流産後は妊娠しやすいって本当ですか?

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  • 登録:2016/07/13 22:48:19
  • 終了:2016/07/20 22:50:03

回答(2件)

id:Gleam No.1

Gleam回答回数2466ベストアンサー獲得回数2292016/07/14 05:59:45

http://mamari.jp/3265
>流産後は妊娠しやすいって本当?流産と妊娠の関係

http://192abc.com/21630
>流産後は妊娠しやすいってって本当?原因と対策まとめ

https://mamanoko.jp/articles/16498
>流産後は妊娠しやすいって本当?流産後に気をつけたいことまとめ

id:a-kuma3 No.2

a-kuma3回答回数4325ベストアンサー獲得回数17732016/07/14 16:16:51

バイラルメディアっぽいところには、ママさん記者が書いた記事がたくさんあるようですが、情報元の提示もありませんし、掻把した後の子宮を子宮内がリセットされるというような書き方ではさすがに眉唾もんです(掻把したら子宮内は傷でズタズタです)。
なので、医師名もしくは、医療機関の名がある情報に絞って検索してみました。


ざっと見た感じでは、流産した後に妊娠しやすくなる、というのではなく、流産後だからといって妊娠しにくくなるわけではない、ということだと思います。

また対象の母数にどこまで入れるか、という問題があります。
妊娠する確率は、「妊娠した人÷全女性」でしょう。
全女性といっても、妊娠する可能性がない子供やお年寄りを除きますが、妊娠経験がない女性が含まれます。
妊娠経験がない女性の中には、子供が欲しくても妊娠できなくて不妊治療をしているような方も含まれます。

一方、流産後に妊娠する確率は、「流産後に妊娠した人÷流産の経験がある人」です。
流産したということは、その前に妊娠しているということですから、そもそも妊娠しづらい人が入らないというバイアスがかかります。

というようなことが書かれているのがこちら。

Q:流産についてくわしく知りたいです。「流産した後は妊娠しやすい」「不妊期間が長いと流産しやすい」「流産は癖になりやすい」など、本やウワサによって書いてある事や言う事が違うのでどれが正しい内容を教えてください。
A:流産のあとは妊娠しやすいといえます。流産した人は、まったく流産の経験のない人に比べ最終的に妊娠できる確率は2倍位になるというデータがありました。つまり流産というのは受精や着床には大きな問題がなく、受精卵の問題ということですので、いい受精卵の場合は流産しないで済むということです。不妊期間が長く、なかなか妊娠しにくい方は流産率が高いと思います。やはり良い受精卵が少ないためと思います

不妊治療の疑問集 流産/体外受精・顕微授精の浅田レディース名古屋駅前クリニック(不妊治療/名古屋市)

ちょっと日本語に難ありのお方で、「流産の後は妊娠しやすい」と書かれた後に続くのは、「時期的に流産した後だから」ということではなく、「流産する条件がそろう、つまり、着床までいった経験がある人は」ということが書かれています。

似たようなことが書かれているのがこちらです。

今まで生児を得られていない反復流産の方でも約55%が、一度でも生児を得た既往のある反復流産の方でもその後に約70%の確率で生児を得ることができます。

よくあるご質問|不妊治療 京野アートクリニック高輪(東京 港区 品川)

逆に、流産が原因で、その後の妊娠がしにくくなるのかという話。

一般に流産率は約15%で、妊娠年齢が上昇すると流産率も上昇しやすいといわれています。
しかし、初回流産率と1回流産後の次回流産率はそれほどの違いはありませんので過剰な心配は不要であると考えられます。

よくあるご質問 | 里帰り分娩や胎児奇形などのご相談ならセイントマザークリニック

こちらは、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会 連名の「産婦人科 診療ガイドライン 産科編 2014」の P111 です。

この研究はその後さらに継続され次の妊娠への影響が検討されたが、流産治療法による次回妊娠率の差はなく、約 80% の女性が流産後 5 年以内に生児を得ることができたという。

http://docs.google.com/viewer?url=www.jaog.or.jp/news/img-31020320.pdf

もうひとつ「流産後に妊娠しやすい」とはっきり書いているお方。

受付番号/2084 受付日/平成13年10月29日
  ...
平均的には流産後1ヶ月程度で排卵がありその後2週間で生理が回復します。流産後の黄体機能不全は精神的ストレスなどによるものが殆どであり、流産とは直接関係ないものと考えています。何故なら流産後は臨床的にも非常に妊娠しやすい事実があるからです。医師によっては流産後は6ヶ月間は妊娠しないようにとの指導をされますが、これも医学的根拠のないものです。

Q&A 質問と回答

「臨床的にも妊娠しやすい事実がある」とはっきり書いていますが、どれそれの調査で、と書いていないのが非常に残念。
お医者さんの言とはいえ、一歩ひいて見た方が良さそう。
それに、「医学的根拠のないもの」とは穏やかではありませんが、この平成13年ではWHO のガイドラインが「初回の妊娠で流産した後の次回妊娠間隔は6ヶ月以上空ける」となっていました。

ですが、その後、こんな論文が出ています。

2010. 9. 4 流産後、次の妊娠までの間隔は短い方が転帰良好
  ...
 著者らは、初回妊娠が流産に終わった場合、どの程度待てば次の妊娠の転帰が最良になるのかを知るために、集団ベースの後ろ向きコホート研究を行った。
 スコットランド住民の健康情報を登録しているデータベースから情報を抽出。
 スコットランドの病院で1981~2000年に初回妊娠が流産に終わった女性の中から、条件を満たした3万937人を選んで分析した。
  ...
 2回目の妊娠で生児を得た女性の割合は、妊娠間隔が6カ月未満のグループが最高(85.2%)で、24カ月超のグループが最低(73.3%)だった(P<0.01)。
 人工妊娠中絶を経験した妊婦の割合も、6カ月未満群が最低(2.3%)、24カ月超群が最高(9.9%)だった。
 流産から6~12カ月後に妊娠した女性と比較して、6カ月以内に再妊娠した女性の流産リスクは有意に低く(調整オッズ比0.66、95%信頼区間0.55-0.77)、
 人工妊娠中絶(0.43、0.33-0.57)、子宮外妊娠(0.48、0.34-0.69)のリスクも低かった。
  ...
 注)『2010/08/25 海外論文ピックアップBMJ誌より』から引用しています。

吉永産婦人科医院 | 医療情報

こちらは同じ論文についての言及で、ガイドライン見直しの提言もしていたそう。

同氏らは,現在世界保健機関(WHO)などが勧告している「初回の妊娠で流産した後の次回妊娠間隔(interpregnancy)は6か月以上空ける」との内容を見直すよう提言している。

徐クリニックブログ: 興味深い論文


少なくとも、流産後の妊娠できちんと赤ちゃんが生まれてくる確率は、あまり期間を置かない方が高いというデータがあります。
そういうデータがあるということは、人間は経験的に分かっているはずで、流産後の妊娠でもすぐ妊娠して赤ちゃんを授かった、ということが、言葉が転がされているうちに、流産後には妊娠しやすい、という言い方になったのだと想像します。

id:NAPORIN

一言でまとめると「時期だけみると、流産となる前提である妊娠が可能なくらいに妊娠力のある時期の女性は、流産直後も、直前の妊娠とほぼ同程度に妊娠しやすい。流産が明らかな次回妊娠阻害になるといえる研究結果はまだ見つかっていないが、医師によっては、流産原因がストレスなど状況的なものの場合、同じ状況がつづけば妊娠しにくいと考えている人もいる。」ってことですかね。一言ではないな。
一度流産したら次がなかなか妊娠できない女性の遺伝子は淘汰されちゃうんだろうな・・(遠い目)

2016/07/16 20:35:33

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