ニキシー管時計でやや数字の残像みえるような動作を動画で見たのですが、あのような動作は時計の回路の他に何か手を加えているのでしょうか?
現在Amazonで販売しているニキシー管時計のIN-16という自作キットの購入を考えているのですがあのキットのみで残像を出すような動作は可能でしょうか?
教えて頂けると助かります。
その動画を見ないと何とも言えない感じですが、
の三通りが考えられます。
強い光なので、人間の目の働きとして不通に残像が見えるというのはありますし、ニキシー管は陰極放電で光っているので、電圧を落としても電荷はすぐになくならないので、ぱっと消えるわけではありません。
話はちょっと飛んで、ニキシー管の制御の仕方は、大雑把にスタティック点灯とダイナミック点灯の二通りあります。
スタティックは、複数のニキシー管があったときに、それぞれに電圧をかけて同時に光らせる方法です。
ダイナミックは、複数のニキシー管があったときに、ある瞬間ではひとつだけの管に電圧をかけて順番に点灯させます。
残像の効果で人間の目は同時に点灯しているように見えます。
スタティックは線の数が多くなるので、通常はダイナミックの方が使われます。
そのダイナミック点灯で、となりあったニキシー管にかける電圧をきっちり切り替えると、電荷が残ったりなんだ(難しいことは忘れました)で、意図しない数字がぼんやりと光ったりします。
これをゴースト現象と言います。
こいつを消すには、次の管に電圧をかけるときに少し間を空けて全ての管に電圧がかかっていない時間を作るのが基本になります。
ただ、それだけでは単純には消えてくれなくて、いろいろな工夫をしたりします。
その工夫のうちのひとつに「クロスフェード」というのがあって、もしかすると、見た画像はそれをやっているものかもしれません。
「ニキシー管 クロスフェード」とかで動画を探すと、いろいろと見つかります。
ゆな でぃじっくさんの時計ですね

2017/01/03 20:53:12確か、残像が残るような処理(通電の時間をミリ秒単位で制御など)を入れていたように思います。
別の動画ではシャキシャキと切り替わるものも見る事ができます。