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古書蒐集家の方へ質問です(rare, antiquarian booksコレクターの意味で、セカンドハンドの古本、ではありません)。蔵書の中で一番珍しい本と高価な本について教えてください。本のタイトル、装丁、発行年、入手経路、値段、どのくらい珍しいのか、などとあわせて、古書の保存方法と購入する際に気をつけていることなどお聞かせ願えれば幸いです。

●質問者: hasuko
●カテゴリ:芸術・文化・歴史
✍キーワード:コレクター タイトル 古書 古本 装丁
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

1 ● So-Shiro
●30ポイント

http://www.geocities.jp/showahistory/history2/36b.html

問い合わせをしたこともないので、どれくらいの値段がつくのかわかりません。

ただ、深沢七郎氏の作品集にはもちろん収録されておらず、何らかのかたちで単行本されたという話も聞きません。

雑誌ですので、それなりの経年的変化は出ています。

18年前に死去した父親が保存していたものを見つけて、継承したものです。

こうした古書の保存は基本的にハトロン紙でカバーされて、風通しの良い陽の当たらないところに平らに置いてありました(書類棚を改造した棚に1冊ずつ)。

でも、雑誌で酸性紙ですから、いずれはボロボロになってしまうんでしょうねえ。

http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/092489+/top.html

moreinfo

伊良子清白『孔雀船』(左久良書房、明治三九年)。

最近、全集が出たし、戦後に何回か岩波文庫で増刷されているので、初版であるということだけ。しかも、状態はよくないです。装丁は長原止水という画家によるものです。

これも父親の遺品なので、入手経路・価格不明。ただ、祖父は国語教師でしたので、もしかしたら三代目なのかも。

私自身はコレクターではなく、上記の古書保存法も父親のやっていたことを踏襲しているだけなので、このやり方がいいのかどうかはわかりません。

◎質問者からの返答

本の状態を美しく保つのは難しいですよね。パラフィン紙は知っていましたがハトロン紙でカバー、と言うのは初耳でした。興味深い蔵書の例、ありがとうございました。


2 ● k1complete
●30ポイント

http://www.manduuka.net/sanskrit/book/jpnbun.htm#ogjs

日本語で書かれたサンスクリット語の参考書

「実習梵語学」丙午出版:大正11年4月十日4版 2円

私のはカバーはないものです。10年くらい前に難波の古書店で2500円で入手しました。学生時代にサンスクリット語に興味があって古書というより純粋に文法書として探してました。購入後、勉強するには文体が拡張高すぎるため放置してしまってます。保存にはあまり気をつけていませんが、直射日光があたらないように風通しの良い本棚に並べています。

http://www.t3.rim.or.jp/~ariya/j.html

思想警察通論:日本警察社:昭和11年1月20日:12版:2.00円

これも上と同様の古書店にて2500円で入手しました。裏表紙見返しに、元の所有者が「永久保存」「昭和47年1月1日保存開始」と書かれているのが切ないです。これはハードカバーと別冊付録の「思想警察新語辞典」もそろっています。状態は実習梵語学より痛みが激しいです。唐沢俊一さんの影響で古書街で珍しい本はないかと探して入手したのが今となってはほろ苦い思い出です。

保存方法も上と同様です。コレクターではないので参考にならなくてすみません。

◎質問者からの返答

実用書(?)のお値段って微妙なんですね。欲しい人は欲しいけど熱狂的なファンがいない、というところでべらぼうな高騰はしないのでしょうか。マイナーな語学書は、質と値段がつりあわないこと多いと思う今日この頃です。回答ありがとうございました。


3 ● yokikotokiku
●30ポイント

http://yokikotokiku.hp.infoseek.co.jp/

お道楽三昧

「めずらしい」方です。「高い」ほうじゃなくてすみません。

名作三十六佳撰

明治24年頃刊

「頃」というのはタイトル通り36冊前後して出たからです。

主に歌舞伎化されている文楽作品の全段活字化、「全段」というのがミソです。

めずらしい点としては、

現在では文学全集にも収録されないようなマイナーな作品まで全段、完全オリジナルの台詞で読める。

一部江戸変体仮名をムリクリ活字にして使っている。

文楽のお稽古本というのが、句読点も行替えもなにもなく、文字が切れ目なく続くのですが、

その状態を活字で再現しております。地の文と台詞の区別はおろか、誰の台詞かも書いてないという読みにくさ。読みにくいですが、「お芝居」でなく「語りもの」としての「浄瑠璃=文楽作品」の雰囲気をリアルに感じとれます。

一定の知識がないと読めない上、そもそも「有名どころ」(忠臣蔵などの)の作品は文学全集等で読めるため、需要は皆無らしく、演劇関係の古書店においてすら1冊1000円という格安でした。

シリーズ中、有名でない作品ばかり半分くらい持っています(有名どころ作品は先に買われたモヨウ)。

保存、

新書版よりひとまわり大きいサイズ、表紙もぺらぺらの安い本です。

紙が古くてやぶれやすい上に製本がダメダメなので、読んでいると分解してきます。

「読む」のが目的なのでトレーシングペーパーで全体を覆って、背表紙部分は完全に糊付けしてあります。

古書としての価値は下がるのでしょうが、読むための寿命は飛躍的に延びます。

こういう本が「ジャンク」あつかいなあたりに、この国が戦後失ったものの大きさを感じます。

購入時に気を付けている点

買われる前に買う、でしょうか(笑)。

◎質問者からの返答

コレクションと言うよりは実用で資料的価値が高そうですね。回答ありがとうございました。

私はヴェラム革装本や画廊の目録、オークションカタログなどに魅力を感じがちなのですが、洋書のコレクターって少ないのでしょうか。


4 ● So-Shiro
●30ポイント

http://life.2ch.net/collect/kako/1006/10067/1006735979.html

ようこそボボンハウスへ

西洋のヴェラム革装本の話が出てきたので、和綴本もあるかなーと思って探してみたら、2冊(といっても上・下なので実質1冊)出てきました。

大森惟中・庄原和同簒『外史譯語』という明治七年七月刻のものです。内容は漢和辞書みたいです。

装丁は厚めの黄色い和紙で、中は薄い和紙です。背表紙はなくタコ糸様の木綿糸で綴じられていて、背の上下端は絹布で補強してあります。

100年以上経っているのに、紙の変質は、先に回答した『孔雀船』より良好です。

さて、古本市場では流通しているのかと思って、『日本の古本屋』というサイトで検索してみました。

すると、『孔雀船』と違って4冊ヒットしました。3,000円、5250円、7000円、8900円。

幾らで買ったものかはわからないですが、部数が結構出たかもしれないので、これくらいの評価なんですかね〜。

URLは2チャンネルですが、古書を論じた「真面目」なスレッドですので、安心してお読みください。

古書蒐集は洋書の方がやりがいがあるのかもしれません。日本では、最近古書の評価は下がり続けていますから・・・。

◎質問者からの返答

日本はヨーロッパに比べて書籍の値段が安いと思うのですが、本に対する認識も少し違うのかもしれませんね。日本人は新品が好きですし。参考になりました。ありがとうございました。

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