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人生について、「美しく生るためには死をも厭わない」という考え方と、「どれほど醜くとも生き延びる方がよい」とする考え方があります。それぞれなるべく有名な作品を例にあげた上で、あなたが理想とするのはいずれか、ご回答ください。なお、どっちつかずの作品の提示と、ダブりはなるべくご容赦を。

●質問者: hkt_o
●カテゴリ:書籍・音楽・映画
✍キーワード:あなた 人生 理想
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 11/11件

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1 ● kurupira
●15ポイント

罪と罰 (上巻) (新潮文庫)

罪と罰 (上巻) (新潮文庫)

  • 作者: ドストエフスキー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

私は後者の考えに同意します。

この本を読んで、人の考える罪と罰というのは

あやふやな物なのではと思いました。

そう考えたら今まで自分がした悪いと思ってたことに対して、

あまり深刻に考えなくても良いんじゃないかと。

でも真剣に考えることはもちろん必要ですけど。

◎質問者からの返答

「それぞれ」とお願いしたつもりです。つまり、あなたの理想と異なる価値観を奉じた作品もご提示いただきたい。なぜ両方をご提示いただきたいのかといえば、私の質問文に対する回答者の解釈を、両極端の作品を結んだ「線」として掴み取りたいからです。

さて、「罪と罰」ですが、私は未読です。残念無念。「なるべく有名な」としたのは、私が知らない作品では回答を理解できないから、なのでした。


2 ● keii-i
●20ポイント

Amazon.co.jp: かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1): リチャード・バック, 五木 寛之, Richard Bach: 本

ええと、こちらが美しく…のほうで

http://comics.yahoo.co.jp/10days/matumoto01/gannsoda01/list/list...

Yahoo!コミック

こちらが醜くても…

後者は有名かどうかは、質問された方の生きてきた年数によるのかも知れませんが、私にとっては、ということでご勘弁を。理想とするのは後者です。多感な高校生のころに前者の「かもめの〜」と後者の「四畳半シリーズ」に出会って、とにかく生きる!という基本方針が決まりましたねぇ。生きていれば、美しくもあれ、好きなこともでき…だと思ったりするわけです

◎質問者からの返答

前者が「かもめのジョナサン」で後者が「元祖大四畳半大物語」ですね。ご心配の後者、運よく既読でありました。

予想通り、「生きる」ことを重視する回答が連続しているわけですが、私自身は「美しさ」を重視する立場です。生きることが、どれほど醜い行動を人に強いるか、という問題は無視できないと思うのです。

> 生きていれば、美しくもあれ、好きなこともでき…

なるほど、そうであるとして、後に美しくあるために、今、醜悪でよいのか。それでも生きてしまう、というのはともかくとしてですね、それを肯定的に考えるか、否定的に考えるか、というのは大きな違いだと思います。

「精神の死を回避する手段」として非行に走る中学生・高校生を描いた小説など、無数にあるわけですが、私はそれらについて賛同したことがありません。大人が、こうして「生きることを全肯定してしまう」からいけないんだ、なんて、中高生の頃には強く強く思っていたものです。

さて、私は単に思ったことのメモとしてコメントを書いているだけなのであって、以降の回答者はこれを気にせず回答に専念されることを期待します。


3 ● mimibukuro
●20ポイント

魁!!男塾 (20) (集英社文庫―コミック版)

魁!!男塾 (20) (集英社文庫―コミック版)

  • 作者: 宮下 あきら
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫

モンテ・クリスト伯 痛快世界の冒険文学 (15)

モンテ・クリスト伯 痛快世界の冒険文学 (15)

  • 作者: アレクサンドル デュマ 村松 友視
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 単行本

うーん、漫画も大丈夫でしょうか。特に指定がなかったので両方小説で揃えようかと思ったんですが、どうもイマイチがつんとインパクトがあり、かつ有名なものが思いつかず…漫画ダメだったらゴメンナサイ。

男塾→見た目は、カナリ濃いですが、友情やらなにやらのために命がけです。日本男児の生き様(塾歌にもある…というかそれもはっきり覚えている自分に愕然としました)ってやつです。何かのために命を落とすことが美しいのではなく、「命をかけるだけの何かがある」ということが美しいと思いますし好きです。

「モンテ・クリスト伯」→岩窟王ですね。児童文学選に入っているものを何度も読みました。復讐のために生き長らえる彼の生に対する執念には敬服します。

が、せっかく生き延びても復讐が目的なのはむなしい。復讐する相手にも愛する人がいて、家族がいることを考えると複雑な気持ちです。殺すために生き延びる?そんなの、終わらない憎しみの連鎖を生むだけなような。理解できなくて何度も何度も読みました。私にも人を憎んだり嫌ったりする気持ちはありますが、それでも、何だかちょっと受け入れらない生き方です。

オープン済みの回答を見て、いろいろ考えました。

やっぱり私は前者です。

生き続けることだけを目的とはしたくないと思います。

あ、男塾、ダメでしたら、ポイントお返しします。

◎質問者からの返答

漫画でもまったくかまいません。ただ、小説にしろ漫画にしろ、かなり有名な作品にしていただかないと、未読の可能性があります。未読だと困るんですね、私が回答を判断できないので。

さて、「魁!!男塾」ですが、これは既読でした。

> 「命をかけるだけの何かがある」ということが

> 美しいと思いますし好きです

なるほど。実際のところ、近年は「生きる」ことの価値が非常に高く見積もられるようになった結果、「生きるため」という言い訳がジョーカーのように万能で通用する傾向があるように思います。

一方、唯一それに対抗しうる価値観として広く通用しているのが「子どものため」であって、子どもも面倒なもの背負わされちゃって大変ですよね。「人生の目的」の自家発電というか、「生まれてきた意味」を自ら作り出す構造、なんだか歪だと思うのは私だけでしょうか。

ちなみに動物は、子どもを殺しますからね。自分は死んでも子どもは生かすなんて、例外なんです。子は死んでもまた作れる。親が死んだら子は生きられない。親が死んでも社会が助けるなんて、ふつう動物のすることではない。

「モンテ・クリスト伯」……実は私も、児童文学としてリライトされたバージョンしか読んだことがありません。元の本は長過ぎます(笑)

> 殺すために生き延びる?

この手の話は、かなり多いですね。作者はたいてい、一方に肩入れするわけなのですが……。

私が納得できないのは、大ボスをやっつけるために、関係者をドンドン殺してしまう作品があること。物語の展開上、そうしないと大ボスに復讐できないわけなんですが、そうして殺されてしまうキャラクターだって、やっぱり人間でしょう? と疑問に思わないわけにはいきません。

映画「椿三十郎」では、主人公がきちんと「無益な人殺しをしてしまった」と反省しているのですが、水戸黄門とか、そのへん、どうなっているんですかね。


4 ● 1500曲を突破♪
●30ポイント

堕落論 (新潮文庫)

堕落論 (新潮文庫)

  • 作者: 坂口 安吾
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

葉隠

葉隠

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • メディア: 単行本

葉隠入門 (新潮文庫)

葉隠入門 (新潮文庫)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

後者の代表格が「堕ちよ生きよ」というメッセージを持った坂口安吾の「堕落論」、ほかにもこちらのリーグには加盟選手が多いようですね、あんまり読んでないですけどサルトルとかカミュなんかがそうだと思います。

美も醜も何をもって美と醜するかは分かちがたいですからね、例えばジャン・ジュネとか、

だから、生きるか死ぬかの問題となれば、

死ぬ死ぬリーグの方には「武士道とは死ぬこととみつけたり」というメッセージだか結論だかの「葉隠」というのがありますね。三島由紀夫の「葉隠入門」というほうしか読んだことないですけど、中身、忘れちゃいました。

生きてる分には汚れてしまうのはあたりまえで、その汚れが醜く映るかどうかという問題ですね。そのへんは(恐ろしいことに)顔に出てしまうようですね。

美醜は、おそらく角度を変えると善悪というふうに見えてくるかもしれないし、そうした美醜や善悪を超えたひとつの彼岸といった地帯(=ゾーン)があって、そこではたぶん生死もごちゃまぜのようですね。毎日生きることが毎日少しづつ死ぬことあったりと、結局、人間ほっといても(というか)ほっとけば死ぬわけですから、それまでにどうれだけ生きるか、そのときにどう生きるか、そこにご質問者の美醜の問題があるのでしょうね。どうとどれだけも渾然一体になってるわけですけど。陰陽とか深くて広くてカラッポでわけわかんなくなりますね。

◎質問者からの返答

「葉隠」は、常在の死の中で生きよ、という話だったはずで、つまり武士は死を覚悟するというより、もともと死んでいるものであると。そのつもりで生きれば、信念が鈍ることもないというようなことをいっていたんじゃなかったかなあ。死ぬのは素晴らしいことだとか、死に方が大切だ、とかいっているのではなくてですね。

> 「堕ちよ生きよ」というメッセージを

> 持った坂口安吾の「堕落論」

そういう話でしたっけ? あのエッセイ。まあ、「そうだ」といわれれば、否定もし難いのですが。記憶の中のイメージと違うのですが、

> 渾然一体になってるわけです

というわけで、今晩はココまで。続きは明日。


5 ● kugenumac
●30ポイント

ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)

ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)

  • 作者: オスカー ワイルド
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: 文庫

イリアス〈上〉 (ワイド版岩波文庫)

イリアス〈上〉 (ワイド版岩波文庫)

  • 作者: ホメロス
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 単行本

ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

  • 作者: ジェイムズ ジョイス
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫

すぐに思いついたのは「美しく生きる」ために死んでいったドリアン・グレイです。

あと、『イリアス』に登場するアキレウスも自分の死期を知らされながらも、

あくまで戦いに勝つことにこだわっていたので、

美しく生きるために死をも顧みず戦いつづけ、死んでいったといえそうです。

もうひとつは、20世紀の最高傑作『ユリシーズ』の主人公ブルーム。

とにかく平凡、家に帰ると妻がベッドで眠っている。

でもその妻はついさっきまでそのベッドで浮気をしていた。

その相手もわかっている。だがブルームは妻になにも言わない。

そして眠る妻の顔を見て、すべてを受け入れ、許してしまう。

妻の不貞を許してしまう優しい男ブルームは、

どれほど醜くとも生きるほうがよい、

という土台の上に生きている代表的な人物だと思われます。

◎質問者からの返答

妻の不貞を許すのが醜い生き方かどうかは判断のわかれるところであって、作者がそのことについて否定的に扱っているかどうかが作品としてはポイントになろうかと思います。つまり、醜いことは承知で、しかし生きるためなら……というのが私の求めた事例であり、多数派の判断とは関係なく、作者がその行為を美しいと判断しているのであれば、話は違うというわけです。「ユリシーズ」がいずれであったか、思い出せません。

私が読んだ「ユリシーズ」は図書館の単行本でした。2年も前に文庫になっていたとは。買って再読してみたいですね。

「ドリアン・グレイの肖像」は未読。残念無念。「イリアス」はリライトされたバージョンしか知りませんが、まずまず納得です。

申し訳ありませんが、以下、コメントは儀礼的なものにとどめます。


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