ゲームソフトの中古販売は著作権侵害でしょうか?


「家庭用ゲーム機は好調の一方で、家庭用ゲームソフトは不調」ということです。
ゲームソフトの中古販売が著作権侵害であるならば、家庭用ゲームソフトの制作会社が縮小することなしに、優れた家庭用ゲームソフトが今後も出続けることができるのでしょうか?
もし、そうであれば、著作権侵害を野放しにしている社会は問題ではないでしょうか?
ちなみに、映画の中古販売(例えば東京の映画館で観客が少なくなった映画を地方の映画館に売る行為)は著作権侵害だそうです。

回答の条件
  • 1人3回まで
  • 13歳以上
  • 登録:2015/05/27 11:27:45
  • 終了:2015/06/10 11:30:03

回答(5件)

id:NAPORIN No.1

なぽりん回答回数4707ベストアンサー獲得回数8652015/05/27 11:47:06

ポイント20pt

頒布権についての質問です 外国人ですので、日本語の文法等の間… - 人力検索はてな こちらで全く同じ疑問にこたえています。
一応再度お答えします。
映画・ゲームの著作物については頒布権(レンタル権と譲渡権をまとめて扱う言葉)であらわされます。
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/text/pdf/h26_text.pdf
文化庁(日本の著作権を守る役所)がつくってウェブに掲載しているテキストの17ページのウを読むと

頒布権(無断で公衆に頒布されない権利)
「映画の著作物」(映画,アニメ,ビデオなどの「録画されている動く影像」)の場
合に限り,「譲渡」と「貸与」の両方を対象とする「頒布権」という権利が付与され
ています(第26条)。
「頒布」とは,公衆向けに「譲渡」したり「貸与」したりすることですが,「映画
の著作物」の「頒布権」は,譲渡・貸与する相手が公衆でない場合(特定少数であ
る場合)であっても,公衆向けの上映を目的としている場合には,権利が及ぶ「頒
布」に該当するとされています。
この「頒布権」のうち譲渡に関する部分については,「譲渡権」の場合とは異なり,
「いったん適法に譲渡された後には消滅する」という明文上の規定がありませんので,
適法に譲渡された後の再譲渡にも権利が及ぶことになります。
しかし,この強力な権利は,市販用のビデオなどが出現する前の「劇場用映画」の
配給形態を前提としたものであり,公衆に提示することを目的としない映画の著作物
のコピー(市販用ビデオ・DVDやゲームソフトなど)を譲渡することについては,
いったん適法に譲渡された後には,この「頒布権」も(公衆に再譲渡することについ
ては)消滅するという判断が示されました(平成 14(2002)年 4 月 25 日の最高裁判
決「中古ゲームソフト差止請求」事件参照)。

となっております。
上映などを業とするのでない個人が一度お金を払って手に入れたDVDやゲームを、無断で譲渡するというのはこの判例法の存在からして現在のところ侵害になりません。
つまり現状では頒布権は1回つかえば消尽するという判決がでています。
 
ただし、ゲームメーカーは再頒布を防止する仕組みを独自に作成し、ゲームに付与している場合があります。(コード入力が1回だけうけいれられたり、ソーシャルゲーム・オンラインゲームのアカウント別課金など)
またいうまでもないことですが再頒布にともなって上映をおこなえば上映権の、複製すれば複製権の、それぞれ侵害になります。
 …
というわけで、今スマホゲーム・ソーシャルゲーム・オンラインゲームといったダウンロード必須ゲームに業界全体が移行しているのは、パッケージソフトは中古売買が合法化されていることによります。
著作権法は親告罪であり、訴訟となれば手間や費用もかかる上にタイトルイメージも傷つくので、伝家の宝刀であり、個人相手にそうそう簡単には抜けません。パッケージソフトの中古売買は多くは小学生・中学生と親です。
技術上もパッケージにプロテクトかけてマジコンの進化のいたちごっこをするよりは、ダウンロードで売っておいてアカウント人力通報・監視のほうがゲーム業界にとって合理的な部分もあるとおもいます。
あと、マジコン販売業者は不正競争防止法ですぐ逮捕されるようになり下火になりました。次はマシンエイデッドプレイの実行や公開が問題になるかもしれません。
なんでも著作権をつかえば一足飛びに解決できるだろうと(勉強もしないまま)考えるのはおかしいですよ。権利行使にあたって必要なマンパワーが多すぎます。よく勉強したり周辺法もみれば著作の保護については社会システムがどんどん合理的に進化しているのが見えるかもしれません。

id:fatena No.2

suinger回答回数126ベストアンサー獲得回数262015/05/27 13:44:17

ポイント20pt

過去の最高裁にて、著作権侵害は認められませんでした。

■中古ゲームソフト事件(最判平成14年4月25日)
http://www.saegusa-pat.co.jp/copyright/cr_02_4_3.htm
最高裁は、ゲームソフトを映画の著作物と認め、頒布件を肯定しつつも、ゲームソフトの頒布権は適法な第一譲渡によって消尽するとして原告の請求を棄却しました。

id:jackal3

質問が舌足らずで申し訳ありません。
質問の趣旨は、この最高裁判決のおかげで、優れた家庭用ゲーム機ソフト会社が傾いたりして、新しい優れたゲームができなくなっていると思うか、それが残念と思うか、という意味でした。

id:hissssa No.3

hissssa回答回数421ベストアンサー獲得回数1272015/05/27 17:09:34

ポイント20pt

質問の趣旨が「どう思うか」という事ですので。
中古ゲーム市場が、単に制作会社の不利益になっていると決めつけるのも早計かと思います。

  • 中古を買う人が、中古市場がなくなったからと言って新品を買うとは限らない。
  • 中古で買ったゲームが面白かったから、その続編が出た時に新作を買うという人もいる。
  • 中古市場は、買う人だけでなく売る人もいる。売る人にしてみれば、売ったお金を新作購入費の足しにできる面もある。
  • 「飽きたらor面白くなかったら売れる」という選択肢が無くなれば、新作を買うのに躊躇する人がそれだけ増える。

差し引きしてプラスマイナスどちらが上かは断言できませんが、中古市場の持つプラス面をすべて無視してマイナス面だけを問題視するのは、あまり正当な主張とは思えません。

id:TransFreeBSD

(3)は、いくら売れてもソフトメーカーの利益にはならないので、

それは早計です。
中古品というのは際限なくあるものではありません。売る人がいるからあるものです。
沢山売れるならば、品薄になり、販売価格は高止まりし、買取価格も高いままです。
販売価格、買取価格が高ければ新品を買う人も多いでしょうし、
高く売れたから別のを買ったという人も多いでしょう。

別の見方もしてみます。
新品の価格を中古価格と同等に値下げすれば、多くの人は新品を買うでしょう。つまりセールです。
セールすれば損するかといえば、価格次第です。高すぎても安すぎてもだめで、最適価格が存在します。
中古価格が最適価格とは言いません。しかし、売る人買う人、需要と供給のバランスで調整された価格です。
硬直した新品価格を複数人でシェアする中古市場によって価格調整されているとも言えます。

著作物やブランド品など、知的財産はダンピングの問題があり、単純な話ではない事は分かりますが、
同時に利益が最大となる価格、つまりものの価値とは人、地域、時期などによって随時変わるものでもあります。
中古市場が食っている利益もありますが、同時に中古市場なないと失われる利益、つまり中古市場が生んでいる利益もあります。

車は大きな中古市場があり、メーカーも参加しています。
新車購入時も下取りがあり、それをアテにもしています。
耐久消費財と知的財産とは違う側面がありますが、中古市場に存在価値があるからこそでしょう。

2015/06/06 14:28:37
id:jackal3

「映画館用の映画」が、譲渡によっても頒布権が著作者に留保されている(中古販売が禁止されている理由)は、以下の3個のように思います。
(判例では認識されていないようでしたが)、映画は、
(1)いくら上映(使用)してもボロくならない
(2)一度見て(使って)しまえば二度と見ない(使わない)
(3)生産数が少なく1個が高い
家庭用ゲーム機用のソフトは、(1)(2)を満たすが(3)は満たさない
乗用車、単行本は、(1)(2)(3)どれも満たさない
インクジェットカートリッジのケースは、インク寿命(量)を勘案して(に比べれば)、(1)(2)を満たすが(3)は満たさない
 映画は、都会の映画館で客が入らなくなれば(都会での効能を使い果たせば)(2)、それでもボロにならないので(1)、地方の映画館に購入時のままの状態で売れ、1個が高いので(3)、著作者は大損害。
それで、頭記のようになっていると思うのですが、(1)(2)(3)を考えると、家庭用ゲームソフトは、車や本より、映画館用映画に近いかなと。それで、中古販売は、著作者にかわいそうかなと。

2015/06/10 10:31:09
id:NAPORIN No.4

なぽりん回答回数4707ベストアンサー獲得回数8652015/05/27 18:19:11

ポイント20pt

テレビゲームが「なかった」(ニンテンドー=歌留多と花札)の
時代から生きていますもので、特に何ともおもいません。
最近はPSO2、ぷよぷよクエストなど初期の優れたゲームが
リサイクルされているのが目立ちます。
KOFなどもキャラが古いながらオールドファンの財布をあてこんで音ゲーになったり、
龍虎の拳が全く違うキャラでパチンコになったり。
(さすがにサクラ大戦などキャラメイクが古いのでリサイクルされないでしょうが)
20年もやってきたら
「据え置きテレビゲームだけでできる遊び」のアイデアが掘り尽くされて来ているので、
スプラトゥーンやオンゲーなどが注目されるのでしょう。
優れたゲームメーカーが衰退している(とはおもいませんが)としても
著作権法はその育成にたずさわり、見守ってきた法律なので、
もしどこか保護できてないところがあれば法をおぎなっていこうねという
今のやり方で特に問題は感じていません。
というかむしろ未成年廃課金ユーザーのほうを取り締まるべきですし、
楽しく課金させてみつがせてくれるゲームは大好きですよ。
DMMのふるさと納税復活希望。
というわけで、散々たよってきた法のせいには今さらしないでほしいです。
ニンテンドーやらゲームメーカーの法務も
ユーザーの目に見えにくい場所ではかなり獰猛に戦って
ゲームを守ってきました。
その戦いを見ていないユーザーが「売り上げが、成長が…」って心配するのは
逆に成長をつぶす行為だと私は思います。
楽しんで適度に課金してあげてください。

他3件のコメントを見る
id:NAPORIN

はい、「ではない」ようです。
噂にすぎませんが
ttps://twitter.com/Poppin_Jump/status/605675433552519169
ttps://twitter.com/tamakoron0324/status/605689423712247808
強引な舵取りに対する内紛もあるとのことです

2015/06/02 21:39:11
id:NAPORIN

ttps://twitter.com/isetta_23/status/605629649461243904

2015/06/02 22:07:49
id:micchy1982 No.5

micchy1982回答回数2ベストアンサー獲得回数02015/06/02 23:14:45

ポイント20pt

最近、東京地裁は、いわゆる中古ゲームソフトの販売の是非について、ゲームソフトについては映画の著作物に該当しないと判断した(平成11年5月27日東京地裁平成10年(ワ)22568号)。一方、大阪地裁は、平成11年10月7日大阪地裁平成年(ワ)号にて、ゲームソフトは映画の著作物に該当し、中古ゲームソフトの販売を違法とした。両事件の控訴審における動向が注目されている。

  • id:TransFreeBSD
    閉じられていますが、映画について祖語があるようなので。
    >(1)いくら上映(使用)してもボロくならない
    今時はデジタル化されてますが、昔はフィルムで、上映すれば痛み、切れる事も多かったそうです。

    >(2)一度見て(使って)しまえば二度と見ない(使わない)
    映画館用ですので、何度も上映されます。

    >(3)生産数が少なく1個が高い
    これは現像フィルムとしてはそうかもしれませんが、売上や制作費から見れば微々たるものだと思います。

    あと、単行本は二度と見ないとまでは言いませんが、そう何度も読み返すかどうかはものによります。
    そこはゲームも同じではないでしょうか。
    また、車は生産数こそ多いですが、安いと言えるものではないです。

    まあ、(1)は程度問題で、他と比べてボロくならないというのが知的財産共通の特徴ですけど。


    頒布権は、本来上映権で対処すべき所を、それでは実質大変なので設けたものではないでしょうか。
    マジコンがソフトのコピーではなく製造販売で規制したのと近いと思います。

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