私としては、よく似ている。ただし、規模が違うだけかなと思っています。
米ドルを使っているプエルトリコ。なお、ドルの発行権限は、FRB。
プエルトリコ政府(地方政府)の借金がデフォルト。
プエルトリコ人の保有している現金ドルは、そのままだし、彼らの銀行預金(ドル)は下せる。
でも、プエルトリコ政府は、現金(つまり、ドル)を払えない。
プエルトリコは自治権のある政府なので、破産処理ができない(強制執行できない)。
ユーロを使っているギリシャ。なお、ユーロの発行権限は、ECB。
ギリシャ政府の借金がデフォルト。
ギリシャ人が保有する現金ユーロはそのまま、だけど、彼らは銀行預金は(自由には)下せない。
ギリシャ政府は、現金(つまりユーロ)を払えない。
ギリシャは主権国家ですから、破産処理はできない(強制執行はできない)。
つい先日、NHKでも放送してたけど、
ギリシャの場合、国民の4人に1人が公務員なんだそうな
公務員とはすなわち非生産者であって、国家財政の足を引っ張る存在です
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9853
http://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sh10-01/pdf/s1-10-1-4-2.pdf
ギリシャが財政危機に陥ったプロセス
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/gover-eco_111107.html
プエルトリコが財政危機に陥ったプロセス
http://yasuharazakka.seesaa.net/article/421555275.html
物事を表面的に判断してはいけない
私が見た日経記事によると、
プエルトリコ政府は破産させるわけにはいかない(米国の破産法の適用対象になっていないので)ということですが・・・・・・、
「米国の州内の自治体のように、破産でもさせてしまえば、
解決するのでしょうか。
(いずれにしても、ケリは付くということには違いないと思われます)」
・・・と思いました。
州の破産は、過去に例がないかもしれませんが、
郡や市は、過去に実例があるのではと思います。どんなふうに最終的に
解決になったのかわかりませんが、いまどんなふうかわかりませんが、
経験例があるのは助かると思います。
ただ、自治政府に破産を適用するための法的措置は、大変かもしれないです。
合衆国憲法も改正するのかもしれないとすると、相当に大変です。
ありがとうございます。
2015/07/04 13:40:26ギリシャ問題で経済紙が騒がしいタイミングで、プエルトリコが破産というのも
奇妙な符合だと思いました。
日本の唯一?の経済紙である日経新聞でも、小さな記事でした。
また、米国や欧州の経済紙その他でどういう風に出たのかな、と思いました。