今回のプリキュアは展開の移り変わりが早い回でした。
カナタの妹が取り戻せたかと思うとカナタが半分退場気味になってしまう。
そう全てがうまくいかないのも続きを作るためのものかもしれません。
心を閉ざして弾くバイオリンの中に主人公のプリキュアは、かすか希望を音で感じていたという事でしょうか。
小さい子供達がみている番組としては内容が深く作られていてなかなかと思いました。
次回、プリキュアが増えるという事でいいんでしょうか?タイトルに出てくる絵も変えなくてはいけませんね。次回も楽しみにしています。
「夢は・・・あるよ!」
○ハルカとカナタとトワを繋げると、「遥か彼方永遠に」になるんですね。花のプリンセスで「春」だから「ハルカ」なんだと思っていましたが、そういう意味合いも込められていたんだと感心したGo!プリンセスプリキュア!第21話感想です。
●前々回:カナタに行方不明の妹がいることが発覚。→前回:行方不明の妹がトワイライトだったことが発覚。→今回:トワイライトはディスピアによって誘拐され、悪に染められてしまった、という物凄い急展開で物語が進んでいきます。
○グランプリンセスになりたいと思うトワの夢を歪め、ブラックプリンセスとして育てたディスピアは本物の悪ですね。最近の傾向では、悪側も実は譲れない大切な事情があって、これがこじれてしまっただけ、というのが最近よくある話でしたがディスピアはそんな展開を気にも召さない純粋な悪として描かれていました。そういう意味では、クローズも救済されることなく消滅したのは、「どこか憎めない敵」という路線を今作は敢えて外してきているような気がします。そういう意味では、純粋なガチ度で、今回は厄介ですね。
●最愛の妹を悪に染められ傷つくカナタ。それでも、夢はあるよと立ち向かうフローラ達。今までの経験を通して、プリキュアとしても一人のレディとしても成長した力強い3人の戦いが見れて良かったです。
○花吹雪の中で戦う演出が久しぶりに見られて、これがGo!の見どころだなぁと改めて思いました。今回はいつも以上に「強く、優しく、美しく」を体現していたと思います。
●「希望はあるよ」、渾身の技とカナタの思い出の演奏でトワイライトの仮面を砕く。浄化され、トワに戻ったのはいいけど、幼少時代から記憶が改ざんされていたのなら、その身なりで今後苦労するんじゃないかともうヒヤヒヤしてしまいました。あと、悪→善になるパターンはひとつ前だとクィーンミラージュ→キュアミラージュパターンがありましたが、後から加入する場合よほど個性が無いと影が薄くなっちゃうので、そこも今から心配です。
○天塩にかけた娘を浄化され、激怒したディスピアから逃げるものの、例によってカナタは「俺に構わず先にいけ」をやらかしてしまって、トワになんて言えばいいのやら、という感じで終了。しばらくは、自分が行ってきた罪を悔やんでずっと落ち込んでいそうだなぁとか思ったのですが、次回予告で「荒ぶっていた」のでいいんじゃないでしょうか。
●あとは、敵幹部が-1、こちらが+1してしまったので、敵側が増員してくるのかも気になります。90年台だったら絶対ブラックカナタが出てくるんですけどね。おわり。
急展開ではあるけれど、長く伏線を張るのではなくて毎週続けて1つの流れをさかのぼっているので、小さな子どもにも分かり易い展開だと思うわ。東映アニメーションの株主総会で「今年のプリキュアは、意識して対象年齢を下げて小さな子ども向けに絞った、原点に立ち戻った」と言う説明があったそうよ。
12年目にもなるプリキュアだからこそ、過去作とどうメリハリをつけて来るのかが楽しみね。
今回のプリキュアは展開の移り変わりが早い回でした。
カナタの妹が取り戻せたかと思うとカナタが半分退場気味になってしまう。
そう全てがうまくいかないのも続きを作るためのものかもしれません。
心を閉ざして弾くバイオリンの中に主人公のプリキュアは、かすか希望を音で感じていたという事でしょうか。
小さい子供達がみている番組としては内容が深く作られていてなかなかと思いました。
次回、プリキュアが増えるという事でいいんでしょうか?タイトルに出てくる絵も変えなくてはいけませんね。次回も楽しみにしています。
とても素敵な感想。ありがとう。
とても素敵な感想。ありがとう。
2015/07/05 06:50:10