「いらっしゃいませ!ようこそ、キラキラパティスリーへ!」
敵(手下?)が無尽蔵に増えていくので、もしかして話数分だけバリエーションがあるのかと思えてくるキラキラ☆プリキュアアラモード第7話感想です。
●5人5色
今回の話では、お店をオープンさせるために5人がそれぞれ自分にできることをやっていくという流れでしたが、とてもきれいにまとまっていたと思います。
けっこう皆バンドの練習とか塾とか、私生活がそれぞれ忙しくて、、というのが多い中で、それでも自分の好きなことに時間を作って皆で頑張る、というのは王道ながらみていて楽しいですね。
とにかく前向きないちかに、ひまりとあおいがついて行って、あきらとゆかりがそれをフォローしていくというそれぞれのポジションが明確に見えたのも良かったです。
爆発オチをすんなり回避していたりと、自分だけ自由気ままにしているゆかりはまさに猫のそれですね。
●「だって初めてのお客さんだもん。あの子のしょんぼり顔が笑顔になったら、めっちゃ嬉しい!」
個人的に今回のこのセリフが一番印象的でした。
これからみんながやろうとしていることは、お菓子を作って、お客さんに届ける「仕事」です。「仕事」であるからには、そこには責任があったり(食品衛生法とか無粋な事は言わない)、苦悩があったりするのですが、大人になって「仕事」をするためには大事なことなんですよね。
そういう社会的な通過点を通して、色々な人と触れ合っていく。昔なつかしでもありますが、やはりお店ものはそこが醍醐味ですね。
それに、似たもの同士じゃなくて、性格も何もかも違う5人がやっていくお菓子屋さん、というところがやっぱりとてもワクワクするので、これからの展開が楽しみです。
●戦闘パートについて
5人登場したことで、一人ひとりの変身バンクも5人一度に簡略化されていますが、個人的にはやっぱり作り込まれた変身シーンは毎回じっくり見て楽しみたいなぁとも思います。
今回は5人いて、色々と設定も混み合ってきているので、本編の時間にそこまで余裕が無いのかもしれませんが、今後来るであろうアイテムも含めて、どう変わっていくのかは期待しています。
敵を倒す時に、「プリキュア!●●●●●!」と叫ぶ技があって、それが戦いと日常のメリハリにもなっていたと思うので、お菓子作りを5人でやっていくという要素と、敵と戦ってお菓子を守るという要素が良いバランスになってくれればなと思います。
作り込まれた変身シーンは毎回じっくり見て楽しみたい…と言うのは賛成ね。必殺技と書くと物騒だけれど「プリキュア!●●●●●!」と叫ぶ技も、あったほうが良いわね。本編の時間尺に余裕がないと言うよりも、チャームポイントを出し惜しみしている段階なのだと思うけれど、今後に期待しているのは一緒ね。(今は、少し不満に思っているの)
ヒトでないものが人に化けることを「擬人化」とは、最近は確かに言われているわね。
2017/04/02 06:42:17元々は「ヒトでないものを人に見立てる」くらいの意味だったと思うのだけれど、いつ頃からかしらね。