赤ちゃんができて、化学物質との付き合い方について悩んでいます。
家の近所では解体工事や、新しいマンションやビルがどんどん建ってきて、車も多いし緑も少ない環境です。
主人はずっと都会で育っているので気にしない様子です。
お伺いしたいのですが、化学物質には耐性があると思いますか?
近くで常に工事があり、洗濯物など外に干す事もあるのできっと粉塵など付いていると思います。
窓も換気でよく開けますし、公園で子供と遊びます。
普段は気にしないようにしてますが、こんな小さい時からこんな化学物質だらけの環境で育っていいのかと心配です。
もちろん世の中化学物質だらけです。でも、私の怖い化学物質は、解体工事の粉塵や排気ガスなどです。
主人は、ここで育っていくなら環境に慣れるべき、化学物質など全く触れさせないと、今後幼稚園へ行った時などにアレルギーになったりするかもと言います。
お伺いしたいのですが、皆さんはどう思いますか?
また、こういった都会の環境で育った方、どう育てられましたか?化学物質に過敏になりましたか?それとも全く化学物質を気にしない体質になりましたか?
山中の田舎生まれ田舎育ちです…
工場から排出されるガスの種類によっても異なるのですが、生命が死ぬほど危ないガスが出たら大問題になってるはずなので死ぬことはないです。しかし排気ガスが体に良くはないのは確かです。悪くもないと思いますけど。
解体工事は有毒物質や有毒な粉塵が飛び散らないように安全処理がされているはずですが、ご近所で工事が行われてるときの外干しは控えた方がいいかもしれません。
基本的に外で遊ばせても平気だと思いますが、どうしても心配なのなら、工場などがなく、工事があまり行われない地域に引っ越すことを検討してみるのもありかもしれません
都会生まれ都会育ちの50代中年研究者です。
スモッグ(煙)公害が盛んで、まだ自動車の排気ガス中の「化学物質」や、それらや工場の排気ガス(煙突ガス)が現在よりはるかに多量に存在して、現在は死語になった「光化学スモッグ」にも悩まされた時代に育ちましたが、現在過敏なのは神経(これは元々の性格)とハウスダストとスギ花粉くらいです。
あなたは「耐性」と言う言葉の使い方を間違えておられたり、「粉塵」を「化学物質」とほぼ同義として書いたり、科学的に正しい知識と考え方をお持ちとはあまり思えません。
赤ちゃんが将来、何かの物質による過敏症になるかどうかは、遺伝やよくも悪くも多種類の環境因子、また育て方等多種多様の要因がかかわるので、工事が多い緑が少ないだけで決るものではありません。
さらに緑が多かったり、周囲に工事がなければ、赤ちゃんが将来、化学物質の過敏症になる可能性が低いという確証などもありません。
むしろ、あなた自身の考え方が少々「過敏(=過剰に敏感)」に思われ、そのように過敏で不安状態の母親に育てられた赤ちゃんの今後の方が心配です。
親がおおらかな考え方であれば、赤ちゃんもおおらかで健全に育つ可能性の方が高いと思います。
もちろん親がご自分の赤ちゃんを心配するのは、生物学的にも正しいことでよく理解出来ますが、「人工」の物質は「悪く」、「自然」の物質は「良い」と言うような、理由なき思い込みに囚われない方が、あなたも赤ちゃんもより「健全」だと考えられます。
心理学でも「不安」とは「その対象の知識がなく正体が分からない(幽霊や化け物など)」ものを怖がることをいい、対象がどのようなものか分かっていて怖がる場合(サメやクマ、地震など)は「恐怖」と言います。
対象(化学物質や粉塵)の正体も分からないまま不安がる前に、まず科学的(=客観的)に正しい知識と、科学的な(=論理的な)考え方を身につける努力をされることをお勧め致します。
なお、ネット上に氾濫する「知識」は玉石混合で、真実のこともあれば、ウソや誤りも多いのは、先般のDeNAのまとめサイト問題でも明らかですので、くれぐれも全て鵜呑みにしないようにご注意下さい。
追記)工場の排気ガスで生活に支障が出る後遺症が残るなんてことはあまりないと思います。そういう物質が出てたら大問題です
2017/02/18 20:24:39