多分2003年11月20日のNHKのニュースですね・・・生憎削除されていますが
食肉用の牛や豚、鶏の79%が抗生物質が効かない耐性菌を持っていることがわかりました。
畜産の現場では治療や成長促進などに人間の2倍以上の抗生物質が使われており農林水産省
は家畜への使用を減らす対策を検討する方針です。
食肉(牛肉・豚肉・鳥肉)の79%が耐性菌を持っている。 03.11
・抗性物質耐性の大腸菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌までが確認されている。
抗生物質の生産量
人の医薬品用 500トン
畜産用 900トン
魚養殖用 200トン
農作物用 100トン
北里大学獣医家畜学部の調査では、鶏卵などから出たサルモネラ菌の6〜8割が、何らかの抗生物質が効かない耐性菌である
削除されたニュースソースを提供していただけるとは!この問題に興味をお持ちだったのでしょうか。耐性菌化したサルモネラ菌、以前から話題になっていたんですね。ありがとうございました。
できれば厚生労働省のデータにたどりつきたいので、もうしばらく続けさせてください。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/epid/2003/tbkj2406.html
東京都において分離された赤痢菌およびサルモネラの血清型と薬剤耐性について
都立衛生研究所のデータです。
食肉ではなく感染者からの分離株ですが。
東京都健康安全研究センタートップページ
都立衛生研究所に、食肉の微生物についてくわしい先生がいらっしゃったはずですので、たどり着けなかった場合はこちらに問い合わせてみると良いでしょう。
問い合わせ先までお教え頂き、ありがとうございます。食肉ではないのが残念。
関連ニュースを探してみたところもっと詳しいものがありました
抗性物質耐性の大腸菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌までが確認されている。
抗生物質の残留量
http://www.maff.go.jp/syoku_anzen/20031110/gijigaiyo.htm
家畜に使用する抗菌性物質に関する意見交換会議事概要
ニュースの直前の意見交換
NHKのニュースの元のリソースなのでもっと詳しい内容です
取り敢えず、上記は日本獣医学会のホームページの資料ですのでほかにも関連資料がいっぱいですね
さらに調べていただき、感謝です。そのうえポイントの心配までしていただいて…。どれもありがたい資料です。でも、厚生労働省の資料が見たいので(存在しないのでしょうか)もうしばし、よろしくお願いいたします。