6月30日の日経の夕刊で「F2」というのは、戦闘機だと書いていましたが、ミサイル発射し、敵艦船を攻撃するのが任務だということです。昔のことかもしれませんが、敵艦船は、魚雷か、爆弾で攻撃しますから、雷撃機か、爆撃機だと思いますが、今は、そんな単純ではないから、一律に「戦闘機」なんでしょうか。
邀撃機と迎撃機の区別もつかない、ド素人ですが、よろしくお願いします。
昔は支援戦闘機って呼び方をしてて、これは戦時中での「攻撃機」に相当する区分なのですが、最近は、支援戦闘機という呼称は廃止して、まるっとまとめて「戦闘機」と呼びます。日本の自衛隊においては。
F2に対して、対航空機という意味での「要撃機」ではないよ、という意味で正確に呼ぶならば「多目的戦闘機」でしょうか。
F-2はマルチロール機に分類するのがしっくりくると思います。
対艦攻撃能力では世界トップクラスの実力を有しています。
マルチロールといえば、戦前でいうところの「攻撃機」の機能も含めて、ということになるのだと思いました。たしかに、さまざまな機能に対応できるので、マルチロール機と呼ぶ方が、理解しやすいと感じました。
ありがとうございました。
航空機の高性能化(とミサイルキャリア)化、戦術の変化によって、従来の戦闘機・攻撃機・爆撃機という区分があまり意味をなさなくなり多目的化汎用化が進んだため、
そういった区分が廃止された、という経緯があります。
ちなみに、雷撃機・爆撃機による攻撃は艦船の対空性能の向上により不可能となり、
敵艦船への攻撃は射程外からの対艦ミサイルによるものが主流となりまして、この系譜にあるのがF1支援戦闘機と、その後継であるF2戦闘機です。
で、このF2戦闘機ですが空対艦ミサイルの運用以外にも、空対空ミサイル、JDAMのような精密誘導爆弾など様々な装備の運用ができます。
性能的にも未だに現役のF-4EJ改よりも上ですから、活用しない手はないという自衛隊の懐事情もあります。
どうも有難うございます。
>雷撃機・爆撃機による攻撃は艦船の対空性能の向上により不可能となり、
>敵艦船への攻撃は射程外からの対艦ミサイル
もはや、対艦ミサイルの時代ということなのですね。
飛行機から発射したり、艦船から発射したり(おそらく潜水艦からも)、とにかく、
ミサイルによって、攻撃するのですね。
艦砲射撃の中を突撃するのは、時代遅れということなのだと、しっくりきました。
皆さま有難うございます。
2017/07/05 00:34:26①戦前は、「戦闘機」という分類がありましたし、戦後の自衛隊でも「戦闘機」という機種名はOKであったわけですね。しかし、「戦闘」はいいけど、「攻撃」はよろしくないという、政治的な事情があったのだと感じました。つまり、なんというか、
>戦前は、「攻撃機」という分類もあったが、
>専守防衛の自衛隊としては、「攻撃」というのは、穏やかでない(?)。
それゆえ、「戦闘」を支援する「支援戦闘機」という呼称になったのかな、と。
自分なりに整理してみました。
②そして、「支援」という表現に拘ると、
>日本の艦船が、敵艦船を攻撃するときに、それを空から支援する。
と理解してみようと思いました。しかし、艦船同志の撃ちあいは、少し時代錯誤の感じがしますが、「支援」ということで、攻撃的なニュアンスを弱めたのかな、
と思いました。
確かにそういう要素あるかも。
2017/07/05 20:31:01