は使役動詞の構文 (have + something/someone + 動詞原型) です。英和辞書だと「(人/物)に~させる/してもらう」という日本語が当ててあることが多いですが、日本語のその語感よりももっと意味が広いです。手元の英英だと "To cause (someone/something) to do something" とあります。ここでは、one (ソレ) が fall on your head (あなたの頭に落ちる) ということを引き起こした、そういうことが起きる原因となった、ということです。
何が原因となったんでしょう? you are unluckyだから。「不運」がある程度以上溜まってしまって、頭にソレが落ちるという事件を引き起こしてしまった。enoughは「それが起きるのに十分なくらい」というニュアンスです。全部まとめると
「頭にソレが落ちてくるほど君は不運なんだなあ」
みたいな感じになります。
Of more concern are the larger interplanetary bodies - asteroids and comets - which have collided with the earth in the past and which pose a real threat to human life.
(多分interplanetryとbodiedは写し間違いだと思います)
Ofの句はどこで切れるでしょう? moreは次に何かこないと困りますね。またof~は「句」ですから動詞を含むことはできません。ということはareは含まれない。つまりof more concernでひとまとまりです。
あれ、でもその後いきなりareが来てるってことは、主語はどこでしょう? これは倒置構文なんです。修飾節を省いてSVCに直すと
The larger interplanetary bodies are of more concern.
という文です。「惑星間を飛んでいるより大きな物体の方が、より心配である」
残りはこのinterplanetary bodiesの説明です。この説明のせいで主語が重くなったので、倒置されたんですね。
惑星間の物体とは? まず asteroids and comets、具体例として小惑星や彗星、とあります。さらに二つのwhichから始まる関係節がこの「物体」にぶらさがってます。
ひとつめ。which have collided、ぶつかったことがある(完了形)。with the earth、地球に。in the past かつて。
ふたつめ。which pose a real threat 本物の脅威をもたらす(現在形)。to human life 人間の生活に。
修飾関係を整理すると
という構造の文です。
こういう修飾節がだらだらついている文章は和訳しようとするとむしろ難しいんで、読解だけならわざわざ和訳しようとせずにこんな感じで理解できれば十分です。敢えて和訳するなら、私ならこんな感じにしますかね:
「より大きな懸念は、小惑星や彗星といった惑星間のより大きな物体である。そういった物体はかつて地球に衝突したことがあり、人間の生活に真の脅威をもたらす」
英語は修飾節を後付けでだらだらとつなげられるのですが、日本語に直訳するとそれが全部前に来てしまってわかりづらくなるので、文を分けました。また、原文の倒置を活かして主語と補語を入れ替えてあります(concernのインパクトを重視)。一見、元の英文と似た語順になっているように見えますが、自分で訳すときは必ず上に書いたような文の構造を理解してから、日本語を再構成するようにしてください。機械的に訳文を作ろうとするとひどい思い違いをする危険があります。
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